まことじ

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まことじ
生誕 日本の旗 日本新潟県新潟市
職業 漫画家
活動期間 2008年 -
代表作 「壱億返済日記」など
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まことじは、日本漫画家新潟県新潟市出身。2014年3月現在『月刊アクション』(双葉社)で『月が爆発したので』を連載中。

経歴・人物[編集]

新潟商業高校を卒業後、国家公務員III種試験に現役合格して上京。税務職員として関東圏内で勤務するが、退職し専業の漫画家となる[1]

もともと、専業の漫画家になる前の2008年ころからニコニコ動画らき☆すたや、東方Projectの二次創作漫画を投稿していた。公務員が執筆活動をする場合は許可が必要だったので、無償で2009年にはひぐらしのなく頃にのアンソロジー本のイラストを執筆するなどしていた。しかし、ハーヴェスト出版から「税金の知識があって漫画を描けるのはまことじさんしかいない」と前金をテーマにした漫画を描くことを依頼される。単なるイラストを描くにとどまらず,本を出すのなら公務員を辞めざるをえないため、悩んだ末に退職し、2010年に「のうぜい!〜同人作家のための確定申告ナビ〜」を出版し商業デビューを果たす。商業デビュー後も、ニコニコ静画等に漫画を投稿するなどしている。

2013年にはクローン病と診断されたことを明らかにした[2]。また、クローン病は難病であることからネタになる、と考え、『クローン病日記』を執筆するなどしている。

もと税務職員の経歴があるためか、経済をネタにはさむことが多い。ニコニコ動画に投稿された作品でも、東方Projectのキャラクターが減価償却について語り合ったり、会社経営をする話を描いていたりした。

作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 杉江松恋 (2010年12月27日). “公務員と漫画家、今後の人生を考えたらどっちが楽しいかな(まことじvs.春原ロビンソン対談 前編)”. エキサイトニュース. 2019年7月9日閲覧。
  2. ^ 病気”. makotojiのブロマガ (2013年4月9日). 2019年7月9日閲覧。

外部リンク[編集]