えちごトキめき鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。58.89.72.164 (会話) による 2016年4月6日 (水) 12:47個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎特別企画乗車券)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

えちごトキめき鉄道株式会社
Echigo TOKImeki Railway Company
ETR 会社
市場情報 非上場
略称 ETR、トキてつ、えちトキ
本社所在地 日本の旗 日本
942-0004
新潟県上越市西本町3丁目8番12号
設立 2010年平成22年)11月22日
業種 陸運業
法人番号 2110001020760 ウィキデータを編集
事業内容 鉄道事業
代表者 嶋津忠裕代表取締役社長[注 1]
資本金 66億7,710万円
主要株主 新潟県 (98.38%)
上越市 (0.14%)
糸魚川市 (0.08%)
妙高市 (0.05%)
その他 (1.35%)
(2014年3月31日現在)[1]
外部リンク http://www.echigo-tokimeki.co.jp/
テンプレートを表示
えちごトキめき鉄道 本社

えちごトキめき鉄道株式会社(えちごトキめきてつどう)は、新潟県上越市に本社を置く第三セクター方式の鉄道事業者第三セクター鉄道)である。

概要

日本海ひすいライン 糸魚川駅 - 梶屋敷駅間のデッドセクション。左手前側(富山方)が交流 20 kV 60 Hz 区間、右奥側(直江津方)が直流 1,500 V 区間となっている(2009年撮影、当時はJR西日本 北陸本線)

2015年平成27年)3月14日北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸開業に伴い、並行在来線として西日本旅客鉄道(JR西日本)から経営分離される北陸本線市振駅 - 直江津駅間と、東日本旅客鉄道(JR東日本)から経営分離される信越本線妙高高原駅 - 直江津駅間の両区間において運営を担う鉄道事業者として、新潟県と妙高市、上越市、糸魚川市などの出資により2010年(平成22年)11月22日に「新潟県並行在来線株式会社(にいがたけんへいこうざいらいせん)」として設立された。

2011年(平成23年)12月に社名と路線名称の一般公募を実施し、応募総数2,215通の中から検討委員会等での審査を経て社名を「えちごトキめき鉄道」、路線名称を信越本線区間は「妙高はねうまライン」、北陸本線区間は「日本海ひすいライン」を名称候補とする旨を決定し、2012年(平成24年)7月1日付で現在の社名に改称した[2]

社名の「えちごトキめき鉄道」は、新潟県の旧国名越後国」を冠して越後の玄関であることをアピールするとともに、心躍る様子を表す「ときめき」に、佐渡市で繁殖と放鳥が進められ、県の観光資源の一つでもあるトキをカタカナ表記で配したもので、明るい未来をイメージさせる社名として選定された。また、路線名の「妙高はねうまライン」は沿線西側にそびえる妙高山が雪解けの際に稜線の残雪が前足を跳ね上げる馬の姿を形作る「妙高の跳ね馬」に、「日本海ひすいライン」は糸魚川市を流れる姫川ヒスイの産地であることに、それぞれちなんだものである。

前掲の北陸新幹線の延伸開業に際し、並行在来線として経営分離された区間の自治体は4県に跨っている。このうち長野県では1997年(平成9年)10月1日から既に並行在来線を運営しているしなの鉄道が延伸開業時の分離区間も併せて運営を継承したが、新規設立された他3県の第三セクター法人のうち、えちごトキめき鉄道は富山県あいの風とやま鉄道石川県IRいしかわ鉄道(共に2012年設立)に2年先立つ形で設立された。設立を早めた理由としては、県内の経営分離区間における隣県との相互直通運転区間が長野県と富山県の計3県に跨っている点や、指令システムの管理方法の調整などに加えて、北陸本線に交流電化直流電化の境界となるデッドセクションが設置されている点、同線の県内沿線の輸送密度が経営分離区間の中でも特に低い点など、様々な課題が存在していることが背景にあった[3]。また、前掲の通りJRグループ2社から並行在来線の運営を継承したが、整備新幹線制度のもとで複数の企業から路線の経営移管を受けた第三セクター鉄道はえちごトキめき鉄道が初のケースであった。加えて同制度のもとで並行在来線を2路線運営する第三セクター鉄道は、えちごトキめき鉄道としなの鉄道の2社となっている。

法人発足以降、新潟県と沿線自治体による「新潟県並行在来線開業準備協議会」と共同で資金計画など各種施策の検討を進め、また沿線地域では地域活性化セミナーや住民への説明会などを実施し、経営計画が策定された。

