かが (護衛艦)

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かが
命名・進水式直後の「かが」
基本情報
建造所 ジャパン マリンユナイテッド 横浜事業所磯子工場
運用者  海上自衛隊
艦種 護衛艦
級名 いずも型護衛艦
艦歴
計画 平成24年度計画
発注 2012年
起工 2013年10月7日
進水 2015年8月27日
就役 2017年予定
現況 艤装中
要目
基準排水量 19,500トン
全長 248.0m
最大幅 38.0m
深さ 23.5m
吃水 7.1m[1]
主機 COGAG方式、2軸推進
LM2500IEC型ガスタービンエンジン(28,000ps) × 4基
最大速力 30ノット
乗員 520名(うち司令部要員50名)+長期宿泊可能者450名[1]
搭載能力 貨油 3300kL
3 1/2tトラック × 50台
兵装 高性能20mm機関砲 CIWS
× 2基
SeaRAM 近SAMシステム
× 2基
搭載機 SH-60K哨戒ヘリコプター、MCH-101掃海・輸送ヘリコプターなど計14機[1]
C4ISTAR OYQ-12 戦術情報処理装置
レーダー OPS-50 3次元対空
OPS-28 対水上
航海
ソナー OQQ-23 ソナーシステム
電子戦
対抗手段
NOLQ-3D-1 電波探知妨害装置
Mk.137 デコイ発射機 × 6基
OLQ-1 魚雷防御装置 × 1式
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かがローマ字JS Kaga, DDH-184)は、海上自衛隊ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)いずも型護衛艦の2番艦。艦名は令制国加賀国に由来し、旧海軍航空母艦加賀」に続き日本の艦艇としては二代目、海上自衛隊の護衛艦としては初代である。太平洋戦争期の正規空母雲龍型航空母艦蒼龍を若干ながら上回る規模と排水量を有し、甲板を含めた全長248mは旧海軍空母「加賀」(単層の飛行甲板に改装後)とほぼ同じ。 2015年現在、1番艦の「いずも」と共に海上自衛隊では最大の艦艇。

艦歴

「かが」は、老朽化の進んだしらね型護衛艦2番艦「くらま」の後継艦として計画され、23中期防に基づく平成24年度計画19,500トン型ヘリコプター搭載護衛艦(24DDH)として、ジャパン マリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で2013年10月7日に起工し、2015年8月27日進水2017年に就役予定。建造費用は1,155億[2][3]

歴代艦長

歴代艦長(特記ない限り1等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
艤装員長
遠藤昭彦 2015.8.27 - くらま艦長
艦長
1 2017 -

脚注

  1. ^ a b c 月刊「世界の艦船」2015年5月号(通巻816号)p.2
  2. ^ 平成24年度予算の概要 防衛省、2頁
  3. ^ 平成24年度防衛関係予算のポイント 財務省、10頁

関連項目