with Tigers MBSベースボールパーク みんなでホームイン!

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with Tigers MBSベースボールパーク
みんなでホームイン!
放送方式 生放送
放送期間 2015年10月3日 - 2016年3月27日
放送時間 火曜日 - 金曜日 18:00 - 19:30
土曜日・日曜日 17:59 - 19:00
放送局 MBSラジオ
公式サイト 公式サイト
特記事項:
火 - 金曜日の17:45 - 18:00(『上泉雄一のええなぁ!』内)に、前座コーナーとして『いっしょにええなぁ みんなでホームイン!』を放送。
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with Tigers MBSベースボールパーク みんなでホームイン!』(ウィズタイガース エムビーエスベースボールパーク みんなでホームイン!)は、2015年度のナイターオフ期間(2015年10月3日 - 2016年3月27日)において、MBSラジオ毎日放送)が毎週火曜日 - 日曜日の夕方に放送していた生ワイド番組。放送上は、『MBSベースボールパーク みんなでホームイン!』というタイトルを用いている。

このページでは、2016年度のナイターイン期間(2016年4月3日以降)で日本プロ野球のナイトゲームが最初から組まれていない日(主に日曜日)の17:59 - 21:00に編成する生放送番組『MBSベースボールパーク番外編 みんなでホームイン!』(エムビーエスベースボールパーク みんなでホームイン!)についても述べる。

概要

番組構成

MBSラジオでは、2013年度・2014年度ナイターオフ期間の火 - 金曜18時台 - 20時台に、『茶屋町プレミアムナイト』という番組レーベルの下で複数の自社制作生ワイド番組を放送。2014年度のナイターオフ期間には、土曜日の17:59 - 19:25に『藤本敦士のDASH宣言![1]日曜日の17:59 - 19:00に『伊東正治のミュージック・バル[2](いずれも自社制作の生ワイド番組)を編成していた。

当番組では、2部構成で放送されていた『茶屋町プレミアムナイト』2014年度版の火 - 金曜1部(17:59 - 20:00)[3]の大半、『藤本敦士のDASH宣言!』および『伊東正治のミュージック・バル』同年度ナイターオフ版の放送枠を一挙に統合。月曜日を除く毎日の生放送で、阪神タイガースを中心にスポーツ関連の話題を扱った。

MBSラジオのナイターオフ編成で、阪神を初めとするスポーツ関連のニュース・企画を主体とした帯番組を、月曜日を除く毎日夕方 - 夜間に放送するのは『MBSとらぐみタイガースライブ!』2011年度版以来4季振り[4]。火 - 金曜日には、平日の夕方に通年で放送中の生ワイド番組『上泉雄一のええなぁ!』内(17:45 - 18:00)で、当番組の前座コーナーとして「いっしょにええなぁ みんなでホームイン![5]を放送していた。

放送内容・出演者

当番組では、2015年の『MBSベースボールパーク』阪神戦中継に出演した毎日放送のスポーツアナウンサー・MBSラジオのプロ野球解説者・スタジオアシスタントや、関連番組の出演者を日替わりで「パーソナリティ」に起用。「『パーソナリティをリスナーへさらに知ってもらいたい』という思いを込めながら、いわゆる『フレンドリー』な番組作りを目指す」という方針[6]の下に、スポーツアナウンサーによる「実況の苦労話」、野球解説者による「野球(特に阪神戦)の楽しみ方」、いわゆる「野球通」向けの情報、昨今ブームとなっている「野球女子」向けの情報を織り交ぜながら、生放送を進めた。

なお、『週刊ますだスポーツ』(2013年度・2014年度のナイターオフ期間に『茶屋町プレミアムナイト』内で放送されていたますだおかだ増田英彦冠番組)の出演者が続投する火曜放送分では、『号外ますだスポーツ』(2015年のプロ野球シーズン中に不定期で放送された『週刊ますだスポーツ』からの派生番組)の企画を引き継いだ。また、日曜放送分では『MBSベースボールパーク番外編』(プロ野球シーズンで最初からナイトゲームの予定がない日に放送する生ワイド番組)2015年・日曜版の出演者が、数名を除き[7]レギュラーを務めた。

