ふしぎ犬トントン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ふしぎ犬トントン
ジャンル テレビドラマ
原作 高橋二三
企画 石井実
脚本 高橋二三
ほか
監督 前田陽一 (映画監督)
ほか
出演者 坂上忍
トントン(犬)
声の出演 滝雅也
増岡弘
音楽 石田勝範
はしだのりひこ
オープニング 「へんてこりんロック」
エンディング 「星がみつめてる」
言語 日本の旗日本語
時代設定 現代(1978年)
製作
プロデューサー 石井実
鍛冶昇
制作 フジテレビ
国際放映
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1978年10月30日 - 1979年4月23日
放送時間月曜19:00 - 19:30
放送枠フジテレビ月曜7時枠の連続ドラマ
放送分30分
回数23回
テンプレートを表示

ふしぎ犬トントン』(ふしぎけんトントン)は、国際放映製作のドラマフジテレビ系で1978年10月30日から1979年4月23日まで放映されたテレビドラマ。

概要[編集]

カギっ子の少年とぬいぐるみに変身する犬型宇宙人との交流を描いた児童向けドラマ[1][2]

国際放映が1973年に制作した『へんしん!ポンポコ玉』同様ぬいぐるみのキャラクターが物語の中心になっており、「全怪獣怪人 下巻」では本作品を『ポンポコ玉』に続く「アニクリエーション作品」の第3弾とする見解を示している[1]

このドラマの主演をきっかけに犬好きになった坂上忍は、TBS徳光和夫の逢いたい』という番組で、人生の恩人としてドッグトレーナー出海宏平と35年ぶりの再会をした[出典無効]

2014年9月26日TCエンタテインメントからDVD-BOXが発売された。

ストーリー[編集]

タローはUFOが残していった犬の姿をした宇宙人と出会う。その宇宙人は日本語をしゃべり頭は科学者並だが、猫が苦手で、「トントン」という音を聞くとぬいぐるみになってしまうのだった。

スタッフ[編集]


主題歌[編集]

  • OP「へんてこりんロック」作詞:保富康午、作曲:はしだのりひこ、編曲:石田かつのり、歌:はしだのりひこ
  • ED「星がみつめてる」作詞:保富康午、作曲:はしだのりひこ、編曲:石田かつのり、歌:はしだのりひこ

キャスト[編集]

  • 坂上忍(タロー・小学生:全話)
  • トントン(ふしぎ犬・宇宙人:全話)
  • 山田吾一(平間凡平・タローの父・ガードマン:第1・2・5~10・12・14・16~19・21~23話)
  • 田崎潤(六兵衛・平間家の向かいに住むおじいさん:第1・5・8・9・13話)
  • 天地総子(平間トシ子・タローの母・看護婦:第1・3~9・11・13~16・18・19・21~23話)
  • 桜むつ子(お杉・平間家の向かいに住むおばあさん:第1・5・8・9・13話)
  • 高田橋久子(ユミねえさん・平間家の近所に住むお姉さん:第1~5・7・8・10・11・13~17・19話)
  • 石山かつみ(三ノ宮先生・タローのクラスの担任:第1・3・9・12・15~18・21・23話)
  • 早乙女朋子(五十嵐リサ・小学生・自転車グループ「ブラックスネーク」リーダー:第1~21話)
  • 滝雅也(トントンの声・次回予告ナレーション:第1話~15話)
  • 増岡弘(トントンの声・次回予告ナレーション:第16話~)
  • 田辺和之(ノボル・小学生・「ブラックスネーク」メンバー:第1~3・5~7・9~23話)
  • 浜一(ススム 小学生:第1~8・10~16・20・21話)
  • 山崎清仁(タツオ 小学生:第1~6・8~12・14・15・18・19・21~23話)※ 第1・2話テロップ表記「山崎清人」
  • 財前正巳(ヒロシ・小学生・「ブラックスネーク」メンバー:全話)
  • 松久明弘(アキラ・小学生・「ブラックスネーク」メンバー:第1~3・5~7・10~13・16~21話)
  • 福谷光一(ノブヒコ 小学生:第1~8・10・11・13~16・20・21話)
  • 佐伯貴宏(小学生:第1~5・8話)
  • 村上留美(浅丘まゆみ 小学生・タローのクラスの転校生:第21~23話)
  • 田遠実

放映リスト[編集]

放送日 サブタイトル ゲスト
第1話 1978年
10月30日
「宇宙からきた犬」 小野寺嗣夫早川かおる大久保悟
第2話 11月6日 「ワンちゃん大脱走」 戸塚孝石井京子小椋基広長藤尚子門脇三郎

都家歌六鹿島信哉柳谷寛(宮田)、大坪日出代(主婦)、関敬六(犬塚)

