zopp

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zopp
生誕 (1980-02-29) 1980年2月29日(44歳)
ジャンル J-POPアニメソング
職業 小説家作詞家音楽プロデューサー
活動期間 2003年 -
事務所 ザザ
U2

zopp(ゾップ、1980年2月29日[1] - )は、日本作詞家音楽プロデューサーザザ所属。血液型はO型[1]。代表作に修二と彰青春アミーゴ」、山下智久抱いてセニョリータ」がある[2]

略歴[編集]

16歳の時に初めてアメリカへ留学[3]。勉強の一環として様々なアーティストの英語の歌詞を日本語に翻訳するうちに、歌詞の内容に感動し、自分が経験したことを誰かにも伝えたいと思い、作詞を始めるようになった[2]

作詞をする上では「ストーリー性・インパクト・歌いやすさ・個性」を大切にしており[4]、『作詞クラブ』を主宰している[5]

マサチューセッツ州ボストンの大学でコンピュータテクノロジーを専攻する[3]

2013年11月11日に処女作『1+1=Namida』(出版:マガジンハウス)で小説家デビュー[4]。2014年に公式HPを開設。

2016年にカクメイゼンヤ・エンターテイメントを設立し、本格的なプロデュース業を始める。第1弾として「RECOJO」をプロデュース[6]

2018年、7月7日をもってRECOJOが解散することと、女性アイドルプロジェクト第2弾として「エレファンク庭(ガーデン)」を2019年に始動することを発表した[7]

代表作品[編集]

青春アミーゴ(修二と彰
2005年オリコン年間シングルランキング1位。2006年オリコン年間シングルランキング3位。2006年カラオケ年間ランキング1位。第20回日本ゴールドディスク大賞でソング・オブ・ザ・イヤー受賞[4]。第78回選抜高等学校野球大会入場行進曲。売上162.9万枚[8]
抱いてセニョリータ(山下智久
山下智久主演ドラマ『クロサギ』の主題歌。2006年オリコン年間シングルランキング4位。売上60万枚[8]
ミソスープ(テゴマス
ジャニーズ事務所初のスウェーデン先行発売。2007年度スウェデイッシュゴールド大賞受賞。

小説[編集]

1+1=Namida(出版元:マガジンハウス
本作を書き上げるのに4年(構想半年、執筆3年半)を費やした[4]。作品を語る上で欠かせないことは「作詞家が書いた小説」であること。執筆に取り掛かる前の作品はもちろん、執筆中に書いていた歌詞も本作のモチーフになっている。まとめサイトで、モチーフになっている作品と噂されているのは、「青春アミーゴ」、「抱いてセニョリータ」、「口づけでアディオス」、「2人/130000000の奇跡」、「キッス〜帰り道のラブソング」などである。特に「青春アミーゴ」、「抱いてセニョリータ」、「口づけでアディオス」の3曲は「スペイン歌謡曲三部作」とzopp本人は言っており、3曲を通して1つの物語になっている[9]
本書は2013年10月25日にKindle連載の18作品に選ばれる。
天使の代償(zopp公式HP連載終了)
本作は自身の処女小説「1+1=Namida」の続編である。
ソングス・アンド・リリックス(2016年1月15日、講談社文庫
作詞業界にスポットを当てた青春音楽小説。[10]
帯コメントは前作同様にMAN WITH A MISSIONのJean-Ken Johnnyがコメントを寄せている。

プロデュース[編集]

提供作品[編集]

ジャニーズ関係[編集]

アニメ関係[編集]

  • 中川かのん starring 東山奈央
    • ALL 4 YOU(2010年)
    • LOVE KANON(2010年)
    • ハッピークレセント(2010年)
    • YES-TODAY(2011年)
    • ウラハラブ(2011年)
    • 想いはRain Rain(2011年)
    • ダーリンベイビ(2011年)
    • 夏色サプライズ(2011年)
    • サマーボーイ(2011年)
    • 桜色卒業(2012年)
    • バレバレ・バレンタイン(2012年)
    • かのん100%(2013年)
    • 君色ラブソング(2013年)
    • 青春パラダイス(2013年)
    • ろまんてぃっく愛情(2013年)
    • 秋色片想い(2013年)
    • 瞳からスノー(2013年)
    • 恋に落ちたサンタ(2013年)
    • 歩いていくもん(2013年)
  • 中川かのん&水蓮時ルカ starring 東山奈央&山崎はるか
    • リンゴリボン(2013年)
    • ヘルプルミミ(2013年)
  • BATON=RELAY
    • Start me up(2019年)
    • かけだしのモノローグ(2019年)
    • ミライ=バトン(2019年)
    • 四月のDreams come true(2019年)
    • MAJI de MAGIA(2019年)
    • ビバフィーバーバンビーナ(2019年)
    • 四葉のクローバー〜10000分の1の君〜(2019年)
    • 金糸雀(2019年)
    • TADAIMA(2019年)
    • Daylight Sinfonia(2019年)
    • 月光アイ歌(2019年)

女性アイドル・アーティスト[編集]

男性アイドル・アーティスト[編集]

作詞アドバイザー[編集]

出演[編集]

TV出演[編集]

ラジオ出演[編集]

  • ジョイミューラジオ(Inter FM)- メインパーソナリティ

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b zopp. “zoppのプロフィール”. 音楽業界綱渡り. 2016年1月17日閲覧。
  2. ^ a b プロフィール / PROFILE”. zopp公式サイト. ザザ. 2017年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月17日閲覧。
  3. ^ a b zopp”. ZAZA. 2018年12月23日閲覧。
  4. ^ a b c d zopp、渾身の処女小説『1+1=Namida』遂に全国発売。ツイッターキャンペーンもスタート”. BARKS (2013年11月11日). 2016年1月17日閲覧。
  5. ^ 作詞家zopp、ラグビーW杯テーマソングなどから考える“現代の応援ソング”の傾向”. Real Sound (2019年11月2日). 2019年12月7日閲覧。
  6. ^ a b 作詞家zopp、アイドル育成集団 RECOJOプロデュース キャッチコピーは“拾われたダイヤの原石””. Real Sound (2016年12月24日). 2018年12月23日閲覧。
  7. ^ a b RECOJO、7月7日をもって解散へ。プロデューサーは新プロジェクトを発表”. BARKS (2018年6月23日). 2018年12月23日閲覧。
  8. ^ a b “「青春アミーゴ」作詞家 月給15万円から5000万円超え印税生活「今、撮影している最中も僕の懐に」”. Sponichi Annex. (2021年5月28日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/05/28/kiji/20210528s00041000295000c.html 2021年6月3日閲覧。 
  9. ^ a b zopp(インタビュアー:中村拓海)「ジャニーズWEST、山下智久、ドリカム……なぜJ-POPの歌詞には“物語”が必要なのか?」『Real Sound』、2015年12月20日https://realsound.jp/2015/12/post-5637.html2016年1月17日閲覧 
  10. ^ 「青春アミーゴ」「抱いてセニョリータ」などを手がけた作詞家zoppが青春音楽小説を発表”. CDJournal (2016年1月14日). 2016年1月17日閲覧。

外部リンク[編集]