おれたち夏希と甲子園

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おれたち夏希と甲子園』(おれたちなつきとこうしえん)は、NHK少年ドラマシリーズとして放送されたテレビドラマ1982年8月2日から6日の18:00 - 18:30に放送、全5話。

概要

脚本は、高星由美子による第31回新人映画シナリオコンクール入選作『野球狂の詩を唄う娘』である。主演の愛田夏希は、この作品でデビューし役名をそのまま芸名として使用した。彼女は高校野球の選手を演じるため、実際に坊主頭になった。

ストーリー

野球好きな夏希は女子だが、夢は野球の名門校である星北高校に入り、憧れの荒木投手の球を受けることであった。彼女は両親に内緒で転校し、野球部への入部を申し込む。しかし、女子の入部を認めていなかった監督は、諦めさせるために「入部したいのなら髪を切れ」と条件を出した。その言葉を真に受けた彼女は、翌日実際に坊主頭となり、再度入部を申し込む。彼女の情熱に根負けした監督は入部を認めた。彼女は、実力で捕手として活躍し、徐々にチームワークも強くなり、甲子園を目指していくが…。

出演

スタッフ

その他

  • ビデオ・DVDのいずれもソフト化され発売されている。
  • 主役オーディションの第1条件は、「三分刈りにすること」だったと、ビデオソフトの解説書に愛田夏希がコメントしている。
  • 番組終了後もメンバーで野球チームを作り、試合を行っていた(出典は同上)。
  • 夏希が初めて合宿所に入り、部屋を整理するシーンでは、『野球狂の詩』のコミックス全巻を本箱にしまうシーンがある。

関連項目