よこたとくお
よこた とくお | |
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本名 | 横田徳男 |
生誕 |
1936年10月30日(87歳) 福島県 |
職業 | 漫画家 |
ジャンル | 学習漫画 |
代表作 |
『マーガレットちゃん』 『電気のひみつ』(ひみつシリーズ)他[1] |
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よこた とくお(1936年10月30日 - [2])は、日本の漫画家。福島県出身[1]。別名、横田徳男、横田とくお。
人物
福島県田村市(旧田村郡七郷)出身[3]。馬場のぼるに憧れ漫画家を目指す。中学時代に「毎日中学生新聞」に漫画を投稿し入選する[4]。上京し働きながら「漫画少年」誌に投稿を続ける。「漫画研究」に短編ギャグ作品が掲載され、「漫画研究」の投稿者の集会で赤塚不二夫、長谷邦夫らと会い、勧めにより石森章太郎が主宰する「東日本漫画研究会」の「墨汁一滴」に参加[5]する。
会社を辞し、赤塚不二夫と西荒川で共同生活をしながら、つげ義春の勧めもあり、貸本漫画家を目指す。1955年日昭館の貸本漫画『山びこ剣士』でデビュー[6]。1956年、手塚治虫発案による同人グループ「かこう会」に参加する。
1958年にトキワ荘の鈴木伸一の退去後の部屋に入居する。トキワ荘の[1]入居期間は、1958年 - 1961年[2]。1959年からは雑誌「少女クラブ」にギャグ漫画『アンコさん』を連載開始。初期の頃は少女漫画やギャグ漫画を主に描いていた。1961年にトキワ荘を赤塚不二夫と同時期に退去し、トキワ荘のちかくにあるアパートに住む。隣室は赤塚不二夫であった。1963年、七福人プロダクションに参加[7]する。同年、集英社が創刊した「週刊マーガレット」に「マーガレットちゃん」を連載し、好評を博す。この時期、「ぱっちりパコちゃん」や「あかんべー助」など、少年少女の多数の雑誌にギャグ漫画を発表する。
親交のあった石ノ森章太郎の誘いを受けて[1]、石ノ森の学習漫画「アスガード7」の作画を担当。これを契機に、学習漫画を多く描くようになり[1]、学習漫画界の第一人者として活躍を遂げるようになる[1]。 現在は学習漫画家の集まりであるLACの会の理事を務める。「建築工事の積算」など成人向けの学習漫画や「まんが北橘村史」など地域の歴史を解説する漫画など作品は多岐にわたる。
また、トキワ荘跡に設けられた記念碑の落成式には、アニメーターの鈴木伸一、漫画家の水野英子とともに招待された[8]。
主な作品
- マーガレットちゃん
- タマオキくん
- ロボットぽん助
- ぴんぼけハッピーくん
- コケ太とタケ子
- いじわるくん
- へんな子ちゃん(原作・赤塚不二夫)
- SPハーレー(原作・石ノ森章太郎)
- 日本史できごと365日事典
- 世界の偉人まんが伝記事典
- クイズきまりことば
- まんが方言なんでも事典
- はじめはじめのそのはじめ
- おもしろトイレ物語
- まんがことわざ事典
- 電気のひみつ(ひみつシリーズ)
- 自然のひみつ(ひみつシリーズ)
- まんが日本史事典1(ひみつシリーズ)
- キュリー夫人(伝記シリーズ)
- アンデルセン(伝記シリーズ)
- ファーブル(伝記シリーズ)
- エジソン(伝記シリーズ)
- ヘレンケラー(伝記シリーズ)
- キリンビール大学 醸造学部(キリンビールのWEB[1]上に掲載されている学習漫画)
- 法務省みんなともだち~マンガで考える「人権」~(法務省のWEB[2]上に掲載されている学習漫画)
出典
- ^ a b c d e f こざきゆう、よこたとくお、石原まこちん、うちやまだいすけ、うおりゃー!大橋 ほか、2013、『からだのひみつ』 〈学研まんが 大人のひみつシリーズ〉
- ^ a b 豊島区観光協会. “記念碑 トキワ荘のヒーローたち”. 2014年8月9日閲覧。
- ^ 日外アソシエーツ編集部『漫画家アニメ作家人名事典』1997年。ISBN 4816914234。
- ^ 藤子・F・不二雄『山びこ剣士 藤子・F・不二雄大全集』2013年。ISBN 9784091435071。
- ^ 長谷邦夫『漫画に愛を叫んだ男たち』2004年。ISBN 9784860290757。
- ^ 藤子・F・不二雄『山びこ剣士 藤子・F・不二雄大全集』2013年。ISBN 9784091435071。
- ^ 山内ジョージ『トキワ荘最後の住人の記録: 若きマンガ家たちの青春物語』2011年。ISBN 9784487805631。
- ^ “記念碑「トキワ荘のヒーローたち」除幕式” (2009年4月4日). 2006年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月9日閲覧。
関連項目
外部リンク
- よこたとくお - LACの会公式サイト内のよこたの作品を読むことができるサイト