くるりんぱっ!
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概要
小学館の漫画雑誌『ちゃお』2006年3月号から同年8月号まで連載された。
荒川静香のトリノオリンピック金メダル獲得で頂点に達した、フィギュアスケートブームのさなかのスタート、というタイミングのよさもあってヒットした。そのため、『ちゃお』2006年12月号から2007年4月号にかけて、続編の『ホップ・ステップ・くるりんぱっ!』が連載された。
なお、タイトルはパロマのガステーブル「ぐるりんぱ」とは関係ない。
ストーリー
学校ではものすごく影が薄く、しかもスポーツ全般がまったく苦手な築場愛美。しかしひょんなことからスケートリンクに行き、人様から借りたスケートシューズで滑ったところ・・・・・・彼女の、眠れる通り越して仮死状態もいいところだった、アイススケーターとしての才能が、それこそ蘇生、そしてフィギュアスケートに挑戦することになった。
単行本
- 『くるりんぱっ! 』 ISBN 9784091305282
- 『ホップ・ステップ・くるりんぱっ!』 ISBN 9784091310958
こぼれ話
フィギュアスケートがテーマの漫画となると、多くがペアやアイスダンスを取り上げるが、この作品に関しては全く取り上げていない。これはストーリーの長さが本編・続編あわせて11話しかなかったためであるが、ほかに日本のフィギュアスケートのレベルが、シングルが世界水準に達しているのに対し、ペアやアイスダンスが世界水準の足元にも及ばないことも背景にある。
ちなみに、同じフィギュアスケートを題材にした『銀盤カレイドスコープ』(長谷川潤)もシングルしか扱っていない(原作三巻で主人公が一時ペアに転向する)。その一方で、本作と同じ『ちゃお』漫画で、かつフィギュアスケートを題材にした『ワン・モア・ジャンプ』(赤石路代)や『ダイヤモンド・ステップ』(いわおかめめ)については、前者はペアも(主人公が後にソロに転向したため)、後者はアイスダンスを、それぞれ取り上げている。