アンドレアス・コフラー
獲得メダル | ||
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アンドレアス・コフラー(2010年3月14日) | ||
オーストリア | ||
男子 スキージャンプ | ||
オリンピック | ||
金 | 2006 トリノ | ラージヒル団体 |
銀 | 2006 トリノ | ラージヒル個人 |
金 | 2010 バンクーバー | ラージヒル団体 |
ノルディックスキー世界選手権 | ||
金 | 2007 Sapporo | ラージヒル団体 |
金 | 2011 Oslo | ノーマルヒル団体 |
金 | 2011 Oslo | ラージヒル団体 |
銀 | 2011 Oslo | ノーマルヒル個人 |
スキーフライング世界選手権 | ||
金 | 2008 Oberstdorf | 団体 |
金 | 2012 Vikersund | 団体 |
アンドレアス・コフラー(Andreas Kofler、1984年5月17日 - )はオーストリア、チロル州インスブルック出身のスキージャンプ選手。
プロフィール
18歳だった2002-2003シーズンからスキージャンプ・ワールドカップに参戦。表彰台に2回上がるなど活躍し、総合16位となった。しかしその後の2シーズンはあまり好成績は挙げられず、2003-2004シーズン総合21位、2004-2005シーズン総合40位に終わった。
2005-2006シーズンは好調で、2006年2月4日、ヴィリンゲン(ドイツ)でワールドカップ初優勝、好調のままトリノオリンピックに臨んだ。 最初のノーマルヒルこそ11位に終わったが、ラージヒルでは同僚トーマス・モルゲンシュテルンに次いで銀メダル、団体戦では金メダルを獲得した。このシーズンのワールドカップ総合で7位となっている。
翌2006-2007シーズンはワールドカップで3度2位になるなど総合7位、世界選手権(札幌)では団体で金メダルを獲得、2008年のスキーフライング世界選手権でも団体金メダルを獲得した。
2008-2009シーズンは不振だったが2010年のスキージャンプ週間で総合優勝を果たした[1]。バンクーバーオリンピックでは個人ノーマルヒル19位、個人ラージヒルではメダルに1ポイント及ばず4位、団体では金メダルを獲得した。ワールドカップ総合は自己最高の4位となった。 2010-2011シーズンは開幕戦の個人ラージヒル(クーサモ)で優勝して以来一桁順位を続けて好調を維持、2011年ノルディックスキー世界選手権ではノーマルヒル個人で銀メダルを獲得、団体戦2種目で金メダルを獲得した。ラージヒルの団体ではホルメンコーレンジャンプ競技場のパッケンレコードとなる141.0mを記録[2]。ラージヒル個人でも4位だった。 総合3位で臨んだワールドカップ最終戦のフライングでは23位に終わってアダム・マリシュに抜かれ、総合4位に甘んじた。
2011-12シーズンは開幕から3連勝するなど絶好調でジャンプ週間第3戦にはシーズン5勝目をあげるなどランキング首位を走った。しかしそれ以後はやや成績が伸びず、結局総合順位ではアンデシュ・バーダル、グレゴア・シュリーレンツァウアーにつぐ3位となった。
ワールドカップ通算10勝(2位11回、3位9回)。 助走で左右に大きく手を広げる姿勢がトレードマーク。
脚注
- ^ コフラー、不振乗り越え栄冠 産経ニュース 2010年1月7日
- ^ FIS公式記録(PDF)
外部リンク
- FIS公式記録 (英語)
- アンドレアス・コフラー - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)(英語)
- Official Website (ドイツ語)