番組タイトルの由来

番組タイトルの「with Tigers」は、毎日放送グループ(MBSテレビ・MBSラジオ・GAORA)が2012年から実施中の阪神タイガース応援キャンペーン「with Tigers」 、「ホームイン」は「ホームイン with Tigers」(上記3局の2015年阪神戦中継における同球団の応援企画)を継承。さらに、毎日放送本社M館(大阪市北区茶屋町)のラジオスタジオを「ホーム」に見立てたうえで、「プロ野球シーズン中に『MBSベースボールパーク』の中継で全国各地の球場に赴いてきた解説者やスポーツアナウンサーが、ホームに戻って『タイガース愛』を訴える」というニュアンスを込めている[6]


放送時間

  • 火曜日 - 金曜日 18:00 - 19:30[8]
  • 土曜日・日曜日 17:59 - 19:00[8]
    • 2015年10月3日土曜日)からレギュラー放送を開始。同月1日木曜日)には、『MBSベースボールパーク』で神宮球場からの中継を予定していた東京ヤクルトスワローズ対阪神のナイトゲームが中止になったため、17:59 - 21:00に当番組の紹介を兼ねた雨傘番組『みんなでホームイン!直前スペシャル』を急遽放送した。
    • 全試合がナイトゲームだった2015年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ ファイナルステージ(10月14日 - 17日)や2015年の日本シリーズ10月24日25日および27日 - 29日)には、『MBSベースボールパーク』として、上記の放送枠でナイトゲームの中継を優先。中継を実施する場合には、本編を休止する一方で、火 - 金曜日(10月14日 - 16日および27日 - 29日)に「いっしょにええなぁ みんなでホームイン!」を放送していた。
    • JRNNRNの双方に加盟するMBSラジオは、2006年度の『上泉雄一の発信!UWAらじお』以降、ナイターオフ期間の平日夜間の番組を全編自社で制作してきた。2015年度ナイターオフ編成の火 - 金曜日も、例年通り当番組の時間帯に多くの民放ラジオ局が放送しているJRNやNRNの全国ネット番組(主にTBSニッポン放送文化放送が制作)の本編ネット受けを実施しない代わりに、NRN全国ネットゾーン(19時台前半)[9]CMのみ当番組内(後述する日替わり企画と「みんなでつなごう!リレー川柳」19時台の間)に放送[10]。日曜日には、2013年度から続いている『キニナル』(文化放送制作の生放送番組)ナイターオフ版の同時ネットを、当番組の後枠(19:00 - 20:00)で実施していた。
      • 阪神が2015年レギュラーシーズン3位でクライマックスシリーズへ進出したため、MBSラジオでは、日曜版第1回の放送日である10月11日に読売ジャイアンツとのファーストステージ第2戦(東京ドームでのデーゲーム)を13:55から自社制作で生中継。その関係で、通常は16:30 - 17:10に放送している『唐さん・一枝の艶歌でOH!きに』(自社制作の生放送番組)の放送枠を18:00 - 18:40へ移動させたうえで、18:40 - 19:00に当番組の放送を予定していた。しかし、実際には中継を18:03まで延長。本来は『艶歌でOH!きに』の後枠(17時台)で放送している複数のスポンサー付きレギュラー番組や、17時台の『MBSニュース』『お天気のお知らせ』を、中継終了後から放送枠の完全スライドによって55分遅れで順次放送した。そのため、『キニナル』の同時ネットを急遽休止(代替放送なし)。『艶歌でOH!きに』の放送枠を18:55 - 19:35、当番組日曜版の放送枠を19:35 - 20:00に変更している[11]

