アン・ダウド

受賞
エミー賞
	助演女優賞（ドラマシリーズ部門）; 2017年『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
その他の賞

アン・ダウト; Ann Dowd
	2012年撮影
生年月日	1956年1月30日（68歳）
出生地	マサチューセッツ州
国籍	アメリカ合衆国
職業	俳優
活動期間	1985年 -
配偶者	Lawrence "Larry" Arancio（1984年 - ）
主な作品
	映画; 『フィラデルフィア』; 『コンプライアンス服従の心理』; 『サイド・エフェクト』; 『ヘレディタリー/継承』; 『対峙』テレビドラマ; 『グッド・ビヘイビア』; 『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
受賞
エミー賞
	助演女優賞（ドラマシリーズ部門）; 2017年『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
その他の賞
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アン・ダウド（Ann Dowd, 1956年 1月30日^[1] - ）は、アメリカ合衆国の女優。

来歴[編集]

マサチューセッツ州出身。

マサチューセッツ州のウースターにあるホーリークロス大学のメディカルスクール進学準備課程在学中に女優になることを決心した^[2]。1978年に卒業した彼女はデポール大学の演劇学部で勉強を続けた。1993年に彼女は舞台『カンディダ（英語版）』での演技を評価され、クレランス・ダーウェント賞（英語版）を獲得している^[2]。

ダウドは『Dr.HOUSE』、『Xファイル』、『サード・ウォッチ』、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』などのテレビシリーズに登場した。彼女が出演した映画には、『ロレンツォのオイル』、『フィラデルフィア』、『ゴールデンボーイ』、『終わりで始まりの4日間』、『父親たちの星条旗』などがある。

2017年に出演したHuluのテレビシリーズ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』で侍女らの訓練担当（おば）・リディアを演じエミー賞助演女優賞（ドラマシリーズ部門）を受賞^[3]。

主な出演作品[編集]

映画[編集]

公開年	邦題原題	役名	備考
1985	ファースト・ステップス First Steps	デビー	テレビ映画
1990	グリーン・カード Green Card	ペギー
1992	ロレンツォのオイル Lorenzo's Oil	小児科医
1993	フィラデルフィア Philadelphia	ジル・ベケット
1994	あなたに降る夢 It Could Happen to You	キャロル
1995	サバイバルガイド Bushwhacked	ミセス・パターソン	日本劇場未公開
1996	ビーグル犬シャイロ Shiloh	ルイーズ・プレストン	日本劇場未公開
1997	オール・オーヴァー・ミー All Over Me	アン
1998	ゴールデンボーイ Apt Pupil	モニカ・ボーデン
1999	ビーグル犬シャイロ2 Shiloh Season	ルイーズ・プレストン	日本劇場未公開
2001	目覚めの季節エイミーとイザベル Amy & Isabelle	レノラ	テレビ映画
2004	終わりで始まりの4日間 Garden State	オリヴィア	日本劇場未公開
	クライシス・オブ・アメリカ The Manchurian Candidate	ベケット
	フォーガットン The Forgotten	アイリーン
2005	ベティ・ペイジ The Notorious Bettie Page	エドナ・ペイジ
2006	ビーグル犬シャイロ3 -最終章- Saving Shiloh	ルイーズ・プレストン	日本劇場未公開
2006	父親たちの星条旗 Flags of Our Fathers	ミセス・ストランク
2007	アリスは悩める転校生 Alice Upside Down	サリーおばさん	日本劇場未公開
2008	マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと Marley & Me	ドクター・プラット
2009	Taking Chance	グレッチェン	テレビ映画
2009	インフォーマント! The Informant!	ケイト・メドフォードFBI捜査官
2012	コンプライアンス服従の心理 Compliance	サンドラ
2012	バチェロレッテあの子が結婚するなんて! Bachelorette	ヴィクトリア
2013	サイド・エフェクト Side Effects	マーティンの母親
2013	ギミー・シェルター Gimme Shelter	キャシー	日本劇場未公開
2014	ヴィンセントが教えてくれたこと St. Vincent	シャーリー
2014	クライム・ヒート The Drop	ドッティー	日本劇場未公開
2015	選挙の勝ち方教えます Our Brand Is Crisis	ネル	日本劇場未公開
2018	アメリカン・アニマルズ American Animals
	ヘレディタリー/継承 Hereditary	ジョーン
	ナンシー Nancy	ベティ・フリーマン
2020	レベッカ Rebecca	ホッパー夫人
2021	対峙 Mass	リンダ
2022	The Independent	パトリシア・ターンブル
2023	エクソシスト信じる者 The Exorcist: Believer	アン

テレビシリーズ[編集]