沿革

  • 1993年平成5年)8月23日 - 県が運輸省(現・国土交通省)に対し、北陸本線の魚津駅 - 糸魚川駅間については新幹線開業時にJR西日本から経営分離を行うことに同意する旨を回答[4]
  • 1998年(平成10年)1月14日 - 県が運輸省(現・国土交通省)に対し、信越本線の長野駅 - 脇野田駅(現・上越妙高駅[注 2]間については新幹線開業時にJR東日本から経営分離を行うことに同意する旨を回答[4]
  • 2001年(平成13年)4月18日 - 県が国土交通省に対し、北陸本線の富山駅 - 直江津駅間については新幹線開業時にJR西日本から経営分離を行うことに同意する旨を回答[4]
  • 2010年(平成22年)11月22日 - 新潟県並行在来線株式会社を設立。本社を新潟市中央区新光町の新潟県庁舎内に設置。
  • 2012年(平成24年)7月1日 - 商号をえちごトキめき鉄道株式会社に改称。
  • 2013年(平成25年)4月1日 - 本社登記を県庁舎内から上越市に変更、同市内の直江津駅北口付近に本社屋を開設[5]
  • 2014年(平成26年)
    • 2月28日 - 妙高高原(妙高市) - 直江津(上越市)間 37.7kmと直江津 - 市振(糸魚川市)間 59.3kmの合計97.0kmの第一種鉄道事業許可を取得。開業予定日は、北陸新幹線 長野 - 金沢間開業日となる2015年3月14日[6]
    • 10月27日 - 妙高はねうまライン 妙高高原 - 直江津間および日本海ひすいライン 市振 - 直江津間の上限運賃認可を、国土交通省北陸信越運輸局に申請[7][8][9][10][11][12]
    • 12月19日 - 10月27日に国土交通省北陸信越運輸局に対して行った上限運賃認可申請について認可される[13]。また、開業ダイヤも公開された[14]
  • 2015年(平成27年)3月14日 - 北陸新幹線開業に伴う北陸本線、信越本線の経営分離によりえちごトキめき鉄道開業。妙高はねうまラインの始発電車の一部が、架線凍結等の影響で区間運休となるトラブル[15]、開業初日及び翌日の運行で積み残しが生じるトラブル[16]が生じた。

路線

2015年3月14日、下記の2路線をJRグループから継承して開業した。両路線の詳細については下記の記事を参照のこと。

前掲のようにJRグループ2社の在来線に直結しているが、これは日本国内の私鉄・第三セクターで唯一の例である[注 5]。なお、直結こそしていないもののJRグループ2社の在来線と連絡している事業者としては小田急電鉄(JR東日本とJR東海)、伊豆箱根鉄道(同)、近畿日本鉄道(JR東海とJR西日本)、近江鉄道(同)の4社がある。

日本海ひすいライン

以前は北陸本線の一部となっていた区間で、北陸新幹線の延伸開業に際しJR西日本から経営分離され、えちごトキめき鉄道へ継承された。鉄道資産上の経営区間は富山県境から直江津駅までの延長60.3kmに及ぶ。あいの風とやま鉄道との営業上の境界駅となる市振駅をはじめ、全ての駅をえちごトキめき鉄道が管理している。

自社車両として、JR西日本のキハ122形気動車をベースにした「ET122形」気動車を一般車両6両、イベント兼用車両2両の計8両が新造のうえ導入された[17][18][19]。全区間が電化されているものの経営分離区間の中でも特に輸送密度が低く、また糸魚川駅 - 梶屋敷駅間のデッドセクションを境に電化方式が異なっており、交直流電車の新造・購入費および維持費などのコストを考慮して、線内の普通列車には気動車を運用している。なお、この車両はキハ122形と同様に新潟トランシスが製造している。

開業後2年間、運行管理と指令業務はJR西日本金沢支社の金沢総合指令所において、あいの風とやま鉄道が自社路線と併せてえちごトキめき鉄道とIRいしかわ鉄道から業務を受託し、金沢駅 - 直江津駅間にわたってIRいしかわ鉄道線・あいの風とやま鉄道線・日本海ひすいラインの計3路線の指令業務を行っている。以降は3社がそれぞれ指令システムを整備し自社で業務を行うが、えちごトキめき鉄道では日本海ひすいラインと妙高はねうまラインの両路線を1つのシステムで管理できる指令システムを直江津駅内に整備する方針である[20][21]

北陸新幹線の延伸開業時、両線では拠点駅の直江津駅を中心としたダイヤが編成されているが、このうち日本海ひすいラインでは普通列車の運行間隔をおおむね1時間に1本とし、糸魚川駅で新幹線との接続を考慮したダイヤが編成されている。ラッシュ時は2両編成で当面は乗務員2名体制とし、通常時は1両編成でワンマン運転を実施している。富山県境では泊駅での折り返しとし、あいの風とやま鉄道線とは同駅で乗り換える方式を基本としているが、通勤・通学時間帯に運行される1日2往復に限り同社の車両が糸魚川駅まで乗り入れている(富山方面発:夜2本、糸魚川発:朝2本)。なお定期列車においては、えちごトキめき鉄道側から泊駅以西への乗り入れは実施されていない[22][21]。また、信越本線の柏崎長岡方面への直通列車として、糸魚川駅 - 新潟駅間に快速列車1往復が運行されている[23][24]

