WorldView-2

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WorldView-2
所属 DigitalGlobe
主製造業者 ボール・エアロスペース&テクノロジーズ
公式ページ WorldView-2
国際標識番号 2009-055A
カタログ番号 35946
状態 運用中
目的 地球観測
設計寿命 7.25 年
打上げ場所 ヴァンデンバーグ空軍基地
打上げ機 デルタ II
打上げ日時 2009年10月8日
物理的特長
最大寸法 5.7m x 2.5m x 7.1m
質量 2,800kg
発生電力 3,200W
姿勢制御方式 3軸姿勢制御
軌道要素
軌道 太陽同期準回帰軌道
高度 (h) 770 km
軌道傾斜角 (i) 97.2度
軌道周期 (P) 100.2分
降交点通過
地方時
10時30分
観測機器
WorldView-110 camera 可視/近赤外マルチバンドカメラ
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WorldView-2DigitalGlobe社が保有する商用地球観測衛星

2009年10月8日にデルタ IIロケットにより打ち上げられ、2001年のクイックバード、2007年のWorldView-1に続き、DigitalGlobe社が保有する3機目の衛星となった[1][2]

クイックバードと比較して分解能が上がっただけでなく、観測波長もクイックバードの4バンド(Blue、Green、Red、NIR1)に、新たな4バンド(Coastal、Yellow、Red Edge、NIR2)を加えた合計8バンドのマルチスペクトルセンサを搭載している。WorldView-1を上回る口径110cmの大型望遠鏡を搭載し、地上分解能は衛星直下でパンクロマチック0.46m、マルチスペクトル1.84m。観測幅は17.7kmで1日あたりの撮影能力は97.5万km2に達し、平均1.1日で同一地点の再撮影が可能である。主契約社はボール・エアロスペース&テクノロジーズ、ペイロードである光学センサーはITTコーポレーション宇宙システム事業部が担当した。

関連項目

脚注

参考文献・外部リンク