木村真也

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木村真也
出生名 木村真也
生誕 (1969-07-28) 1969年7月28日(54歳)
出身地 日本の旗 日本青森県
学歴 武蔵野音楽大学音楽学部中退
ジャンル J-POP
職業
担当楽器 キーボード
活動期間 1992年 -
事務所 K-point
共同作業者 WANDS
公式サイト 公式プロフィール

木村 真也(きむら しんや、1969年7月28日 - )は、日本キーボーディスト作曲家青森県出身。血液型O型。WANDSのメンバー。

来歴[編集]

人物[編集]

楽器店と音楽教室を経営していた親の影響で、幼少の頃よりクラシック音楽に触れる[10]武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科(ピアノ専攻)に進むも、次第にポピュラー音楽に惹かれ、クラシックの閉鎖的な世界に限界を見い出したため中退[10]。音大中退後は、ポピュラー音楽に傾倒し、より実践的かつ直接的な音楽の世界に身を置くために、ジャズ・バンドに参加したり、様々なバンドのキーボード・プレイヤーとしてライブ等も頻繁に行う[10]。その後、柴崎と旧友だった関係により、大島の後任として、WANDSに加入した[1]

第2期WANDSの途中より黒縁の眼鏡をかけ(視力は悪くなく、事務所の指示だった)第3期にはサングラスをかけていたため、眼鏡というイメージも強い。そのため、第3期WANDS時代に松元治郎(当時・和久二郎)、安保一生(当時・杉元一生)は、彼をCDジャケットで見たときは、もの凄く物静かな人だと思っていたと語っていたが[11]、実際は、いつもムードメーカーで笑い声が絶えないくらい、とても明るい性格であると語っている[12]

フェイバリット・アーティストは、クイーンエアロスミスアース・ウィンド・アンド・ファイアージョン・ロードオスカー・ピーターソンなど[10]

LIT-HUMのキーボーディスト:Kとの同一人物説が囁かれているが、確証はない。

エピソード[編集]

  • 元WANDSという肩書きを利用することに抵抗があるようで、「裏方に徹する美学に反する」と語っている[13]
  • 自身の出身地である青森については、「青森の訛りは、フランスの訛りにちょっと似てる所がある。」と語っていた[14]
  • 安保がCANDYMANをやっていた頃、CANDYMANのブログに登場したことがある[15]
  • 安保がサポートとして参加した[16]浅岡雄也「15th Anniversary 2009-2010 6th LIVE TOUR ~ ウタハトビラヲアケテユク~」の東京公演[17] に招待されたが、終演後に安保が電話で感想を聞いた所、木村は公演を翌日と勘違いしていた[18]

楽曲提供[編集]

提供作品[編集]

あ行[編集]

  • 浅岡雄也
    • 「キミヲマモリタクテ。」(作曲、浅岡雄也との共作)
    • 「冬の花」(作曲、浅岡雄也との共作)
  • berry
    • 「Daisy」(作詞)
  • 石田ミホコ
    • 「Captain」(編曲)
    • 「I'll Be There」(編曲)
    • 「one for ALL」(編曲)
    • 「We are the one」(編曲)
    • 「終わりなきもの」(編曲)
  • 猪口有佳
    • 「天使のメロディー」(作詞・作曲・編曲、きむしん名義)
  • 及川ひとみ
    • 「LUCKY DAY」(作詞・作曲・編曲、きむしん名義)
  • 小野恵令奈
  • 大野靖之
    • 「陽だまり」(編曲)
    • 「頑張れなんて言えないよ」(編曲)

か行[編集]

  • 加茂フミヨシ
    • 「Aurora」(作曲)
  • 川田麻美
    • 「Strawberrydays」(作詞・作曲・編曲)
  • キニーネ
    • 「ネバーランド」(作曲)
    • 「beyond of silence」(作曲)
  • 楠木あや
    • 「CLOSE」(作詞・作曲)
  • THE CONDORS
    • 「シャバラ!」(編曲、THE CONDORSと共同)

さ行[編集]

  • さとう宗幸
    • 「夢のつばさ」(作曲)
  • SATOSHI
    • 「ROAD TO FUTURE」(作詞・作曲・編曲)
    • 「雨の終り」(作詞・作曲・編曲)
  • Shinji
    • 「KID'S WAR」(編曲)
    • 「grief」(編曲)
  • SHU-I
    • 「Maybe Love」(作曲)

た行[編集]

  • タッキー&翼
  • 千葉山貴公
    • 「はぐれ酒」(編曲)[20]
  • テライユキ
    • 「my dearest you」(作詞・作曲・編曲)
    • 「Fly away alone」(作詞・作曲・編曲)
  • 徳永愛
    • 「take me to the road」(作詞・作曲)
  • 徳山秀典
    • 「Take it easy」(作詞・作曲・編曲)
    • 「Close to dream」(作詞・作曲・編曲)
    • 「everyday」(作曲・編曲)[21]
    • 「僕等の道」(作曲・編曲)
    • 「それは全部「愛」だった」(編曲)
    • 「I can't stop my heart」(編曲)[22]
    • 「愛のまま永遠に」(編曲)
    • 「Break open」(編曲)
    • 「Love is... feat.KoN」(編曲)
    • 「春夏秋冬」(編曲)
  • 鳳山雅姫
    • 「砂」(作曲)

