だんじり祭
だんじり祭(だんじりまつり)は、西日本において開催される、山車・太鼓台などのいわゆるだんじりが用いられる祭の総称。
だんじり祭として有名なものは近畿地方、とりわけ大阪府で行われるもので、なかでも岸和田市で行われる地車をもちいた岸和田だんじり祭が全国的に知られている。9月の敬老の日直前の土曜・日曜をそれぞれ宵宮・本宮として行われ、同市北部で春木だんじり祭も同日開催される。10月の体育の日直前の土曜・日曜には同市の山手6地区で岸和田十月祭礼が行われ、高石市・和泉市・泉大津市・忠岡町・貝塚市・熊取町・泉佐野市・田尻町や南河内地域のほとんどの地区のだんじり祭も同日開催される。堺市の一部では10月第1土曜・日曜ら南河内地域の一部では10月の第3土曜・日曜に行われる。
大阪府の河内・北摂両地域、兵庫県の阪神地域(三田市・宝塚市・伊丹市・尼崎市・西宮市・芦屋市)や神戸市においても同様の祭りが存在する。祭り中において狭い路地を練り歩くだんじりがコントロールを失い、縁部が隣接する家屋を損壊することもしばしばである。
- 近畿各地のだんじり祭り一覧(地車#関連項目)
そのほか西日本各地域においても瀬戸内海沿岸地域一帯~九州でもだんじりを用いる祭りが行われている。