Ã

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Ãã Ãã

Ã, ãは、Aチルダを付した文字ポルトガル語の表記に用いられるほか、アルーマニア語グアラニー語カシューブ語ベトナム語コン語などでも使われており,かつてはグリーンランド語でも用いられていた。

国際音声記号(IPA)では、鼻音化した非円唇前舌広母音を表す。

各言語における用法[編集]

ポルトガル語[編集]

鼻音化した中舌狭めの広母音[ɐ̃] を表す。

アルーマニア語[編集]

中舌中央母音[ə]または非円唇中舌狭母音[ɨ]を表す。

グアラニー語[編集]

鼻音化した非円唇前舌広母音[ã]を表す。

カシューブ語[編集]

鼻音化した非円唇前舌広母音[ã]を表す。

ベトナム語[編集]

ガーという声調長母音の非円唇前舌広母音[aː]を表す。

コン語[編集]

鼻音化した非円唇前舌広母音[ã] を表す。

グリーンランド語[編集]

1851年から1973年までのあいだ、長母音の非円唇前舌広母音[aː]とその後続子音の二重化を同時に表していた。

アルファベット上の位置[編集]

文字コード[編集]

大文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 小文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
à U+00C3 1-9-26 Ã
Ã
Ã
ã U+00E3 1-9-57 ã
ã
ã