アンサンブル・ジェネシス

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アンサンブル・ジェネシス
別名 Ensemble Genesis
出身地 日本の旗東京
ジャンル クラシック音楽
活動期間 2005年 (2005) -
共同作業者 新垣隆
公式サイト [1]
メンバー 鈴木優人
山口幸恵
アンドレアス・ベーレン

アンサンブル・ジェネシスEnsemble Genesis)は、2005年に結成されたオリジナル楽器を駆使するクラシック音楽アンサンブルである。 創立者は、作曲家鍵盤楽器奏者の鈴木優人ヴァイオリニスト山口幸恵である[1]

あるテーマを与えられたバロックから現代までの幅広い作品を、オリジナル楽器で演奏することを使命とし、多くの新曲委嘱も行っている。

演奏形態

人数

演奏人数は2人から15人まで、編成に応じて自由な形態を取っている。

2人の場合は「デュオ・ジェネシス」、3人の場合は「トリオ・ジェネシス」と呼ばれる。

楽器

作品に応じて古楽器からモダン楽器まで(実際にはそれぞれの時代に応じるので2種類ではない)用いる楽器を使い分けることが特徴である。

現代の作曲家であっても、バロックの楽器のために作曲する場合もあるので、現代作品がつねにモダン楽器であるとは限らない。

メンバーと担当楽器

ほか

演奏された作曲家

新垣隆

アンサンブル・ジェネシスのレジデント・コンポーザーである。

  • 夏の庭

タナシス・デリギアニス

  • ハルピュイア
  • エウリディーチェの嘆き

小出稚子

  • 五人でまにまに

鈴木優人

演奏歴

日付 プログラム 演奏会場 備考
2005年9月7日 日本の旗渋谷、白寿ホール 立ち上げ公演
2005年12月16日 日本の旗渋谷、白寿ホール
2006年9月7日 日本の旗渋谷、白寿ホール
2007年5月1日 ドイツの旗 ドイツ、ウットゥム クルムホルン音楽祭
2007年9月7日 過ぎにし春 日本の旗渋谷、白寿ホール
2007年10月12日 オランダの旗 オランダアイントホーフェン
2007年10月13日 ドイツの旗 ドイツワイン街道キルヒハイム キルヒハイム・コンツェルト・ヴィンター音楽祭
2008年9月28日 微分音チェンバロ 日本の旗杉並、sonorium トリオ・ジェネシス
2008年9月28日 フーガの技法 日本の旗下北沢、mona records トリオ・ジェネシス
2009年3月19日 トリオ・ヴァージョン 日本の旗浦和、カフェ土瑠茶(ドルチェ) トリオ・ジェネシス
2009年3月20日 トリオ・ヴァージョン 日本の旗二本松二本松市コンサートホール
2009年3月 「光と影」 日本の旗NHK大阪放送局 NHKクラシック倶楽部収録

2009年〜2011年放映

2009年5月24日 デュオ・ジェネシス オランダの旗 オランダデン・ハーグ、Podium Vocale
2009年11月6日 デュオ・ジェネシス ドイツの旗 ドイツアウリッヒ
2009年11月7日 デュオ・ジェネシス ドイツの旗 ドイツレア
2009年11月8日 デュオ・ジェネシス ドイツの旗 ドイツヴィッツェンドルフ
2010年10月10日 舞曲 日本の旗横浜STスポット
2010年10月12日 舞曲 日本の旗東京大学900番教室
2010年10月13日 舞曲 ワークショップ 日本の旗横浜STスポット
2010年10月14日 舞曲 日本の旗ヨコハマ創造都市センター(YCC)
2011年9月2日 舞曲 スイスの旗 スイスチューリヒ 国際リコーダー・ビエンナーレ
2011年11月5,6日 エウリディーチェの嘆き[2] 日本の旗神奈川芸術劇場中小スタジオ
2013年4月28日 新 エウリディーチェの嘆き[3] ベルギーの旗 ベルギーコルトライク フランダース音楽祭

脚注

  1. ^ http://bachcollegiumjapan.org/profile/ensemble-genesis/
  2. ^ http://www.kaat.jp/detail?id=7586
  3. ^ http://www.festivalkortrijk.be/en-gb/f-program/63/the-grief-of-eurydice

外部リンク