妙高はねうまライン

以前は信越本線の一部となっていた区間で、北陸新幹線の延伸開業に際しJR東日本から経営分離され、えちごトキめき鉄道へ継承された。鉄道資産上の経営区間は長野県境から直江津駅までの延長38.0kmに及ぶ。しなの鉄道との営業上の境界駅となる妙高高原駅をはじめ、全ての駅をえちごトキめき鉄道が管理している。

自社車両として、JR東日本からE127系電車2両編成10本を改修の上で譲渡を受け、一般車両として運用している。

開業後2年間、妙高はねうまラインの運行管理と指令業務はJR東日本新潟支社の総合指令室内において自社で行っており、前述の指令システム整備以降は自社のシステムで管理する[20][21]

北陸新幹線の延伸開業時、妙高はねうまラインでは普通列車の運行間隔を概ね1時間に1本としているほか、朝夕の通勤・通学時間帯には新井駅 - 直江津駅間を中心に20 - 40分間隔で運行し、上越妙高駅で新幹線との接続を考慮したダイヤが編成されている。ラッシュ時は4 - 6両編成(乗務員2名体制)で運行しているが、通常時は2両編成によるワンマン運転を基本としている[17]。信越本線・柏崎方面から妙高高原駅まで直通運転する普通列車をえちごトキめき鉄道の車両を使用して、朝に上り2本を運行している。しなの鉄道北しなの線とは妙高高原駅で乗り換える方式となっており、定期列車の相互直通運転は実施されていない[25][26]。このほか信越本線の柏崎・長岡方面への接続列車として、新井駅・上越妙高駅 - 新潟駅間に特急「しらゆき」5往復、新井駅 - 新潟駅間に快速列車2往復がそれぞれ新設され、前掲の糸魚川発着の快速列車と合わせ計8往復が運行されている[23][24][注 6]ほか、2014年春から高田駅発着で運行を開始した週末の快速列車「越乃Shu*Kura」(「ゆざわShu*Kura」「柳都Shu*Kura」を含む)は区間を延伸し、上越妙高駅発着に変更された。また新幹線の乗り継ぎ利便性確保のため、北越急行ほくほく線から直通する普通列車が1日1往復、新井駅 - 直江津駅間で乗り入れを実施している。このうち、ほくほく線下り列車1本は越後湯沢駅 - 直江津駅間を超快速「スノーラビット」として運行している[27][注 7]

  • えちごトキめき鉄道と新潟県、沿線3市では、両路線の駅間が長い市街地区間について新駅設置の検討を進めており、日本海ひすいラインの青海駅 - 糸魚川駅間、糸魚川駅 - 梶屋敷駅間、妙高はねうまラインの二本木駅 - 新井駅間、新井駅 - 北新井駅間、高田駅 - 春日山駅間、春日山駅 - 直江津駅間の計6箇所の候補地について整備方法などを検討している[28]

車両・駅名標

えちごトキめき鉄道のトータルデザインは、建築家の川西康之が手掛けている。

車両のエクステリア部や駅名標のカラーリングおよびデザインは、妙高はねうまラインでは妙高山のフレッシュグリーンと山並みをイメージした意匠が、日本海ひすいラインでは日本海のブルーと荒波をイメージした意匠が、それぞれ施される。

  • ET127系電車
    JR東日本新潟支社が保有するE127系電車のうち、開業時に2両編成10本を改修を受けた上で譲受した。
  • ET122形気動車
    JR西日本の協力を得て、同社のキハ122形気動車をベースに新造し、開業時に一般車両6両とイベント兼用車両2両の計8両を配備した。エクステリア部のカラーリングおよびデザインは一般車両は前掲のとおりだが、イベント兼用車両は長岡造形大学との共同制作による沿線をモチーフにしたデザイン2種が施されている[29][30]
  • ET122形1000番台
    2016年(平成28年)4月23日の運行開始を予定している、2両編成のリゾート列車(観光列車)[31]。沿線の大自然を見渡せる日本国内最大級のパノラマウインドウやハイデッキ個室を備え、車内では食事の提供なども予定している[31]。土曜・休日中心に妙高はねうまラインと日本海ひすいラインの上越妙高駅 - 糸魚川駅間で1日1往復運行予定[31]
    開業前の2015年1月から1か月間にわたって実施した一般公募によって[32]、愛称は「えちごトキめきリゾート 雪月花(せつげっか)」に決定した[33]

