XOOPS

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XOOPSズープス、eXtensible Object Oriented Portal System)は、GPLに基づいて開発されたCMS

XOOPSは現在いくつかの汎用CMSに分離されて提供されているが、このページでは主にXOOPS日本語サポートから分離され日本国内で知名度のあるXOOPS Cube Legacy(XCL)と、www.xoops.orgことXOOPS Projectによって継続して開発されているXOOPSについて扱う。

目次

[編集] 歴史

[編集] XOOPS 2.0 まで

  • 2001年 - PHP-Nukeを元に日本人により開発、公開される。
  • 2003年 - XOOPS2.0をリリース。

[編集] XOOPS 2.0JP → XOOPS Cube Legacy 2.1〜

  • 2005年 - XOOPS日本サポートチームは、本家XOOPSをサポートせず、日本独自のバージョンを提供することを発表。XOOPS Cubeという名前に決定する。
  • 2006年 - 本来の意味での新しいXOOPS=XOOPS Cube 2.1の開発と並行して、旧来のXOOPS 2.0.x系にも日本独自のバージョン XOOPS 2.0.xJPを発表・公開する。
  • 2007年 - XOOPS 2.0.xJP系の上位互換であるXOOPS Cube Legacy 2.1.0を発表。

[編集] XOOPS 2.0 → XOOPS 2.3〜

  • 2006年 - XOOPS 2.2 をベータとして公開。
  • 2008年9月 - XOOPS 2.0 に XOOPS 2.2 の機能を結合させたXOOPS 2.3.0を発表。
  • 2009年10月 - 管理画面を一新されたXOOPS 2.4.0を発表。
  • 2010年2月 - XOOPS Project 公認の日本語サポートサイトが立ち上がる。


[編集] 特徴

  • インターネットの初期から存在したBBS(電子掲示板システム)の発展形と考えるとイメージがつかみやすい。ユーザーの登録制度、投稿記事のチェック、プライベートフォーラム、サイト内検索、禁止用語設定など管理機能が強化され、いわゆる荒らしに耐えうる安全なサイト運営が可能となった。
  • プログラミングの知識がなくとも比較的簡単にインターネットコミュニティを立ち上げることが可能。
  • インストール、初期構築は簡単だが、動作や画面表示細部に関わる改造には、HTML、CSS、PHP、MySQLなどの知識が不可欠。
  • フリーで配布されている「テーマ」と呼ばれるファイルセットを切り替えることによってデザインの変更が可能。HTML、CSSの知識があれば自作テーマも可能。
  • 「モジュール」と呼ばれるプラグイン型プログラムを組み込むことにより、機能を自由に追加できる。モジュールはニュースやフォーラムに加えてスケジュール管理、ダウンロード、リンク集、フォトアルバムなど数多くの種類がモジュール作者たちのサイトからダウンロード可能。PHPやデータベースに関する知識があれば自作モジュールも可能。
  • 他のオープンソースCMSに比べて日本語、中国語などマルチバイト言語への対応度が高い。
  • 日本国内の携帯3キャリア向け表示変換classファイルやモジュールが配布されていることから、ブログ系を除く汎用CMSの中では、唯一、各キャリア携帯電話ブラウザでの表示を完全実現できるCMSと言える。
  • XOOPS 2.0に関しては「本家」と呼ばれるxoops.orgから配布されているXOOPS 2.0.xと、XOOPS Cubeで公開されている XOOPS 2.0.xJPでは、XOOPS2.0.10以降は基本的に互換性は考慮されていないが、モジュールによっては言語ファイルを用意することによって、本家版用のモジュールを利用できる可能性がある。ただし、全てのモジュールに有効ではない。これはXOOPS 2.3以降とXOOPS Cube Legacyに関しても同様である。
  • 企業向けXOOPS構築サービスも展開されており、企業のサイトなどへの利用も注目されている。

統合型CMSとしては草分け的な存在で導入実績が多く、参考となる出版物も豊富にあるが、モジュールごとに微妙にユーザーインタフェースが異なる、アップデートが遅れがちで、W3Cのバリデーションチェックをパスできていない(2009年5月現在)などの問題がある。

[編集] XOOPS Cube Legacy

XOOPS Cube Legacy
最新版 2.1.8(2010年3月27日
プログラミング言語 PHP
対応OS クロスプラットフォーム
種別 Webアプリケーションフレームワーク, CMS, ブログ
ライセンス GPL
公式サイト http://xoopscube.sourceforge.net
テンプレートを表示

