Yahoo!

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Yahoo! Inc.
種類 公開会社
市場情報
NASDAQ YHOO
略称 Yahoo!、ヤフー(米ヤフー、米Yahoo!)[1]
本社所在地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サニーベール 701 First Avenue
電話番号 (408) 349-3300
設立 1995年3月1日
業種 情報・通信業
代表者 CEO キャロル・バーツ
取締役会長 ロイ・J・ボストック
外部リンク www.yahoo.com
  
カリフォルニア州サニーベールにある Yahoo! 本社

Yahoo!(ヤフー)は、アメリカ合衆国インターネット関連サービスの提供を行う企業であり、検索エンジンをはじめとしたポータルサイトの運営を主力事業としている。

1994年スタンフォード大学デビッド・ファイロジェリー・ヤンによってウェブディレクトリとして始められた。2008年1月より、モルガン・スタンレーノースウエスト航空ボードメンバーを兼任するロイ・J・ボストック(en:Roy J. Bostock)が、取締役会長に就任している。

目次

[編集] 歴史

[編集] 初期(1994年 - 1996年)

創立者のジェリー・ヤン(左)とデビッド・ファイロ(右)

ファイロとヤンの2人はスタンフォード大学の学生の頃、ネットサーフィン中に見つけた興味深いページを「Jerry's Guide to the World Wide Web」というウェブサイトに公開していた。リンクが階層的に分類され、ジャンル別に検索しやすくなったこのウェブサイトは評判となり、それに伴い同ウェブサイトが置かれていたスタンフォード大学のネットワーク負荷が増えてきたため、1995年のはじめにマーク・アンドリーセンの勧めでネットスケープコミュニケーションズの大型コンピュータに移行した[2]

やがて2人はベンチャーキャピタルに事業化を持ちかけられ、1995年3月、アメリカ合衆国カリフォルニア州にYahoo!を共同設立し、会社法人として事業を開始した。1996年4月にはNASDAQ株式を公開した。ティッカーシンボルは「YHOO」。

また、ファイロとヤンは好角家で、初期にはYahoo!は「Akebono」と名づけられたヤンの研究用ワークステーションに、検索エンジンは「Konishiki」と名づけられたファイロのコンピュータに格納されていた[2]

[編集] 成長期(1997年 - 1999年)

1990年代後半には、MSNLycosExciteなど、多くのポータルサイトが立ち上がった。こうしたポータルサイトは人気を得て、ユーザーの多くは、ポータルサイトに滞在するようになった。

1997年3月8日、Yahoo!はウェブメールサービスのFour11を買収した。これが後のYahoo! Mailの原型となる。また、ClassicGame.comも買収し、これもYahoo! Gamesとなった。1999年1月28日にはGeoCitiesを、2000年6月28日にはeGroupsを買収した。eGroupsはYahoo! Groupsになっている。2001年7月21日には、Yahoo! Messengerを開始している。

[編集] ドットコムバブル(2000年 - 2001年)

2000年1月3日には、株価が最高で475ドルにまで達する。この16日後には、Yahoo! JAPANの株が1億円を越え、1億140万円にまで達した。一方、2000年2月7日、Yahoo.comに数時間のDDoS攻撃を受け、株価が4.5%も下落した。

このころには、eBayとの合併も取りざたされており、ケーブルテレビのCNBCもこれについて議論している[3]。合併こそ実現しなかったものの、両社はマーケティングや広告に関する協定を2006年に結んでいる[4]

2000年6月26日には、Yahoo!は、Googleのサーチエンジンを利用することに合意した[5]

[編集] ドットコムバブル以後(2002年 - )

2002年6月3日には、SBCとプロバイダ事業を共同で開始し、2003年1月には、BT Openworldとのアライアンスをむすんだ。2005年8月23日には、VerizonとDSLサービスを開始している。

2002年後半になると、他のサーチエンジンの買収を開始し、2002年の12月にInktomiを、2003年1月には、Overtureとその子会社のAltaVistaAlltheWebを買収している。2004年2月18日には、Googleのエンジンの利用を止め、自社のエンジンの利用を開始している。

2004年4月に始まったGoogleのGmailに対抗して、Yahoo! はメールサービスの増強を図った。通常の利用分は100MBに、Yahoo! Mail Plusでは、1GBの容量になった。2004年6月9日、電子メールプロバイダのOddspotを買収し、Ajaxインターフェイスの搭載を行った。また、GoogleのGoogle Talkに対抗して、2005年10月13日には、Yahoo!とマイクロソフトが、それぞれのメッセンジャーに互換性を持たせることを発表している。