車両基地

車両基地は、JR東日本から直江津駅構内の直江津運輸区と、JR西日本から糸魚川駅構内の糸魚川地域鉄道部糸魚川運転センターの施設・設備等を譲受して運用している。

共同使用駅

自社管轄駅
在来線を自社、新幹線を旅客鉄道会社が管轄する駅

運賃

運賃は移管後5年間はJRと同水準とし、6年目以降は利用者の動向を踏まえて決定するとしている[34]

えちごトキめき鉄道からJR東日本、JR西日本、しなの鉄道、あいの風とやま鉄道の区間に跨って乗車する場合は各社の運賃を併算するため、経営移管前よりも運賃が高くなる区間が生じるが、開業時には一部の区間で乗継割引運賃が設定される[35]。この割引運賃の料率は、移管後5年間の激変緩和措置の一環として設定されたもので、6年目以降は利用者の動向を踏まえて料率や適用区間が設定される。

連絡運輸区間は、JR東日本とは信越本線の新潟駅まで(定期券は長岡駅まで)、JR西日本とは大糸線南小谷駅まで、北越急行とはほくほく線の六日町駅までの全線および上越線越後湯沢駅まで(ほくほく線経由のみ、定期券は六日町駅まで)、妙高はねうまラインからしなの鉄道とは北しなの線の長野駅まで、日本海ひすいラインからあいの風とやま鉄道線とは富山駅までが指定されている。連絡乗車券の発売範囲は、出札窓口設置駅では窓口・券売機とも前述のとおりだが、無人駅設置の券売機では、自社と連絡運輸先の営業キロが合計100km以内の乗車券のみを取り扱っている。なお、長野 - 直江津 - 富山 - 金沢間を並行在来線のみを経由して連絡する乗車券は発売されない。また、上越妙高 - 直江津間経由または糸魚川 - 直江津間経由で、JR旅客会社各駅相互間の通過連絡運輸が設定されている。

料金

  • 特急料金 - 50km以下:210円、51km以上:410円
  • 入場料金 - 140円
  • 手回り品料金 - 280円
  • 払戻し手数料 - 220円

前掲のJR東日本の特急列車「しらゆき」が妙高はねうまラインへ乗り入れるのに伴い、特急料金が設定されており、「しらゆき」の新井駅 - 直江津駅間を利用する場合は運賃に加え、特急料金として別途210円が必要となっている。また上越妙高駅で北陸新幹線と「しらゆき」を乗り継ぐ場合、「しらゆき」のJR東日本線内の特急料金が半額となる乗継割引が適用される(えちごトキめき鉄道線内の特急料金は割引対象外)。なお開業時の定期列車には、えちごトキめき鉄道線内を51km以上運行する特急列車は設定されていない。

また「しらゆき」と「越乃Shu*kura」(ゆざわShu*Kura、柳都Shu*Kuraを含む)には指定席が、糸魚川駅 - 新潟駅間の快速列車にはグリーン自由席がそれぞれ連結されているが、えちごトキめき鉄道には指定料金およびグリーン料金の設定がないため、線内ではこれらの料金は必要ないほか、えちごトキめき鉄道線内各駅とJR線内各駅の相互間を発着駅とする指定席券グリーン自由席券は発行されない。

ICカード

現在、直江津駅以東のJR東日本管内の主要駅は同社の「Suica」の新潟エリアとして、あいの風とやま鉄道では開業後の2015年3月26日から、富山県内の石動駅 - 越中宮崎駅間がJR西日本の「ICOCA」の富山エリアとして[36]、それぞれIC乗車カードのサービスを実施しているが、えちごトキめき鉄道では開業時点でのICカードのシステム導入は見送られており、またサービス開始時期など、今後の具体的な予定も決まっていない。

なお、えちごトキめき鉄道は駅構内やホームページなどでICカードのサービスを実施していない旨を告知しており、乗車時には予め乗車券を購入するよう併せて呼び掛けている。また前掲のICOCA富山エリアは、あいの風とやま鉄道線の富山県内の区間のみに限られている。市振駅は同社との境界駅となっているが、新潟県内の所在駅で且つえちごトキめき鉄道の管理下にあるため、同駅ではICカードは利用できない。

