きらりん
きらりんは、新潟市社会福祉協議会のマスコットキャラクター。
概要
「ゆるキャラ」と称されるキャラクターの一つ。社会福祉協議会の掲げる「福祉のまちづくり」「ボランティア活動や福祉教育推進」の啓蒙活動を行っている。
2008年4月、新潟市社会福祉協議会ボランティアセンターの20周年を記念してマスコットキャラクターのデザインを全国公募し、524点の応募の中から同年7月に決定した。作者は大阪市のイラストレーター。「ボランティアの心(ハート)をモチーフに、出会う誰もがほんわかと優しい気持ちになるようデザインされている」とされる。
その後、新潟市民から愛称を募集したところ852点の応募があり、11月、市内の幼稚園女児(当時年長)の応募案から「きらりん」と名付けられた。ネーミングには「ボランティアのキラキラした笑顔や、凛とした心、出会い・人生・地域がきらりんと輝くイメージなどが込められている」とされる。
同月、滋賀県の「大津市ボランティアフェスティバル」にて開催された「全国社協ゆるキャラコンテスト」において、38種類のキャラクターの中から、人気投票1位の「きらり賞」に選出。
2009年2月、新潟市社会福祉協議会のキャラクターへ昇格。同年5月、ボランティアグループ「手作りを楽しむ会」の寄付により着ぐるみが誕生。新潟市内の福祉関係団体等に貸し出され、社協事業や地域のお祭り、福祉イベントなどで活躍している。
新潟市社協ボランティアセンターから毎月発行されている『ボランティア情報にいがた きらりん』では、4コマ漫画『kirarinよんコマ劇場』(「TAKA」作。大学生ボランティア「あにゃ」担当の月も有り)が連載中。漫画オリジナルのゆるキャラとして「ランくん」「ティーアちゃん」「カッテくん」が登場している。
外観はうさぎのようにも見えるが、『よんコマ劇場』に出てくる後ろ姿(イラストカット)ではおしりにしっぽが無く(2008年12月号)、種族は不明。
登場当初は体色(ピンク)から女の子(メス)のイメージがあったが、『よんコマ劇場』(2008年9・12月号、2009年4・7月号)では、『まんがはじめて物語』のお姉さんとモグタンのようなイメージで若いお姉さんとペアを組み、男の子(オス)っぽさも見せている。実際の性別は不明。
新潟市にある8つの行政区の各イメージカラーから、東区社会福祉協議会はアクアブルーのきらりん、西区社会福祉協議会はサンセットオレンジのきらりんといったように、色違いのキャラクターも展開されており、広報紙やイベント時のグッズ(うちわ・シール・マグネット等)に活用されている。
プロフィール
- 誕生日 - 2008年7月16日
- 性別 - 特に決まっていない(または、どちらでもない)
- 出身地 - 新潟市
- 現住所 - 新潟県新潟市中央区八千代1-3-1新潟市総合福祉会館
- 特技 - 空を飛べる(宙に浮ける)。魔法が使える。
- 好きな食べ物 - いちご大福(「一期一会を大切に大きな幸せへ」の意味が込められている)
- 目標 - 誰もが暮らしやすいしあわせな町づくりの推進。ボランティア活動の応援。
歴史
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 2008年
- 4月21日 - 「新潟市ボランティアセンター」のマスコットキャラクター募集開始。
- 7月16日 - キャラクターデザイン決定。この日が誕生日とされている。
- 9月1日 - 新潟市民より、愛称の募集を開始。
- 9月20日 - 全国ボランティアフェスティバルにいがた大会にて、キャラクターがプリントされたせんべいを発売。
- 11月1日 - 愛称が「きらりん」に決定。
- 11~12月頃 - 職員向けに、きらりんネクタイ販売。
- 11月21日 - きらりんチロルチョコ登場。(DECOチョコ・非売品)
- 11月23日 - 大津市ボランティアフェスティバル「全国社協ゆるキャラコンテスト」にて、38種類のキャラクターの中から人気投票1位「きらり賞」に選出。
- 2009年
- 1月中・下旬 - 職員向けに、きらりんストラップ販売。
- 2月21日 - 「地域福祉推進フォーラム」にて、きらりんが新潟市社会福祉協議会のキャラクターに昇格。
- 3月18日 - 商標登録出願。(商標出願2009-024345)
- 3月30日 - 職員による「きらりん弁当」(キャラ弁)作成。非売品。
- 4月10日 - ボランティアによるきらりんのペーパークラフトが発表される。
- 5月21日 - ボランティアグループ「手作りを楽しむ会」より着ぐるみ寄贈。
- 6月19日 - ピンバッジ販売開始。10日後に完売。
- 6月22日 - ボランティアによるペーパークラフトカンタン版が発表される。
- 7月4日 - ボランティアによりケータイ用FLASH待受画面が作成される。
- 7月16日 - 1歳の誕生日。市民から「きらりんケーキ」がプレゼントされる。
- 8月24日 - ボランティアにより、きらりん登場のオリジナル紙芝居が新潟市社協へ寄贈。
- 9月1日 - PHP文庫「全国ご当地キャラがよくわかる本」掲載。ひこにゃんらと共に表紙へ登場。
- 9月15日 - 市内の児童らがエコキャップ運動PRのためにペットボトルのふたできらりんのパネルアートを作成。
- 10月1日 - 新潟市社協「にいがた愛いっぱいキャンペーン」( - 12月25日)にて、各種ボランティアイベント参加者やボランティア活動者にきらりん缶バッジを進呈。
- 10月2日 - 商標登録。(登録第5268214号)
- 10月13日 - ストラップ、クリアファイル販売開始。
- 10月21日 - 新紀元社「日本全国ご当地キャラクター図鑑2」にカラーで掲載。
- 10月25日 - 「新潟市民健康福祉まつり」にて『きらりんダンス』お披露目。
- 12月25日 - にいがた愛いっぱいキャンペーン終了、合計2万人以上が参加(=缶バッジ配布数)
- 2010年
- 2月6日 - イベントにて「きらりんパン」150円にて限定販売され、完売。(チョコ・クリーム・あんの3種類)
- 3月7日 - イベントのきらりん着ぐるみボランティアに、なんと香川県からの参加者。
- 3月12日 - 新潟日報せいかつ面に、きらりんピンバッジが紹介される。
- 4月1日 - 南区の住民バス(レインボー号)に、ブリーズブルー色のきらりん登場。
- 8月 - 新潟まつりのゆるキャラきらきらパレードや、民謡流しにきらりんも参加。
- 9月4日 - 西蒲区の「わらアートまつり」にて、きらりんのわらアート登場。
- 10月 - 「きらりんおりがみ」販売開始。
- 11月12日 - NSTテレビ番組【信越ゆるキャラ王座決定戦】出演。サッカーにてヘディングシュートが決まる。
- 12月25日 - にいがた愛いっぱいキャンペーン(新潟市社会福祉協議会)にて、新潟市8区社協で8カラーきらりん缶バッジが配布された。
- 2011年
出典
- 新潟市のボラセンブログ!
- ボランティア情報にいがたきらりん20年8月号
- ボランティア情報にいがたきらりん20年11月号
- 新潟日報2009年1月3日付朝刊、同2009年5月26日付朝刊、同2009年9月17日付朝刊
- 産経ニュース「ゆるキャラ名鑑」(2009年8月8日)
- 市報にいがた21年3月22日号
- 新潟市社協だよりふれあいひろば21年3月29日号
- 「全国ご当地キャラがよくわかる本」(2009年9月1日PHP文庫・株式会社レッカ社編)
- など