まぼろしの世界

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まぼろしの世界
ドアーズスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル エレクトラ・レコード
プロデュース ポール・A・ロスチャイルド
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 3位(アメリカ[1]
  • ドアーズ アルバム 年表
    ハートに火をつけて
    (1967年)
    まぼろしの世界
    (1967年)
    太陽を待ちながら
    (1968年)
    テンプレートを表示

    まぼろしの世界』(まぼろしのせかい、STRANGE DAYS)はアメリカロックバンドドアーズの2枚目のアルバム1967年10月発売。

    この年の1月に発売されたデビュー作の成功によって、バンドは自信を持ってレコーディングにのぞむことができ、より強く彼らの世界が表現されている。このアルバムに収められた曲は、華やかな曲は少ないものの、実験精神に富みながらも、アルバム全体の統一感が保たれている。

    ジャケットは、曲芸師の一団が街を練り歩くというもので、他のドアーズのアルバムがメンバーの写真なのに対して、異彩を放っている。ちなみに、ジャグリングしているのはカメラマンのアシスタント、トランペット奏者はタクシー運転手を5ドルで雇って出演させた。

    エンジニアはブルース・ボトニック、プロデューサーはポール・A・ロスチャイルド。レーベルはエレクトラ

    『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500』に於いて、409位にランクイン[2]

    収録曲

    1. ストレンジ・デイズ Strange Days - 3:09
      • マンザレクのオルガンが曲全体に響き渡る中を、ジムが淡々と歌い上げる曲。後に、マンザレクの手によりミュージックビデオが撮影されている。
    2. 迷子の少女 You're Lost,Little Girl - 3:03
      • 後にクリーガーのソロ・アルバムでも取り上げられた。
    3. ラヴ・ミー・トゥー・タイムス Love Me Two Times - 3:16
    4. アンハッピー・ガール Unhappy Girl - 2:00
    5. 放牧地帯 Horse Latitudes - 1:35
    6. 月光のドライヴ Moonlight Drive - 3:04 ( 以上LP盤のA面 )
      • 元々はデビュー作に収録される予定のあった曲だが、完成に至らず、本作に収録された。
    7. まぼろしの世界 People are Strange - 2:12
    8. マイ・アイズ・ハヴ・シーン・ユー My Eyes Have Seen You - 2:29
    9. おぼろな顔 I Can't See Your Face in My Mind - 3:26
    10. 音楽が終わったら When the Music's Over - 10:59

    脚注

    外部リンク