特別企画乗車券

えちごトキめき鉄道線内のみで利用できる下記の特別企画乗車券を、線内の有人駅で発売している。

トキめきホリデーパス
日本海ひすいラインおよび妙高はねうまラインの全線を、週末・休日などの連続2日間利用できる。発売価格はおとな1,000円(こども半額)。利用日が1日のみの場合でも発売額は同額で、1日用の設定はない。
なお管内全線フリー乗車券としてはこのほか、開業週の2015年3月14日と3月15日のみ、1日限り有効の「えちごトキめき鉄道開業記念フリーきっぷ」(おとな500円、こども半額)を、同年夏季にはしなの鉄道との共同企画で、管内全線と北しなの線全線を曜日に関わらず連続2日間利用できる「トキてつ・北しなのフリーきっぷ」(おとな2,000円、こども半額)[注 8]を発売している。
ひすいきっぷ・はねうまきっぷ
前者は糸魚川 - 直江津間、後者は妙高高原 - 新井間の割引乗車券で、それぞれ片道用・往復用の2種類がある。発売価格はひすいきっぷが片道450円・往復900円、はねうまきっぷが片道280円・往復560円(いずれもこども半額)。直江津・新井 - 長岡・新潟間の2枚綴りの回数乗車券「しらゆきWきっぷ」と同時購入または提示した場合に限り発売する。ひすいきっぷは日本海ひすいライン内、はねうまきっぷは妙高はねうまライン内の、いずれも直江津駅を除く有人駅で取り扱っている。
みょうこうレールきっぷ
後述の「JR EAST PASS」利用者を対象とした妙高高原 - 新井間の割引片道乗車券。発売価格は200円(こども半額)で、妙高高原、新井、上越妙高の各駅の窓口で「JR EAST PASS」を提示した場合に限り発売する。

JRグループ全線のフリー乗車券については、開業時より下記のとおりの扱いとなっており、線内では利用できない。

青春18きっぷフルムーン夫婦グリーンパスジャパンレールパス
えちごトキめき鉄道線内では上越妙高駅、直江津駅、糸魚川駅の3駅でJR線と接続しているが、「青春18きっぷ」「フルムーン夫婦グリーンパス」と、訪日外国人向けの「ジャパンレールパス」の通過利用の特例は設定されない。利用の際はえちごトキめき鉄道線内の運賃・料金が別途必要となる[37][38]

JR東日本のフリー乗車券については、開業時より下記のとおりの扱いとなっており、券種によって利用できる区間の設定が異なっている。

週末パス三連休乗車券
JR東日本管内のうち南東北以南の全線と私鉄・第三セクターの一部を、週末・休日などの連続2日間利用できる「週末パス」は、しなの鉄道北しなの線全線、妙高はねうまライン全線で引き続き利用できる[39]
またJR東日本管内全線とJR北海道中小国駅 - 函館駅間、私鉄・第三セクターの一部を、3連休期間等に連続3日間利用できる「三連休乗車券」は、妙高はねうまラインの新井駅 - 直江津駅間に限り利用できる[39]
JR EAST PASS
訪日外国人向けフリー乗車券のうち、JR東日本管内のみを対象とする「JR EAST PASS」は、妙高はねうまラインの新井駅 - 直江津駅間に限り利用できる[40]。なお前掲のとおり、「みょうこうレールきっぷ」は発売3駅の窓口で「JR EAST PASS」を提示した場合に限り発売する。
えちごツーデーパス
JR東日本新潟支社管内の新潟県内全線と北越急行全線を、週末・休日などの連続2日間利用できる「えちごツーデーパス」は、えちごトキめき鉄道全線が新たにフリー区間として設定され、移管前からエリアに含まれていた妙高はねうまライン全線で引き続き利用できるのに加え、移管前はJR西日本管内のためエリアに含まれていなかった日本海ひすいライン全線が新たに利用可能となっている[41][注 9]
北信州ツーデーパス[注 10]
JR東日本長野支社管内の北信エリアと長野電鉄全線、しなの鉄道の一部区間などを、週末・休日などの連続2日間利用できる「北信州ツーデーパス」は、しなの鉄道北しなの線全線が移管前から引き続きフリー区間となっているのに加え、妙高はねうまラインの妙高高原駅 - 上越妙高駅間が新たにフリー区間となっており、長野駅 - 上越妙高駅間では新幹線・在来線の両ルートを利用することができる[42][注 11]

JR西日本のフリー乗車券については、開業時より下記のとおりの扱いとなっている。

北陸おでかけパス・北陸周遊乗車券
北陸本線の長浜駅 - 金沢駅間をはじめ、主にJR西日本金沢支社管内を中心とした北陸3県エリアを、週末・休日などの1日間利用できる「北陸おでかけパス」は、経営移管以降の第三セクター区間が引き続きフリーエリアとなっており、2015年度はJR時代と同じく日本海ひすいラインの市振駅 - 谷浜駅間[43]、さらに2016年4月2日利用分より谷浜駅 - 直江津駅間もフリーエリアに追加された。
また北陸新幹線のJR東日本管内各駅からJR西日本管内各駅までの間を「モバイルSuica特急券」もしくは「えきねっとトクだ値」を利用した場合、もしくはJR西日本管内各地から往復の行路でJR線を利用する北陸方面への旅行商品を購入した場合に限り、いずれもオプションとして発売され、前掲の北陸おでかけパスと同一エリアを曜日に関わらず連続2日間利用できる「北陸周遊乗車券」についても同様の扱いとなる[44][45][注 12]
鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ
毎年秋に発売され、JR西日本管内全線を1日間利用できる「鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ」は、経営移管以降の第三セクター区間のうち、金沢駅 - 糸魚川駅間が引き続きフリーエリアとなっており、えちごトキめき鉄道線については日本海ひすいラインの市振駅 - 糸魚川駅間に限り利用できる[46]