第3話 11月13日 「消えたエンドマーク」 福岡正剛松野雄司大久保悟藤井京子加藤みはる住吉由美子加藤茂雄夏木順平
第4話 11月20日 「おーい! 母さん星」 久里千春(香月美子)、杉本司川内修池田光隆

浅田善幸長谷川忠雄割石和也青木和代夏瀬夕子

曽我廼家一二三(管理人)、関保之(訓練士)

第5話 11月27日 「初恋よ こんにちわ」 斉藤こず恵(みどり)、田鍋友啓(柳 京一郎)、前田昌明(敬三)、

久保田民栄(秋子)、井口恭子(静代)

第6話 12月4日 「男と男の国際デート」 はしだのりひこ(ハクサン)、原ひさ子小野田英一川島一平千葉裕子(女性アナウンサー)
第7話 12月11日 「ドタバタ楽団大さわぎ」 スラップスティック(ドタバダーズ):野島昭生(野山)、

曽我部和行(曽父江)、神谷明(上条)、古川登志夫(古沢)、

古谷徹(三ツ谷)、入江正夫山野雄治岩崎正信

第8話 12月18日 「にせもの ほんもの」 加納竜(白峰大介)、堺左千夫(阪東刑事)、増田恵美(少女)、

栗田洋子(大介の恋人)、川島祐介村尾幸三金沢淳一

第9話 12月25日 「タローのクリスマスプレゼント」 船場牡丹松沢千恵加藤みはる野川愛劇団ひまわり三角八郎(主人)、竹原邦枝(葉子)
第10話 1979年
1月8日
「青い目をしたお人形」 キャサリン・ウィトック(メリー)、渡辺三枝子田中和人

岩瀬裕美鎌田富士子エス・ウンガン津野哲郎(入国管理官)

第11話 1月15日 「わんぱく戦争どかん」 吉田義夫(大国弥三郎)、平田京子伊藤千枝子中島秀夫神田盟子伊庭隆
第12話 1月22日 「カウボーイとお弁当」 伊藤康臣(中野剛太)、五月晴子(かよ子)、白木真理(泉さえ子先生)、

築地博坪井康宏福永康彰薄井伸一岡田正明(カズ夫)

第13話 1月29日 「愛の逆転ホームラン」 松田洋治(マサオ)、伊東しず子平山裕美佐藤由美
第14話 2月5日 「ちょうだい! そのマイホーム」 大泉滉(大宅)、鷲尾真知子(茂子)、直木悠斉藤利絵草間璋夫鈴木輝江(早苗)
第15話 2月12日 「鬼さんへのプレゼント」 玉川良一(鬼カン先生)、竹原邦枝劇団日本児童劇団ひまわり池田生二(校長先生)
第16話 2月19日 「算数×0点=家庭教師」 劇団ひまわり劇団日本児童高橋ナナコ(石倉薫)、堀田佳久(石倉 瞳)
第17話 2月26日 「ガードマンVS白頭巾」 松崎真及川ヒロオ久里みのる晴海勇三柴田聡

内田三樹也石川隆昭鈴木紀子新みのる東治幸若駒プロ若尾義昭

第18話 3月5日 「忠犬ハチ公知ってるかい」 清水めぐみ(絹子)、森田美友紀谷山三朗志村幸江

松本七美劇団ひまわり依田英助(忠犬ハチ公の声)

第19話 3月12日 「赤ちゃんがいっぱい」 中沢優子安部可菜子邦創典佐々木梨里(英子)
第20話 3月19日 「トントン大集合」 塩沢とき(百合子)、坂入真由美桑原恵子有川雄司

劇団ひまわり、邦創典(老人の声)、中真千子(主婦)

第21話 3月26日 「ぼくたちのガールフレンド」 角田淑子有崎由見子(光代)
第22話 4月16日 「カミシバイの名探偵」 殿山泰司(草平)、中村万里桑原恵子王貞昌小野晃弘

高野慎一大場利明夏木順平恵千比絽劇団ひまわり

第23話 4月23日 「ひとりと一匹 春の海」 志賀真津子(文代)、菅沼赫(獣医)、江上真吾永浜三千子

劇団ひまわり杉田俊也(老犬ナミの声)、沢井桃子(なぎさ)

脚注[編集]

  1. ^ a b 全怪獣怪人』 下巻、勁文社、1990年11月30日、388頁。ISBN 4-7669-1209-8。C0676。 
  2. ^ 宇宙船SPECIAL ’70年代特撮ヒーロー全集』監修 金田益実、朝日ソノラマ、1998年5月30日、204頁。ISBN 4-257-03533-1 
フジテレビ 月曜19時台前半枠
前番組 番組名 次番組
一球さん
【ここまでアニメ枠
ふしぎ犬トントン
【当番組より特撮番組枠