アンドレア・イアンノーネ
アンドレア・イアンノーネ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2010年 オーストラリアGP | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 |
1989年8月9日(34歳)[1] ヴァスト, イタリア | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
現在のチーム | ドゥカティ・チーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゼッケン | 29 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アンドレア・イアンノーネ (Andrea Iannone, 1989年8月9日 - ) は、イタリア・ヴァスト出身のオートバイレーサー。2013年はロードレース世界選手権MotoGPクラスに参戦中。
経歴
ミニバイクレースで活躍した後、アブルッツォ・ジュニア・チームからイタリア・スペインの国内ロードレース選手権、ヨーロッパ選手権に参戦し、安定した成績を残した。2005年には同チームからロードレース世界選手権125ccクラスにフル参戦を果たし、第15戦トルコGPでベストリザルトとなる10位に入賞、シリーズランキング19位に入った。
翌2006年はカンペテーラ・レーシングに移籍するが、シーズン途中に解雇されてしまった。第13戦マレーシアGPではWTRブラウエル・チームから出場の機会を得たが、腰骨を骨折してしまい、残りシーズンを欠場することになった[2]。結局この年は11レースの出場でシリーズ22位に終わる。2007年は同じくWTRチームからステファノ・ビアンコのチームメイトとしてフル出場を果たしたが、トルコGPでの9位がベストリザルト、シリーズ20位と成績は伸び悩んだ。
2008年はI.C. チームに移籍すると、ウェットレースとなった第4戦中国GPで初優勝を遂げた。また第17戦マレーシアGPでは初のポールポジションを獲得し、シリーズランキングは10位と大きく成績を伸ばした。
翌2009年も同チームに残留(チーム名はオンガッタ・チーム I.S.P.A.に改称)、ワークスマシンのRSA125を得たイアンノーネは開幕戦カタールGP、第2戦日本GPと2連勝、第6戦カタルニアGPではトップを走行していたフリアン・シモンがファイナルラップに周回数を勘違いしてスローダウンしたおかげで3勝目を挙げるなどの活躍を見せ、シーズン中盤まではチャンピオン争いのトップに立っていた。しかしシーズン後半、第13戦サンマリノGPではファイナルラップにトップを走行中にポル・エスパルガロを巻き込んで転倒するなどリタイアが重なり、最終的なランキングは7位にまで落ちてしまった。またそのサンマリノGPでの転倒後、冷静さを失ったイアンノーネはエスパルガロに頭突きを食らわせてしまい、罰金のペナルティを受けている[3]。
2010年は元グランプリライダーのルカ・ボスコスクーロが率いるスピードアップ・チームからガボール・タルマクシをチームメイトに、新しく始まったMoto2クラスに参戦した[4]。イアンノーネは第4戦イタリアGP、第6戦ダッチTT、第13戦アラゴンGPと、この年のチャンピオンとなるトニ・エリアスの次に多いシーズン3勝を挙げる活躍を見せた。いずれのレースもポールポジションからスタートし、独走で逃げ切る圧倒的な勝利だった。しかし第7戦カタルニアGPでは黄旗区間での追い越し、第12戦サンマリノGPではフライングスタートでペナルティを受けるなどのミスが祟り、年間ランキングでは未勝利ながら安定した成績を残したフリアン・シモンに2ポイント差で競り負けて3位に終わった。
2011年シーズンはイアンノーネの父親と、バレンティーノ・ロッシのアシスタントである“ウーチョ”ことアレッシオ・サルッチが中心となり結成されたスピードマスター・チームに移籍、Moto2クラスに継続参戦する[5]。年間3勝をあげ年間ランキング3位で終了する。
2012年シーズンは再びスピードアップ・チームへ復帰し、第5戦カタルーニャGPでは2011年14戦日本GP以来となる優勝を逆転で果たす。母国開催の第9戦イタリアGPではポル・エスパルガロとの一騎打ちを制し2回目のイタリアGP勝利を果たし、3年連続シーズン年間ランキング3位となった。
2013年シーズンはMotoGPクラスにステップアップし、ドゥカティのサテライトチームであるプラマック・レーシングより参戦する。
ロードレース世界選手権 戦績
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
シーズン | クラス | バイク | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 順位 | ポイント |
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2005年 | 125cc | アプリリア | SPA 21 |
POR 26 |
CHN 18 |
FRA 23 |
ITA 16 |
CAT 11 |
NED 26 |
--- | GBR Ret |
GER Ret |
CZE 11 |
