アドルフ・シュルツ=エヴラー

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アドルフ・アンドレイ・シュルツ=エヴラーまたはシュルツ=エヴレルAdolf Andrey Schulz-Evler 1852年もしくは1854年12月12日 ラドム - 1905年5月15日 ワルシャワ)はポーランド人ピアニスト作曲家ワルシャワ音楽院に学び、ベルリンカール・タウジヒの薫陶を受けた後、1888年から1904年までハリコフでピアノの教授に就任。作品数は52点にのぼり、ピアノ曲歌曲があるが、すべて忘れられている。

特筆に価するのは、演奏至難なことで名高いトランスクリプションヨハン・シュトラウス2世の「美しき青きドナウ」の主題によるアラベスク Arabesken über Themen des Walzers An der schönen blauen Donau von Johann Strauß》であり、ヨゼフ・レヴィーンからホルヘ・ボレットアール・ワイルドに至るまで、数々のヴィルトゥオーゾのレパートリーとなっている。

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