Yet another Setup Tool
| YaST 2.16.51 (openSUSE Linux 11.0 上) | |
| 開発元 | ノベル (SUSE) |
|---|---|
| 最新版 | 2.16 |
| 対応OS | Linux |
| 種別 | オペレーティングシステム設定と構成管理ツール |
| ライセンス | GNU General Public License |
| 公式サイト | en.opensuse.org/YaST |
Yet another Setup Tool[1](YaST、ヤスト)は、オペレーティングシステムの設定と構成管理のためのツールであり、openSUSEやノベルの派生商用ディストリビューションに採用されている。また、かつて存在した United Linux でも採用されていた。AutoYaST はインストールの自動化ツールであり YaST に基づいている。SUSE ディストリビューションは1996年5月のリリースで最初に YaST を採用した。
YaST はフリーソフトウェアであり、ノベルが GPL でライセンスしている[2]。
概要[編集]
YaST は SUSE Linux の管理・保守ツールである。管理者がソフトウェアをインストールしたり、ハードウェアを設定したり、ネットワークやサーバとしての設定をしたりといった作業をする際に使用する。
YaST には、GUIのフロントエンドとncursesのフロントエンドがある。後者は、GUIを使わずにインストールする場合や低速なインターネット接続経由でシステム管理作業をする場合、あるいはGUIが使えない状況でブートしなければならないが高機能のパッケージマネージャが必要な場合(例えば、初心者がグラフィックス関係の問題に対処するためにXorgパッケージをダウングレードさせようとする場合)に便利である。
YaST の表示設定モジュールは SaX2 と呼ばれる(SUSE Automated X configuration, version 2 の略)。
openSUSE 10.3 では、GNOMEユーザー向けに再設計した YaST を新たに加えた。新たなモジュールとして "Community Repositories" が加わり、よく使うリポジトリを容易に追加できるようになった。また、KIWI イメージングツールにより、独自のSUSEイメージを容易に作成できるようになった。
YaST のパッケージマネージャ機能は ZYpp プロジェクトに成果を使っている[3]。当初、ZYpp を採用した YaST には性能問題があり、起動に時間がかかっていたが 10.2 および 10.3 では改善されている。openSUSE 11.0 alpha 3 から、ZYpp は SATソルバプロジェクトに統合され、YaST は他の rpm パッケージマネージャよりも高性能になっている[4]。
AutoYaST は1つ以上の openSUSE システムをユーザーが全く介在しない状態で自動的にインストールできる。AutoYaST によるインストールは、インストールおよび設定データを含む制御ファイルを使って実施される。現在のシステムのプロファイルは /root/autoyast.xml にある[5]。
脚注[編集]
- ^ “YaST2 Resource Page”. 2008年6月29日閲覧。
- ^ “Novell Launches Open Source Systems Management Project”. Novell. 2008年3月1日閲覧。
- ^ “Libzypp”. opensuse.org. 2008年4月27日閲覧。
- ^ “fast package management”. duncan.mac-vicar.com. 2008年4月27日閲覧。
- ^ openSUSE 10.3 Startup. Novell. (September 7, 2007). pp. 32.
外部リンク[編集]
- YaST at openSUSE
- YaST at Novell
- YaSTRS, YaST repositories index, and script generator
- Sneak Peeks at OpenSUSE 10.3: SUSE Polished GNOME 2.20
- Sneak Peeks at OpenSUSE 10.3:A Plethora of improvements
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