その後も買収を続け、特にWeb 2.0関係のサービスの強化を図っている。2005年2月9日にはYahoo! Musicを開始し、3月20日には、写真共有サービスのFlickrを買収している[6]。同じく3月には、Yahoo! 360°というブログ、SNSサービスを開始している。同年6月にはblo.gsというRSSサービスの会社を、10月4日にはカレンダー共有サービスのUpcoming.orgを、12月9日にはソーシャルブックマークのdel.icio.usを、2006年1月9日にプレイリスト共有コミュニティのwebjayをそれぞれ買収している。

2007年8月27日に、Yahoo!はYahoo! Mailの新バージョンをリリースする。新バージョンには新しい機能( Windows Live Messengerの利用者にもインスタントメッセージが送れるようになるなど)が追加され、またコンピューターから携帯電話にテキスト形式のメッセージをインド、カナダ、フィリピン、米国の携帯電話に無料で送信できるできるようになった(受信は必ずしも無料でない)。

2008年1月29日に、Yahoo!は同社の厳しく、苦しい経営状況では、検索エンジン業界のリーダーであるGoogleと相乗的に市場競争ができないとして、全従業員14,300人のうち7%である1000人を人員削減すると発表した。Yahoo!は急成長がみこまれ会社の拡大が期待できる分野に人員を当てることにしている。

2008年2月12日に、マサチューセッツ州ケンブリッジのオンライン動画プラットフォームプロバイダーのMaven Networksを1億6000万ドルで買収。

2008年11月17日に、ジェリー・ヤンCEOは辞任し、以前の役職であるチーフに就任。

2008年12月10日には業績悪化に伴い、世界で1520人の従業員の人員削減を始めた。

[編集] マイクロソフトによる買収の試み

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[編集] 名前の由来

Yahoo!の名前の由来は「Yet Another Hierarchical Officious Oracle」(少し気の利く階層的でお節介なデータベース)の略だといわれているが、ファイロとヤンは自分たちのことを「ならずもの」だと考えているから、「粗野な人」という意味がある「yahoo」(『ガリヴァー旅行記』に登場する野獣の名前が由来)という言葉を選んだと主張している[2]。さらに感嘆符が付いていることに関しては「ヤッホー!」「やったー!」を意味する感動詞yahooと掛けているとも考えられる。

[編集] Yahoo!の事業

[編集] 検索エンジンとしてのYahoo!

という検索エンジンの運用と検索サービスの提供という図式は、Yahoo!を初めとする数社によって始められ、かつ確立された。

このような形のウェブサイトポータルサイト(入り口)と呼ぶようになった。

なお、Alexaなどが提供しているYahoo Japanのトラフィック統計を見ると、Yahoo Japan全体に占める検索サービス(search.yahoo.co.jp)の利用者は全体の15%ほどと思われる。

中国版Yahoo!では、中国政府当局にとって好ましくないキーワード(例えば「六四事件」など)を数回入力すると一時的に中国版Yahoo!のページへアクセスが出来なくなる。

[編集] 検索オプション

Yahoo!では、Web(ウェブ)、Images(画像)、Video(ビデオ)、Audio(オーディオ)、Directory(ディレクトリー)、Local(ローカル)、News(ニュース)、Shopping(ショッピング)で分類して検索するシステムがある。

[編集] Yahoo!のサービスサイト

Yahoo!には、メインページ中央やや上部に、下のようなYahoo!が所有するサービスサイトがある。

サービス名に冠する「Yahoo!」は省略形の「Y!」で表わされる事がある。

  • Yahoo! Messenger
  • Yahoo!Movies
  • Yahoo!Music
  • My Yahoo!
  • Yahoo!News
  • Yahoo!People Search
  • Yahoo!Personals
  • Yahoo!Photos
  • Yahoo!Real Estate
  • Yahoo!Shopping
  • Yahoo!Sports
  • Yahoo!Tech
  • Yahoo!Travel
  • Yahoo!TV
  • Yahoo!Yellow Pages

[編集] 世界のYahoo!の一覧

ほとんどの国・地域のYahoo!は「(国・地域のccTLD).yahoo.com」のドメインを使用しているが、日本では「jp.yahoo.com」ではなく「yahoo.co.jp」を使用している。また、フィンランドスイスは「(ccTLD).search.yahoo.com」のドメインがトップページとなっている他、マレーシアはccTLDの「.my」が「My Yahoo!」とバッティングするため「malaysia.yahoo.com」が使われる。

台湾の「Yahoo! 奇摩」は地域のローカル検索事業者との合併に伴う名称となった結果、サイト名から地名が除かれている。また、オーストラリアニュージーランドの「Yahoo! 7」は、オーストラリアの大手放送事業者・Seven Networkとの合弁に伴い、2006年1月よりサイト名を変更した。

[編集] ヨーロッパ

[編集] 南北アメリカ

[編集] アジア&オセアニア

[編集] 脚注

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