しるし (Mr.Childrenの曲)

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しるし
Mr.Childrenシングル
初出アルバム『HOME
B面 ひびき
くるみ -for the Film- 幸福な食卓
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
作詞・作曲 桜井和寿
プロデュース 小林武史
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続・通算3週、オリコン
  • 2006年11月度月間1位(オリコン)
  • 2006年度年間7位(オリコン)
  • 2007年度上半期16位(オリコン)
  • 2007年度年間31位(オリコン)
  • Mr.Children シングル 年表
    箒星
    (2006年)
    しるし
    (2006年)
    フェイク
    2007年
    HOME 収録曲
    SUNRISE
    (11)
    しるし
    (12)
    通り雨
    (13)
    ミュージックビデオ
    「しるし」 - YouTube
    テンプレートを表示

    しるし」は、Mr.Childrenの29枚目のシングル2006年11月15日トイズファクトリーより発売。

    概要

    前作から約4ヶ月ぶりの発売。

    終わりなき旅」以来14作ぶりに桜井がジャケットを飾った(アルバムを含めると『Q』以来)。ジャケットの桜井は胎児をイメージしており、主題歌である日本テレビ系ドラマ『14才の母』でも番組宣伝や、オープニングなどでこの胎児のイメージが使われていた。

    オリコンチャートで「innocent world」から25作連続初登場1位を獲得し、松田聖子(24作)を上回りB'z(38作、当時)に次ぐ歴代2位(現在は3位)を記録した。

    前作までとは異なり、本作の発売時はテレビ番組への出演が非常に多く、特にテレビ朝日系『ミュージックステーション』にはスーパーライブも含めると3度も出演した。

    発売日と集計期間の関係上、オリコンでの2006年度の年間チャート(2005年12月5日付 - 06年12月18日付)では7位(2007年度は31位)となり、2006年1月から12月までで集計された『COUNT DOWN TV』(年越しプレミアライブ 2008 - 2009での再発表時)や『ミュージックステーション』での2006年度の年間ランキングでは2位となった。

    2007年1月15日付のオリコンチャートで7週ぶりに1位を獲得。シングルの1位返り咲きは「innocent world」「Tomorrow never knows」に続いて3作目で、松田聖子、中森明菜サザンオールスターズに並び、シングル返り咲き1位作品数の歴代1位タイ記録となった。4週以上空いての返り咲き1位は、2006年1月16日付に修二と彰が「青春アミーゴ」で達成して以来1年ぶり。また、「掌/くるみ」以来となる10週連続トップ10入りを記録した。

    収録曲

    1. しるし
      日本テレビ系ドラマ『14才の母』主題歌。
      演奏時間はMr.Childrenのシングルでは最長の約7分12秒。
      桜井はこの曲について「両極の物語の中心にある『愛』とかいうもの、それを実感してもらえたらと願っています。最高のラブソングができました」とコメントしている。
      PV丹下紘希監督)には桜井のみ出演している[1]CMでは桜井のみのバージョンとメンバー全員が出演しているバージョンが存在する。ちなみにこのPVは「SPACE SHOWER Music Video Awards 07」で「BEST VIDEO OF THE YEAR」と「BEST GROUP VIDEO」の2つの賞を受賞した。この2つの賞の受賞は「SPACE SHOWER Music Video Awards 04」での「くるみ」以来。
    2. ひびき
      • 作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
      桜井によると自転車に乗っているとき、頭に浮かんだらしい。
      タイトル候補に「クラッカー」や「響き」があったが、最終的に鈴木英哉の一言で「ひびき」に決定した。
      後にカップリング集アルバム『B-SIDE』のプロモーション用にPVが作られ、PVには『Kind of Love』、『Versus』が登場している。2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー」の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では12位に選ばれた[2]
      制作時に桜井がコーラスを入れたくなって歌っていたところ、小林から「初期のミスチルっぽいね」と言われた[3]
    3. くるみ - for the Film - 幸福な食卓
      • 作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
      松竹系映画『幸福な食卓』主題歌。
      くるみ」を2005年に披露されたライブバージョンを基に録り直した曲で、当初は「箒星」のカップリング曲候補であった。
      原曲よりキーが半音下げられており、最後はフェードアウトせずに終了する。
      『B-SIDE』のライナーノーツによると、桜井がオリジナルバージョンの歌い方を気に入らなかったため、録り直されたとのこと。
      FM802の特設ホームページで当曲を使った特別映像が公開されていた。

    収録アルバム

    テレビ出演

    番組20周年を記念したスペシャルで、トリとして曲を披露した。
    発売日の出演。曲の披露は無く、メンバーが本作収録の3曲をそれぞれ解説した。
    桜井が最後のサビで歌詞を間違えてしまうハプニングがあった。
    スーパーライブでは、2003年の「くるみ」以来2度目となるトリとして曲を披露した。
    フェイク」「彩り」と、シングルでは最大のヒットとなった「Tomorrow never knows」と共に披露された。
    桜井が作詞家阿木燿子と対談した。「彩り」とテレビでは久々となる「Mirror」と共に披露された。
    「彩り」と共に披露された。

    注釈

    1. ^ 撮影の際はエキストラの老人や赤ん坊の登場するシーンも撮られたがカットされ、曲に込められたメッセージを感じてもらいたいという理由で桜井のみの出演に変更された。
    2. ^ 映画「Mr.Children REFLECTION」 劇場公開パンフレット
    3. ^ TSUTAYA HOTPAPERより