JPN 13 |
MAL 18 |
QAT 19 |
AUS Ret |
TUR 10 |
VAL 15 |
20位 | 20 | |
2006年 | 125cc | アプリリア | SPA 15 |
QAT 13 |
TUR 15 |
CHN 13 |
FRA 9 |
ITA Ret |
CAT 17 |
NED Ret |
GBR 17 |
GER 24 |
--- | CZE | MAL Ret |
AUS | JPN | POR | VAL | 22位 | 15 | |
2007年 | 125cc | アプリリア | QAT 15 |
SPA 12 |
TUR 9 |
CHN 11 |
FRA Ret |
ITA Ret |
CAT 17 |
GBR 15 |
NED 20 |
GER 24 |
--- | CZE Ret |
SMR 14 |
POR 18 |
JPN 10 |
AUS 20 |
MAL 18 |
VAL 20 |
20位 | 26 |
2008年 | 125cc | アプリリア | QAT 14 |
SPA 18 |
POR 11 |
CHN 1 |
FRA 5 |
ITA 12 |
CAT Ret |
GBR Ret |
NED 8 |
GER 11 |
--- | CZE 9 |
SMR 6 |
IND Ret |
JPN Ret |
AUS 4 |
MAL 10 |
VAL 6 |
10位 | 106 |
2009年 | 125cc | アプリリア | QAT 1 |
JPN 1 |
SPA 19 |
FRA 7 |
ITA Ret |
CAT 1 |
NED 4 |
--- | GER 7 |
GBR Ret |
CZE 3 |
IND Ret |
SMR Ret |
POR Ret |
AUS 8 |
MAL 8 |
VAL Ret |
7位 | 125.5 | |
2010年 | Moto2 | スピードアップ | QAT 19 |
SPA Ret |
FRA 4 |
ITA 1 |
GBR 12 |
NED 1 |
CAT 13 |
GER 2 |
--- | CZE 3 |
IND 4 |
SMR Ret |
ARA 1 |
JPN 13 |
MAL 3 |
AUS 3 |
POR 21 |
VAL 2 |
3位 | 199 |
2011年 | Moto2 | スッター | QAT 2 |
SPA 1 |
POR 13 |
FRA Ret |
CAT 15 |
GBR 16 |
NED 12 |
ITA 5 |
GER 14 |
--- | CZE 1 |
IND 11 |
RSM 3 |
ARA 2 |
JPN 1 |
AUS 8 |
MAL 9 |
VAL 11 |
3位 | 177 |
2012年 | Moto2 | スピードアップ | QAT 2 |
SPA 14 |
POR 5 |
FRA 4 |
CAT 1 |
GBR 4 |
NED 2 |
GER 16 |
--- | ITA 1 |
IND 9 |
CZE 4 |
RSM 3 |
ARA 4 |
JPN 18 |
MAL 6 |
AUS Ret |
VAL 11 |
3位 | 193 |
2013年 | MotoGP | ドゥカティ | QAT 9 |
AME 10 |
SPA Ret |
FRA 11 |
ITA 13 |
CAT Ret |
NED 13 |
GER DNS |
USA | IND 11 |
CZE 9 |
GBR 11 |
RSM Ret |
ARA 10 |
MAL Ret |
AUS 8 |
JPN 14 |
VAL Ret |
12位 | 57 |
2014年 | MotoGP | ドゥカティ | QAT 10 |
AME 7 |
ARG 6 |
SPA Ret |
FRA Ret |
ITA 7 |
CAT 9 |
NED 6 |
GER 5 |
IND Ret |
CZE 5 |
GBR 8 |
RSM 5 |
ARA Ret |
JPN 6 |
AUS Ret |
MAL DNS |
VAL 22 |
10位 | 102 |
2015年 | MotoGP | ドゥカティ | QAT 3 |
AME 5 |
ARG 4 |
SPA 6 |
FRA 5 |
ITA 2 |
CAT 4 |
NED 4 |
GER 5 |
IND 5 |
CZE 4 |
GBR 8 |
RSM 7 |
ARA 4 |
JPN Ret |
AUS 3 |
MAL Ret |
VAL Ret |
5位 | 188 |
脚注
- ^ “Andrea Iannone”. MotoGP.com. Dorna Sports. 2015年1月2日閲覧。
- ^ http://www.motogp.com/ja/node/475617
- ^ http://www.motogp.com/ja/news/2009/Iannone+offers+apology+to+Espargar+0
- ^ http://motograndprix.motorionline.com/2009/11/07/moto2-talmacsi-e-iannone-con-il-team-speedup/
- ^ http://www.motogp.com/ja/news/2010/iannone+reviews+valencia+race
外部リンク