その他

直江津駅では移管後も引き続き自動改札機の運用が行われているが、高田駅では移管に際して改札機が撤去され、有人改札へ切り替えられた。なお前掲の直江津駅のほか、Suica新潟エリアや長野駅などで自動改札機が運用されていることから、線内で発売される乗車券類はすべて磁気券で発行されている。

有人駅は妙高高原、関山、二本木、新井、上越妙高、高田、春日山、直江津、筒石、能生、糸魚川、青海の各駅(筒石、能生、青海は委託駅)で、全国のJR線の乗車券を発売するサービスは妙高高原、新井、高田、春日山、直江津の各駅に配置している。このうち直江津駅には引き続きマルス端末を配置して「みどりの窓口」のサービスを継続し、指定席券売機も引き続き稼働して、通年で取り扱っている。その他4駅と糸魚川駅にはJR東日本の「ビジネスえきねっと」のシステムを配置し、8時30分から19時30分までの間に取り扱っている(糸魚川駅での取り扱いは後述2券種のみ。19時30分前に窓口営業を終了する駅では営業終了までの取り扱い)。なお「ビジネスえきねっと」配置駅では「大人の休日倶楽部」「ジパング倶楽部」の割引乗車券等、一部券種は取り扱わないほか、年末年始などには取り扱いが休止となる。また新幹線停車駅については上越妙高駅、糸魚川駅とも新幹線駅舎にみどりの窓口等が開設されているため、在来線駅舎では取り扱わない。券売機は妙高はねうまライン全駅と、日本海ひすいラインの名立、能生、糸魚川、青海の各駅に配置している。

JR東日本新潟支社管内の特別企画乗車券のうち、えちごトキめき鉄道線を発着駅およびフリーエリアに含む「えちごツーデーパス」および「しらゆきWきっぷ」は、前掲の妙高高原、新井、高田、春日山、直江津、糸魚川の各駅で取り扱っている。またJR西日本金沢支社管内の特別企画乗車券のうち、日本海ひすいラインの市振駅 - 谷浜駅間をフリーエリアに含む「北陸おでかけパス」および「北陸周遊乗車券」は、えちごトキめき鉄道では取り扱わない。沿線では糸魚川駅アルプス口のみどりの窓口のみでの取り扱いとなっている。

前掲のように両線ではワンマン運転(車内精算方式)が実施されている。いずれも1両目の「後ろ乗り・前降り」方式で、妙高はねうまラインでは2両での運行時に実施し、北新井・南高田の両駅では前寄り1両目のみで乗降を扱い、終日にわたり車内精算が実施される。また同線は前掲のように無人駅も含む全駅に券売機が設置されている。一方の日本海ひすいラインでは1両での運行時に実施し、係員が配置されている筒石・能生・糸魚川・青海を除く無人駅では終日にわたり車内精算が実施される。また同線の無人駅には券売機が設置されていない(名立駅を除く)ため、無人駅から乗車して無人駅で降車する場合は乗車時に車内で整理券を取り、降車時に車内で精算する方式となる。なお早朝・深夜は、妙高はねうまラインでは直江津・妙高高原を除く各駅が、日本海ひすいラインでは筒石・糸魚川を除く各駅が係員無配置となるため、前掲4駅を除く各駅での発着時には車内精算が実施される[47]

駅構内の売店のうち、高田駅と直江津駅のコンビニエンスストアNEWDAYS」は、移管後も引き続きJR東日本リテールネット新潟支店が運営を行っている。一方ジェイアールサービスネット金沢が運営する、糸魚川駅日本海口の「ステーションピット ちゃお」は移管に伴って営業を終了し、アルプス口駅舎へ移転のうえ「セブン-イレブン キヨスク」に転換された。また飲料類の自動販売機については、妙高はねうまラインの一部駅にはJR東日本ウォータービジネスの「acure」(Suica電子マネー対応)が引き続き設置されている。一方、日本海ひすいラインの一部駅に設置されていた改札内およびホーム上の自動販売機は、全て撤去された。