放映年	邦題原題	役名	備考
1995	シカゴ・ホープ Chicago Hope	エレノア・ロバートソン	エピソードGrowth Pains
1997-1998	Nothing Sacred	Sister Maureen 'Mo' Brody	計20話出演
1999	プロビデンス Providence	メアリー	エピソードHome Again
1999	X-ファイル The X-Files	ミセス・リード	第7シーズン第5話「ラッシュ」
1999-2000	ジャッジング・エイミー Judging Amy	ミセス・スクリーウィー	計2話出演
2000	NYPDブルー NYPD Blue	アン・コリンズ	エピソードAlong Came Jones
2000	フリークス学園 Freaks and Geeks	クッキー・ケリー	計2話出演
2001	ジ・エデュケーション・オブ・マックス・ビクフォード The Education of Max Bickford	ジーン	計3話出演
2001	LAW & ORDER:性犯罪特捜班 Law & Order: Special Victims Unit	ルイーズ・ダーニング	第2シーズン第13話「哀しい復讐」
2002-2003	サード・ウォッチ Third Watch	ベス・マーカム巡査部長	計3話出演
2003	LAW & ORDER:性犯罪特捜班 Law & Order: Special Victims Unit	サリー・ウィルキンス	第4シーズン第25話「冷血な殺人」
2004	LAW & ORDER:犯罪心理捜査班 Law and Order: Criminal Intent	ローリー・マノッティ	第4シーズン第9話「孤独な天才」
2004	Dr.HOUSE House M.D.	修道院長	第1シーズン第5話「疑惑」
2011	PAN AM/パンナム Pan Am	マージョリー	第9話「危険な賭け」
2013-2014	マスターズ・オブ・セックス Masters of Sex	エスタブルックス・マスターズ	計7話出演
2014	オリーヴ・キタリッジ Olive Kitteridge	ボニー・ニュートン	計4話出演
2014	TRUE DETECTIVE/二人の刑事 True Detective	ベティ・チャイルドレス	第8話「暁光」
2014-2017	LEFTOVERS/残された世界 The Leftovers	パティ・レヴィン	計21話出演
2016	クォーリーと呼ばれた男 Quarry	ナオミ	計4話出演
2016-2017	グッド・ビヘイビア Good Behavior	ロンダ・ラシーバー	TNTドラマ計10話出演
2017-	ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 The Handmaid's Tale	リディア	エミー賞助演女優賞（ドラマシリーズ部門）受賞（2017年）

出典[編集]

^ Date of birth, familysearch.org; accessed May 31, 2014.
^ ^a ^b “Alumni Success Stories - Ann Dowd '78”. Holy Cross Website. 2011年1月26日閲覧。
^ “『ハンドメイズ・テイル』、シーズン2配信開始直後にシーズン3へ更新！”. 海外ドラマNAVI (2018年5月12日). 2018年9月20日閲覧。

外部リンク[編集]

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[1] Date of birth, familysearch.org; accessed May 31, 2014.

[HC-2] “Alumni Success Stories - Ann Dowd '78”. Holy Cross Website. 2011年1月26日閲覧。

[3] “『ハンドメイズ・テイル』、シーズン2配信開始直後にシーズン3へ更新！”. 海外ドラマNAVI (2018年5月12日). 2018年9月20日閲覧。

[1]

[2]

[3]

表話編歴プライムタイム・エミー賞ドラマ・シリーズ助演女優賞
1950年代 1960年代	バーバラ・ヘイル (1959) パメラ・ブラウン (1962) グレンダ・ファレル (1963) ルース・ホワイト (1964) リー・グラント (1966) アグネス・ムーアヘッド (1967) バーバラ・アンダーソン (1968) スーザン・セント・ジェームズ (1969)
1970年代	ゲイル・フィッシャー (1970) マーガレット・レイトン (1971) ジェニー・アガター (1972) エレン・コービイ (1973) ジョアンナ・マイルズ (1974) エレン・コービイ (1975) エレン・コービイ (1976) クリスティ・マクニコル (1977) ナンシー・マーシャン (1978) クリスティ・マクニコル (1979)
1980年代	ナンシー・マーシャン (1980) ナンシー・マーシャン (1981) ナンシー・マーシャン (1982) ドリス・ロバーツ (1983) アルフレ・ウッダード (1984) ベティ・トーマス (1985) ボニー・バートレット (1986) ボニー・バートレット (1987) パトリシア・ウェティグ (1988) メラニー・メイロン (1989)
1990年代	マーグ・ヘルゲンバーガー (1990) マッジ・シンクレア (1991) ヴァレリー・マハフェイ (1992) メアリー・アリス (1993) リー・テイラー＝ヤング (1994) ジュリアナ・マルグリーズ (1995) タイン・デイリー (1996) キム・デラニー (1997) カムリン・マンハイム (1998) ホランド・テイラー (1999)
2000年代	アリソン・ジャネイ (2000) アリソン・ジャネイ (2001) ストッカード・チャニング (2002) タイン・デイリー (2003) ドレア・ド・マッテオ (2004) ブライス・ダナー (2005) ブライス・ダナー (2006) キャサリン・ハイグル (2007) ダイアン・ウィースト (2008) チェリー・ジョーンズ (2009)
2010年代	アーチー・パンジャビ (2010) マーゴ・マーティンデイル (2011) マギー・スミス (2012) アンナ・ガン (2013) アンナ・ガン (2014) ウゾ・アドゥーバ (2015) マギー・スミス (2016) アン・ダウド (2017) タンディ・ニュートン (2018) ジュリア・ガーナー (2019)
2020年代	ジュリア・ガーナー (2020)
エミー賞 (プライムタイム・デイタイム・国際)

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