ま行[編集]

や行[編集]

  • 結香
    • 「last summer time」(作曲・編曲)

ら行[編集]

  • La-Vie.
    • 「ジレンマ(再発シングル版)」(編曲)
    • 「FREEDOM」(編曲、大村栄二と共同)
    • 「You say…明日へ」(編曲、La-Vie.と共同)
  • rockwell
    • 「夏の日の2006-based on 1993-」(編曲)
    • 「Answer」(編曲、きむしん名義)

アニメ・ゲームソング[編集]

_summer

  • 「ソーダ水とひこうき雲」(歌:小坂優舞/作詞・編曲/きむしん名義)
  • 「_summer」(歌:小坂優舞/作詞・編曲/きむしん名義)

下級生2〜瞳の中の少女たち〜

  • 「恋の歌」(歌:カチューシャ/編曲/きむしん名義)
  • 「waver leaf」(歌:若井みさき (永島由子)/作詞・作曲・編曲/きむしん名義)
  • 「誰よりもいちばん輝いているあなたへ」(歌:井伏オキエ (長崎みなみ)/作詞・作曲・編曲/きむしん名義)

ガラスの艦隊

  • 「彼方へ」(歌:ANZA/編曲)

君が主で執事が俺で

  • 「wonder life」(歌:uran/作曲・編曲/きむしん名義)

貧乏神が!

ふしぎ星の☆ふたご姫

  • 「らぶ☆らぶ★まじっく」(歌:FLIP-FLAP/作詞・作曲・編曲)
  • 「ラブリー・アドベンチャー」(歌:FLIP-FLAP/作詞・作曲・編曲)

ミュージカル[編集]

テニスの王子様

サウンドプロデュース[編集]

  • Shiny Lips
    • 「全部あげるから」

劇伴作品[編集]

アニメ[編集]

ゲーム[編集]

ドラマCD[編集]

映画[編集]

  • パーティは銭湯からはじまる

脚注[編集]

  1. ^ a b WANDS BIOGRAPHY (WANDS Official Web Site より) ※「1992 Sep.」の項を参照
  2. ^ 安保一生のツイート(2013.5.14)”. 2013年5月16日閲覧。 - 2013年5月現在から1年ちょっと前に離れていたことを説明した。
  3. ^ U'S MUSIC公式サイト より
  4. ^ 徳山秀典 5大都市 LIVEツアー『puresoul』 仙台CLUB JUNK BOX公演(2012年9月29日開催)、恵比寿リキッドルーム公演(2012年10月12日開催)にて、ゲスト出演した。
  5. ^ 1年半の交際実らせ ビビる大木とAKINA、4月に結婚していた”. MSN産経ニュース (2013年5月14日). 2013年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月16日閲覧。
  6. ^ a b @kohsuke94(Sep 16, 2014 01)”. 2014年9月16日閲覧。写真アーカイブ
  7. ^ @kohsuke94(Sep 16, 2014 02)”. 2014年9月16日閲覧。
  8. ^ 第5期WANDS始動!初ライブ生配信&年明けにニューシングル(コメントあり)”. 音楽ナタリー. 2020年2月1日閲覧。
  9. ^ Inc, Natasha. “WANDS木村真也、健やかな心身を取り戻すため活動休止”. 音楽ナタリー. 2024年3月7日閲覧。
  10. ^ a b c d 木村真也プロフィール - WANDS Official Web Siteより
  11. ^ NACK5HITS! THE TOWN」 ゲスト出演時(1999年10月16日放送)
  12. ^ TOKYO FM 「NESCAFE EXCELLA ゲストタイム~ソフィアモーニング・カフェ」 ゲスト出演時(1999年10月15日放送)
  13. ^ 権力者日記 2008年6月22日付
  14. ^ StreamingRADIO『Air+』の『ランチョンラジオ』のアルバム「Reverb」特集(2013年1月4日放送)にての松元治郎のコメントより
  15. ^ キムティー(2008年12月22日) - CANDYMAN Official Blog
  16. ^ u-ya asaoka official Blogより(2009年10月31日)
  17. ^ 2009年12月19日 渋谷・duo music exchangeにて公演
  18. ^ 「冬の花」(2010年02月20日) - Issei Ambo "Private Management"より
  19. ^ 「ERENA 初回生産限定」情報”. 新星堂ONLINE. 2013年6月6日閲覧。
  20. ^ 千葉山貴公プロフィール より(2003年6月参照) - 千葉山貴公公式サイト
  21. ^ 映画『パーティは銭湯からはじまる』公式サイトの一番下の「主題歌」を参照
  22. ^ 徳山秀典 ニューシングル発売決定!
  23. ^ 貧乏神が!オリジナルサウンドトラック&バラエティCD情報貧乏神が!公式ついったー より

外部リンク[編集]