XOOPS日本サポートが分離してXOOPS Cube(XOOPS Cube Project)が結成された。XOOPS Cubeという新たな名前は使っているが、XOOPS Cubeでは従来のXOOPSロゴと同じフォントを採用している。XOOPS CubeではXOOPS 2.0系の独自サポート(XOOPS 2.0JP)を行った後、独自のCMSとして製作・公開されたのがXOOPS Cube Legacyである。現在日本語でのXOOPSサポートはXOOPS Cube Legacyに関するものが強く、日本でXOOPSという場合は XOOPS Cube Legacy を指している事が多い。しかし、日本独自で開発が進められたため、他言語のサイトも存在するが、日本外での利用・知名度は少ないのが現状であり、大きな課題でもある。

XOOPS Cube Legacy 2.1ではXOOPS 2.0系のモジュールも多く動作させる事が可能。XOOPS Cube Legacy仕様でのモジュール開発も行える。

[編集] 動作環境

[編集] インストール

先にサーバー側のMySQLに受け皿となるデータベースを用意しておく。日本語文字コードは現在配布されているXOOPS Cube Legacy 2.1 においてはEUC-JPが標準であるが、別途UTF-8に対応させたものも存在する。[1]なおUTF-8化するにはPHP5+MySQL5の環境が望ましい[2]

レンタルサーバーへアップロードするとき、全てのファイルは約14MBと大きく時間がかかるが、不要なドキュメント、言語フォルダと古いXOOPSテーマフォルダを削除すれば6MB程度の軽量となる。なお現在配布されているCube Legacyパッケージには基本的な管理モジュールしかバンドルされておらず、フォーラムなどを開始するには対応モジュールを追加インストールする必要がある。[3]

[編集] XOOPS 2.2〜

XOOPS
最新版 2.4.4(2010年1月22日
プログラミング言語 PHP
対応OS クロスプラットフォーム
種別 Webアプリケーションフレームワーク, CMS, ブログ
ライセンス GPL
公式サイト http://www.xoops.org
テンプレートを表示

XOOPS Cube とは別にXOOPS ProjectによってXOOPSが引き続き製作・公開されている。海外ではこのXOOPSの利用者が多い。XOOPS Projectでは「XOOPS」という名前を継続使用しているが、XOOPS Cubeとの分離直後からロゴを一新させている。従来の日本語サポートはXOOPS CubeとしてXOOPS Cube Legacyに向いていたため、日本語版の対応は公式に行われていなかったが、その間も個人・グループで日本語言語ファイルを公開する等の動きがあった。その後、XOOPS Project 公認による XOOPS 日本語サポートが立ち上がっており、日本語での対応が行われる体制が整い始めている。

XOOPS ProjectではXOOPS 2.0 系とは別に、機能拡張のためベータとして XOOPS 2.2 が開発された。その後、XOOPS 2.0 のモジュール動作を可能にさせると共に XOOPS 2.2 の機能追加にも対応させた XOOPS 2.3 が公開された。XOOPS 3.0へ向けて管理画面を一新させる等、機能を一新させた XOOPS 2.4 が後に公開されている。現在 XOOPS 2.5 へ開発が進められている。

[編集] 動作環境

下記はXOOPS 2.4での動作環境。

次のリリースではMySQL・PHPは次の予定となっている。

[編集] インストール

XOOPS 2.3以降、文字コードはUTF-8での動作が推奨されている。XOOPS 2.3 以降向けのモジュールではMySQLでUTF-8の決め打ちをしているケースも出ており、古いバージョンのMySQLでは動作しない場合が生じ始めている。モジュールは外見的にはXOOPS 2.0を継承しており、XOOPS 2.0のモジュールも多くは動作可能であるが、ベータ公開されていたXOOPS 2.2も対応されている。

[編集] XOOPS 2.0

特にXOOPSを普及させる要因となったXOOPS 2.0は汎用CMSとして世界中で幅広く利用された事からモジュールも多く公開されている。しかし、日本サポートの分離から日本ではXOOPS 2.0.x JPという独自バージョンが発生する。これが後にXOOPS Cube Legacyへの開発・公開へとなっている。

その他、現在でもXOOPS 2.0をXOOPS CubeやXOOPS Projectとは別に独自でサポートする動きがある。


[編集] その他 XOOPS に関連する動き

XOOPS の開発メンバーが分離し、XOOPS から派生した CMS、 ImpressCMS が新たに開発・公開されている。XOOPS の上位互換となっており、XOOPS で動作するモジュールの多くは ImpressCMS でも動作可能。 ImpressCMS 公認の日本語サポートが立ち上がっており、 ImpressCMS の日本語利用やサポートも整い始めている。現在 XOOPS のモジュール開発は ImpressCMS も対象としているケースも少なくない。

2010年11月、本家XOOPSプロジェクトからXOOPS Cubeに対してプロジェクト統合の働きかけが行われている。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 後にUTF-8をデフォルトとする方向で開発が進められている模様。
  2. ^ MySQLなどを参照のこと。
  3. ^ フォーラム・ブログなどのモジュールがバンドルされている独自版も存在する。

[編集] 外部リンク

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