つまみ枝豆

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つまみ枝豆
本名 青木 隆彦
ニックネーム ポポ(旧芸名)
生年月日 (1958-06-01) 1958年6月1日(65歳)
出身地 日本の旗 静岡県伊豆市
血液型 A型
身長 170cm
言語 日本語
方言 共通語
最終学歴 三島高等学校中退
師匠 ビートたけし
出身 お笑いスター誕生
コンビ名 カージナルス1983年活動停止)
グループ名 たけし軍団
相方 ガダルカナル・タカ
芸風 漫談怪談、パフォーマンス
事務所 オフィス北野
活動時期 1982年 -
同期 ガダルカナル・タカ
ダウンタウン
過去の代表番組 スーパージョッキー
北野ファンクラブ
足立区のたけし、世界の北野
たけしの等々力ベース
旅ちゃんガイド
他の活動 俳優
配偶者 江口ともみ
公式サイト 公式プロフィール
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つまみ枝豆(つまみえだまめ、1958年6月1日 - )は、日本のお笑い芸人俳優である。本名は青木 隆彦(あおき たかひこ)。静岡県伊豆市出身。オフィス北野所属。

人物

ビートたけしの弟子によって構成された「たけし軍団」の一員。主にビートたけしの出演番組や監督作品への出演などで知られる。タレントとして活動するとともに、俳優としてドラマ、舞台にも出演。1990年前後からは怪談の語り手としても活動している。左利き

妻はオフィス北野所属でフリーアナウンサーの江口ともみ。1996年に結婚し、枝豆は再婚となる。実家は修善寺(現在の伊豆市)で山葵を栽培しており、村長の家系でもある。

略歴

三島高等学校を中退。ヤンキー、また暴走族でもあり、一時は右翼団体防共挺身隊」に所属したこともある(仲間と語らって川口市役所に押しかけたり、木刀を持ってソ連領事館を襲撃した経験があるという)。また右翼時代に逮捕され服役した。

その後、地元の先輩で幼なじみでもあったガダルカナル・タカに誘われ、お笑いコンビ「カージナルス」を結成する。当時の芸名は「ポポ」。カージナルスとしての活動では、台湾ヒゲダンスザ・ドリフターズ加藤茶志村けんの持ちネタ)のニセ者として、長期間営業に行っている。

後に草野球の助っ人をする中でたけし軍団に参加。芸名を決める宴席では順番が最後の方であったため芸名のネタが切れ、その宴席のテーブルに酒肴として枝豆フグがあったため、ビートたけしから「じゃあお前はどちらか選べ、“つまみ枝豆”か“フグ珍味ピリピリ”だ!」と二択を提示され、マシな方を選んだことからこの芸名が名付けられる。軍団入りしたことでカージナルスは活動を停止した。

たけし軍団ではビートたけしの付き人を2年ほど務めた。たけしはしばしば自分で車を運転後放置し、弟子に取りに行かせた。ガダルカナル・タカに行かせるときはお金を出したが、枝豆のときは何もなかった。枝豆は福岡まで車を取りに行ったことがある。

フライデー襲撃事件では、井手らっきょ[1]ラッシャー板前[2] と共に不参加だった。上記の性格から、歯止めが効かなくなる事を心配したたけしが意図的に呼ばなかった為である[3]。事件後にテレビで放送された会見でフライデースタッフの顔を確認し、単独でフライデーを襲撃するつもりで準備していたが、拘置所にいたたけしが取調官に頼み込んで真っ先に電話をかけて「とにかく動くな」という指示を受け踏み留まった[4]。軍団メンバーの謹慎中は、留守部隊として活動していた。

2000年前後より怪談の話者としての活動に力を入れる。2005年から2006年まで『劇団まめや別館』を主宰していた。

出演

テレビ番組

ラジオ番組

映画

ビデオ作品

  • 雀鬼4 麻雀代理戦争(1994年、竹書房
  • TV放送禁止シリーズ「つまみ枝豆のとっても怖い話」(2000年、トランスフォーマー)
  • TV放送禁止シリーズ「恐怖の枝豆」(2001年、トランスフォーマー)
  • パチンコ バトル・ロワイアル(2001年、トランスフォーマー)
  • ゲラゲラ・ザ・ワールド マル秘でたらめ放送局(2002年、トランスフォーマー)
  • パチンコ バトル・ロワイアルII(2004年、トランスフォーマー)
  • むこうぶち 高レート裏麻雀列伝(2007年、GPミュージアムソフト

舞台

CM

ナレーション

著書

脚注

  1. ^ 事件当時、愛人の家を訪れていたため連絡がつかなかった。
  2. ^ 事件当時、痔の手術を受けていて入院していた。
  3. ^ ガダルカナル・タカ(監修)たけし軍団(編集)『我が愛と青春のたけし軍団』、双葉社、2012、P177。
  4. ^ 北野武(編)『コマネチ!―ビートたけし全記録』新潮社、1999年。

関連項目

外部リンク