脚注

注釈

  1. ^ 藤田観光執行役員。2003年から2009年まで、当社と同じ並行在来線を運営する第三セクター肥薩おれんじ鉄道の代表取締役社長を務めた。2010年4月、並行在来線担当として新潟県交通政策局参与に就任し、同年11月に当社の初代代表取締役社長に選任された。
  2. ^ 新幹線開業に先立ち、2014年10月19日に在来線駅の移設が実施され、新幹線開業日より駅名を「上越妙高駅」に改称した。
  3. ^ JR西日本の営業キロによるもの。
  4. ^ JR東日本の営業キロによるもの。2014年10月19日に脇野田駅付近の新線切り替えを実施し路線延長が延伸したが、移管前後とも改キロは実施されなかった。
  5. ^ なお定期ダイヤ上では、JR東日本の信越本線との間には、日本海ひすいライン・妙高はねうまラインとも直通列車が設定されているが、JR西日本の大糸線との間には設定されていない。
  6. ^ 新幹線延伸開業前のダイヤでは、金沢駅 - 新潟駅間に特急「北越」5往復、新井駅 - 新潟駅間に快速「くびき野」3往復が運行されていたが、新幹線開業後も概ね同等の運行本数が確保されている。
  7. ^ 2014年12月19日に発表された両社の2015年3月改正分のダイヤでは、ほくほく線の定期列車乗り入れに関する記載は無かったが、2月19日に乗り入れ実施に関する報道発表が行われた。
  8. ^ 共同企画先のしなの鉄道では、同内容の企画乗車券を「長野 - 日本海ひすいラインフリーきっぷ」として発売している。
  9. ^ 「えちごツーデーパス」は、北陸新幹線はフリーエリアの対象外となっており、利用できない。
  10. ^ 2015年3月7日・8日までは「信州北回廊パス」として発売している。
  11. ^ ただし「北信州ツーデーパス」で新幹線を利用する場合は、特急券が別途必要となる。
  12. ^ 「北陸おでかけパス」「北陸周遊乗車券」とも、北陸新幹線はフリーエリアの対象外となっており、利用できない。

