ならず者戦闘部隊 ブラッディウルフ
『ならず者戦闘部隊 ブラッディウルフ』は1988年にデータイーストから発売されたアーケードゲーム。『戦場の狼』などと同じトップビュー型のアクションシューティングだが、ステージによって四方に任意スクロールするのが特徴。翌1989年にはPCエンジンにややアレンジされて移植された。
ストーリー
特殊部隊ブラッディウルフに所属する主人公は大統領救出の命を受け、敵地に単身突入する。
特殊戦闘部隊"BLOODY WOLF"(血だらけの狼)」に所属する2人の男たちに、ある日極秘任務が言い渡された。 「大統領が拉致された。敵は狂気の傭兵軍団だ。注意して進め!」 男たちは出発した。一国の命運は、2人の勇敢な男たちに託されたのだった。 "BLOODY WOLF"彼らは別名"ならず者戦闘部隊"と呼ばれていた・・・。
概要
「戦場を単騎で駆ける無敵の兵士」という設定は、映画『ランボー』(1982)以降ハリウッド映画によく見られるお約束で、ゲームとしても『フロントライン』(タイトー、1982年)、『戦場の狼』(カプコン、1984年)、『怒 IKARI』(SNK、1986年)など、スタンダードなシューティングの題材である。本作も例外ではなく、純粋にゲームとして見た場合それほど目新しい要素はない。基本武器はマシンガンと手榴弾、特殊武器は現地調達、時には乗り物を奪取、捕虜を救出して情報収集など、ほぼフォーマット通りの作りである。
データイーストを代表するキャッチ「アツクテシヌゼ」はこのゲームに登場する火炎放射器を持った中ボスのセリフが元である(なお、更なる元ネタは『北斗の拳』である)。
PCエンジン版
PCエンジンでは、家庭用ゲーム機(コンシューマーゲーム)である事から、よりじっくり遊ばせるという面で、ストーリー性が強化されている。
2007年4月に至り、バーチャルコンソール配信が決定された。
外部リンク