パーソナリティ

◎:毎日放送のスポーツアナウンサー
○:毎日放送のプロ野球解説者
●:『MBSベースボールパーク』2015年版のスタジオアシスタント

本来のパーソナリティがスタジオから出演できない場合には、他曜日のパーソナリティや、当番組のレギュラーではない毎日放送のスポーツアナウンサー(以下「非レギュラー組」と略記)が随時代演していた[18]

備考

  • 火 - 金曜日の「いっしょにええなぁ みんなでホームイン!」には、解説者を除く本編への出演者に加えて、プロ野球中継での実況・リポート経験[19]がある上泉雄一(毎日放送アナウンサー)が17:53頃まで出演。豊永・市川のアナウンスによるインフォマーシャルをはさんでから、上泉に代わって解説者が登場していた。
    • プロ野球ポストシーズン中の火 - 金曜日に『MBSベースボールパーク』のナイトゲーム中継を実施した場合には、「いっしょにええなぁ みんなでホームイン!」を中継の前座コーナーとして編成したため、解説者や増田・山田・かみじょうが登場しなかった。また、上泉の退席後には、上記のスポーツアナウンサーと豊永・市川が日替わりで中継の直前情報を伝えていた。
  • 前述の『みんなでホームイン!直前スペシャル』には、上記のレギュラー陣から井上・金山・遠山・亀山・藪が出演。放送中には、遠山・亀山・藪をモデルに起用したPR映像を、スタジオ内で撮影した。
  • 2015年11月3日火曜日文化の日)には、MBSラジオが10:30 - 18:00に「MBS1179秋まつり」(長居公園で開かれた公開イベント)と連動した特別編成を組んだため、『上泉雄一のええなぁ!』と「いっしょにええなぁ みんなでホームイン!」を全編にわたって休止。16:15 - 18:00には、増田・仙田・豊永・関本賢太郎(同年まで阪神に内野手として在籍)の出演で、「MBS1179秋まつり 第2部」として『号外ますだスポーツ』を放送した。関本以外の3名は、通常編成に戻った18:00以降も、引き続き当番組へ出演。安藤は当番組にのみ登場した。

主なコーナー・企画

『いっしょにええなぁ みんなでホームイン!』では『MBSベースボールパーク番外編』、本編では『MBSベースボールパーク』ラジオ中継でのテーマソングを流用した。

『いっしょにええなぁ みんなでホームイン!』のオープニングでは、上泉が「いっしょにええなぁ」、当日出演のスポーツアナウンサーや豊永・市川が「みんなで」と言った後に、出演者全員が声を揃えて「ホームイン」とコール。本編のオープニングとエンディングでは、基本として、タイトルコールの「ホームイン!」で出演者全員が声を揃えていた。ただし、火曜日のオープニングでは、2015年11月から安藤だけが「ホームイン!」と叫ぶ趣向に変えている[20]

