Zend Framework

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Zend Framework
開発元 ゼンド・テクノロジーズ
初版 2006年03月3日(8年前) (2006-03-03[1]
最新版 2.2.5 / 2013年10月31日(8か月前) (2013-10-31[2]
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 Webアプリケーションフレームワーク
ライセンス 修正BSDライセンス
公式サイト framework.zend.com
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Zend Framework (ZF) は、PHP 5 で実装されたオープンソースオブジェクト指向Webアプリケーションフレームワークであり、修正BSDライセンスで提供されている[3]

歴史[編集]

Ruby on RailsSpring FrameworkWeb開発で広まりつつあった2005年初め、Zend Framework が構想され始めた。2005年10月、第1回の Zend Conference で Zend Framework が発表された[4]

2007年7月1日、Zend Framework 1.0 がリリースされた[5]

2012年9月6日、Zend Framework 2.0 がリリースされた[6]

哲学[編集]

ZFは使い方が自由なフレームワークである。Zend Framework の全ユーザーが従うべき開発パラダイムや開発パターンというものは存在せず、MVCTable Data GatewayRow Data Gateway といったデザインパターンのためのコンポーネントを提供している。Zend Framework は他にもウェブアプリケーション開発で必要となる多数のコンポーネントを提供する[3]

Zend Framework はまた、PHPコミュニティにおけるWeb開発のベストプラクティスを広める努力をしている。他のフレームワークほど規約を使わず、むしろ妥当なデフォルトを設定しておき、各アプリケーションの必要に応じてそれを上書きするという方法を提案している[7]

ライセンス[編集]

Zend Framework は、Open Source Initiative(OSI) の承認した修正BSDライセンスで提供されており、コード提供者はApacheソフトウェア財団Contributor License Agreement (CLA) をベースにしたCLAに署名しなければならない。ゼンド・テクノロジーズアンディ・ガトマンズによれば、このようなライセンス方式を採用しているのは、ZFの商用利用で知的財産権問題を起こさないためだという[8]

スポンサーとパートナー[編集]

Zend Framework の企業スポンサーは、PHP中核部を開発したアンディ・ガトマンズゼーブ・スラスキーの創業したゼンド・テクノロジーズである[9]。技術パートナーとしては、IBM[10]Google[11]マイクロソフト[12]アドビシステムズ[13]、StrikeIron[14] などがある。

要求されるもの[編集]

1.7.0 以降の Zend Framework は、PHP 5.2.4 かそれ以降を必要とする。それ以前のバージョンでは PHP 5.1.4 かそれ以降を必要としていたが、マニュアルでは PHP 5.2.3 かそれ以降を強く推奨していた(セキュリティと性能が強化されているため)。Zend Framework に含まれている単体テスト群を実行するには、PHPUnit 3.0 かそれ以降を必要とする。多くのコンポーネントはPHP拡張部も必要とする[15]

機能・特徴[編集]

Zend Framework の特徴・機能には以下のものが含まれる[7]

  • 全コンポーネントは完全オブジェクト指向の PHP 5 であり、E_STRICT準拠である。
  • 自由に使える (use-at-will) アーキテクチャで、結合度の弱いコンポーネント群からなり、その依存関係は最小限に抑えられている。
  • 拡張可能なMVC実装で、デフォルトでレイアウトとPHPベースのテンプレートをサポートしている。
  • 各種データベースをサポート。MySQLOracleIBM DB2Microsoft SQL ServerPostgreSQLSQLiteInformix Dynamic Server など。
  • mboxMaildirPOP3IMAP4による電子メールの作成・送信・受信
  • 各種バックエンドをサポートする柔軟なキャッシュシステム

コード・文書・テストの標準[編集]

Zend Framework にコードを提供する場合、コード、文書、テストの厳しい標準を守らなければならない。全てのコードはZFのコーディング標準に適合する必要があり、リリースブランチにコードを移行させる前にコード網羅率80%以上の単体テストにパスする必要がある[16]

関連項目[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ Archives” (英語). 2014年2月24日閲覧。
  2. ^ Weier O'Phinney, Matthew (2013年10月31日). “Zend Framework 2.2.5 Released!” (英語). 2014年2月24日閲覧。
  3. ^ a b Introduction to Zend Framework”. ZF Programmer's Reference Guide. 2009年2月12日閲覧。
  4. ^ Morgan, Oonagh (2005年10月19日). “Zend Announces Industry-wide PHP Collaboration Project at its Inaugural PHP Conference”. Zend Technologies. 2008年7月14日閲覧。
  5. ^ Gutmans, Andi (2007年7月1日). “Zend Framework 1.0 Released!”. Andi on Web & IT. 2008年7月14日閲覧。
  6. ^ 米Zend、PHPアプリフレームワーク「Zend Framework 2.0」をリリース”. 2013年5月29日閲覧。
  7. ^ a b About Zend Framework”. 2009年2月11日閲覧。
  8. ^ Gutmans, Andi (2005年10月27日). “Zend Framework (post is too long so make sure to grab coffee)”. Andi on Web & IT. 2009年2月11日閲覧。
  9. ^ History of PHP and related projects”. The PHP Group. 2009年2月11日閲覧。
  10. ^ LaMonica, Martin (2005年2月25日). “IBM backs open-source Web software”. cnet.com. http://news.cnet.com/IBM-backs-open-source-Web-software/2100-7344_3-5589559.html?tag=nw.14 2009年2月11日閲覧。 
  11. ^ Kernel, Sean (2006年12月20日). “Google Data Joins PHP Zend Framework”. internetnews.com. 2009年2月11日閲覧。
  12. ^ Krill, Paul (2006年10月31日). “Microsoft, Zend boost PHP for Windows”. infoworld.com. 2009年2月11日閲覧。
  13. ^ Potter, Mike (2008年7月31日). “Adobe Contributing AMF Support to Zend Framework”. The Official Flex Team Blog. 2009年2月11日閲覧。
  14. ^ StrikeIron Featured Partners”. 2009年2月11日閲覧。
  15. ^ Zend Framework Requirements”. ZF Programmer's Reference Guide. 2009年2月12日閲覧。
  16. ^ Zend Framework Contributor Guide” (2006年7月1日). 2008年7月14日閲覧。

外部リンク[編集]