出典

  1. ^ 第4期事業報告書及び第4期決算報告書 (PDF) - えちごトキめき鉄道。2015年1月19日閲覧。
  2. ^ “並行在来線の会社名・路線名の候補が決定しました” (PDF). 新潟県並行在来線. オリジナルの2012年6月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140319192514/http://www.echigo-tokimeki.co.jp/PDF/name/name.pdf 2015年2月3日閲覧。 
  3. ^ 新潟県並行在来線の運行の課題と方向性” (PDF). 新潟県並行在来線株式会社. 2013年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月3日閲覧。 ※沿線住民との対話集会 資料1 2011年。
  4. ^ a b c 並行在来線の概要 - 新潟県。2015年1月19日閲覧。
  5. ^ 直江津 - 妙高高原 運行増 新潟の並行在来線運行 - 信毎Web(信濃毎日新聞)”. 2013年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月19日閲覧。 2013年1月23日付。
  6. ^ "しなの鉄道(株)、えちごトキめき鉄道(株)、あいの風とやま鉄道(株)及びIRいしかわ鉄道(株)申請の第一種鉄道事業許可について" (Press release). 国土交通省. 26 February 2014. 2015年1月19日閲覧
  7. ^ "上限運賃認可申請を行いました" (Press release). えちごトキめき鉄道. 27 October 2014. 2015年1月19日閲覧
  8. ^ "えちごトキめき鉄道の上限運賃の申請について" (PDF) (Press release). えちごトキめき鉄道. 27 October 2014. 2015年1月19日閲覧
  9. ^ "乗継割引運賃の設定について" (PDF) (Press release). えちごトキめき鉄道. 27 October 2014. 2015年1月19日閲覧
  10. ^ "乗継割引運賃の設定について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道新潟支社. 27 October 2014. 2015年1月19日閲覧
  11. ^ "並行在来線会社との乗継割引運賃の設定について" (Press release). 西日本旅客鉄道. 27 October 2014. 2015年1月19日閲覧
  12. ^ "えちごトキめき鉄道としなの鉄道またはあいの風とやま鉄道との乗継割引運賃の設定について" (PDF) (Press release). えちごトキめき鉄道. 27 October 2014. 2015年1月19日閲覧
  13. ^ "えちごトキめき鉄道の運賃・料金のお知らせ" (Press release). えちごトキめき鉄道株式会社. 22 December 2014. 2015年1月19日閲覧
  14. ^ "えちごトキめき鉄道の開業ダイヤについて" (Press release). えちごトキめき鉄道株式会社. 19 December 2014. 2015年1月19日閲覧
  15. ^ 「トキめき鉄道」営業開始日の始発が区間運休 - 読売新聞2015年3月15日
  16. ^ "お詫び" (Press release). えちごトキめき鉄道株式会社. 16 March 2015. 2015年3月16日閲覧
  17. ^ a b えちごトキめき鉄道だより 第4号 平成25年7月。新潟県ホームページ内、2015年1月19日閲覧。
  18. ^ えちごトキめき鉄道 新造ディーゼル車(ET122)車両見学会 (PDF) (えちごトキめき鉄道だより第9号〈表〉より) - 糸魚川市、2015年1月19日閲覧。
  19. ^ ET122車両見学会の様子”. えちごトキめき鉄道株式会社 (2014年12月1日). 2015年2月2日閲覧。
  20. ^ a b えちごトキめき鉄道経営基本計画” (PDF). えちごトキめき鉄道. 2015年1月23日閲覧。
  21. ^ a b c 鉄道事業許可申請の概要について” (PDF). えちごトキめき鉄道株式会社 (2014年3月17日). 2015年1月23日閲覧。
  22. ^ 富山県並行在来線経営計画概要 (最終) (PDF) 、2015年1月19日閲覧。
  23. ^ a b "北陸新幹線 長野〜金沢間開業に伴う運行計画の概要について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 27 August 2014. 2015年1月19日閲覧
  24. ^ a b "北陸新幹線 長野〜金沢間開業に伴う運行計画の概要について" (Press release). 西日本旅客鉄道. 27 August 2014. 2015年1月19日閲覧
  25. ^ 信濃毎日新聞 2014年12月20日 朝刊 6版 2面
  26. ^ 「北しなの線」「しなの鉄道線」のダイヤについて - しなの鉄道(2014年12月19日)
  27. ^ "北越急行からえちごトキめき鉄道への乗り入れ" (PDF) (Press release). 北越急行. 19 February 2015. 2015年2月20日閲覧
  28. ^ 新駅整備可能性等調査の概要” (PDF). えちごトキめき鉄道 (2014年12月2日). 2015年1月19日閲覧。
  29. ^ "新造ディーゼル車(ET122)を公開しました" (Press release). えちごトキめき鉄道株式会社. 28 October 2014. 2015年1月18日閲覧
  30. ^ えちごトキめき鉄道 新造ディーゼル車 ET122” (PDF). えちごトキめき鉄道 (2014年10月27日). 2015年1月19日閲覧。
  31. ^ a b c えちごトキめき鉄道、新型リゾート列車「えちごトキめきリゾート 雪月花」 - トラベル Watch、2015年12月15日
  32. ^ リゾート列車 愛称名募集 - えちごトキめき鉄道(2015年1月16日付)2015年1月16日閲覧
  33. ^ 新型リゾート列車の愛称名が決定しました - えちごトキめき鉄道(2015年7月24日付)2015年7月24日閲覧
  34. ^ えちごトキめき鉄道だより 第6号 (PDF) 、2014年(平成26年)1月付、2015年1月19日閲覧。
  35. ^ "乗継割引運賃の設定について" (PDF) (Press release). えちごトキめき鉄道・西日本旅客鉄道・東日本旅客鉄道. 27 October 2014. 2015年1月23日閲覧
  36. ^ "ICカードサービス開始日について" (Press release). あいの風とやま鉄道. 30 January 2015. 2015年1月31日閲覧
  37. ^ "「青春 18 きっぷ」の発売および北陸新幹線開業に伴う「フルムーン夫婦グリーンパス」などのおトクなきっぷのお取扱いについて" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 19 December 2014. 2015年1月23日閲覧
  38. ^ "「青春18きっぷ」の発売および北陸新幹線開業に伴う「フルムーン夫婦グリーンパス」などのおトクなきっぷのお取り扱いについて" (Press release). 西日本旅客鉄道. 19 December 2014. 2015年1月23日閲覧
  39. ^ a b "北陸新幹線開業に伴うおトクなきっぷの設定および2015年3月ダイヤ改正に伴うおトクなきっぷの見直しについて" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 22 December 2014. 2015年2月19日閲覧
  40. ^ "訪日外国人旅行者向け企画乗車券の改変について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 6 January 2015. 2015年2月18日閲覧
  41. ^ "新潟エリアの「おトクなきっぷ」の新商品発売と一部見直しについて" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道新潟支社. 22 December 2014. 2015年1月23日閲覧
  42. ^ "北陸新幹線延伸に伴うおトクなきっぷのリニューアル等について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道長野支社. 22 December 2014. 2015年2月14日閲覧
  43. ^ "北陸エリア「トクトクきっぷ」 4商品の発売について" (Press release). 西日本旅客鉄道. 29 January 2015. 2015年3月3日閲覧
  44. ^ "「北陸周遊乗車券」発売のお知らせ" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 13 February 2015. 2015年3月3日閲覧
  45. ^ 旅行商品特集 北陸周遊乗車券”. 西日本旅客鉄道. 2015年3月23日閲覧。
  46. ^ "「鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ」の利用エリア拡大について]" (Press release). 西日本旅客鉄道. 17 September 2015. 2015年9月17日閲覧
  47. ^ えちごトキめき鉄道 営業案内” (PDF). えちごトキめき鉄道 (2015年3月7日). 2015年3月10日閲覧。

関連項目

外部リンク