全曜日共通

  • 「Today's Sports Topix」
    • with…夜はラジオと決めてます』(2012年度のナイターオフ期間に放送されていた生ワイド番組)→『茶屋町プレミアムナイト』から継承するコーナーで、オープニングの直後に放送。当日出演のスポーツアナウンサーや豊永・市川が、阪神の話題を中心に、最新のスポーツニュースを伝える。なお、火 - 金曜日に『MBSベースボールパーク』のナイトゲーム中継で本編を休止する場合にも、「いっしょにええなぁ みんなでホームイン!」内で当コーナーを放送していた。
    • 阪神の秋季・春季キャンプ期間中には、上記のスポーツアナウンサーや市川が、キャンプ地での取材を交互に担当[21]。当コーナーの後半で、滞在先からの電話によるリポートを連日放送した。上記の期間以外にも、当日出演のスポーツアナウンサーが、「いっしょにええなぁ みんなでホームイン!」の本番直前まで阪神関連の記者会見やトレーニング先などを随時取材。当コーナーの後半で、その成果を報告している。
      • 2016年2月の春季キャンプ期間中には、阪神の一軍キャンプ(沖縄県宜野座村)に加えて、二軍キャンプ(高知県安芸市)やオリックス・バファローズの一軍キャンプ(宮崎市)に関するリポートを随時放送。その関係で、非レギュラー組のスポーツアナウンサーが電話リポートを担当することもある。同月3日放送分では、この年からスポーツアナウンサーとして活動する森本尚太(2015年に毎日放送へ入社)が、オリックスのキャンプリポーターとして野球関連番組へのデビューを果たした[22]
  • 「みんなでつなごう!リレー川柳」
    • 『豊永真琴のベースボールパークEXトラ!』(プロ野球シーズンの火 - 木曜日で『MBSベースボールパーク』のナイトゲーム中継終了後に設定されている後座番組)内でのリスナー投稿企画「タイガース川柳」を発展させたもので、火曜日の第1回放送(2015年10月6日)から開始。阪神や野球に関する川柳を、リスナーから電子メールFAXで募集した。
    • 当番組では、リスナーから寄せられた川柳を、19:00前後とエンディングの直前(火 - 金曜日の場合)に数首ずつ紹介。そのうえで、当日出演の解説者(土曜日のみ桜井)が「最優秀作品」を1句選ぶ。さらに、翌日(日曜日の場合には火曜日)の放送では、その作品の下の句を「お題」(上の句)として川柳を募集。放送期間が終了するまで、このパターンをリレー形式で繰り返す。なお「最優秀作品」に選ばれた川柳を投稿したリスナーには、選出した解説者(桜井)のサインを入れた当番組のステッカーを進呈した。
    • 「最優秀作品」発表時のファンファーレは火・金・日曜日[23]と水・木・土曜日とで異なる。
    • 番組のタイトルにちなんで、第1回では上の句、最終回では下の句を「ホームイン」に設定。最終回では、前日(2016年3月26日放送分)の最優秀作品の下の句を上の句に使用したため、投稿の対象を「中の句」に限っていた。
  • DJモトオの今週の一曲」
    • ハワイアンミュージックカントリーミュージックを中心に、76歳にして幅広いジャンルの楽曲を愛聴する「DJモトオ」(安藤統男)があらかじめ選んだ1曲を、火曜日から日曜日までの1週間を通じて本編のエンディングに放送していた。
    • 番組開始から2016年1月第2週(12日 - 17日)放送分までは、安藤の趣向に加えて、火曜日に共演する増田からのリクエスト(阪神の関係者1名に贈る1曲)も考慮していた。2016年1月第3週以降は、安藤自身の好きな曲や、安藤が阪神の関係者1名に贈る曲を週替わりで流していた。
    • 2015年12月15日(火曜日)から20日(日曜日)までは、「(前週火曜日のゲストだった)江越大賀選手に贈る1曲」という増田からのリクエストを基に、安藤の選曲でニール・セダカの「星へのきざはし」(1960年リリース)を放送する予定だった。しかし、番組スタッフの手違いによって、15日から17日(木曜日)までセダカの「悲しきクラウン」(1962年リリース)を流していたことが判明。18日(金曜日)の放送のエンディングで、当日のレギュラーアナウンサーである井上がその旨を謝罪するとともに、判明のきっかけになったリスナーからの指摘メールを紹介した。なお、同日以降の放送では、安藤の選曲どおりに「星へのきざはし」を流している。

水 - 金曜日

  • 「スポーツええなぁ!」
    • いっしょにええなぁ みんなでホームイン!」内で放送するコーナー。放送日の直近に報じられたスポーツニュースから、リスナーの共感を呼びそうなエピソード1項目を、豊永もしくは市川が紹介した。ただし出演者のフリートークが長引く場合や、前述の事情で「Today's Sports Topix」を放送する場合には割愛。火曜日には、当コーナーの時間帯を増田の近況報告を交えたフリートークに充てていた。

その他の共通企画

  • 「○○のスポーツのアナ」
    • 当日出演のスポーツアナウンサーがメインで進行するコーナー。タイトルの「○○」には、担当アナウンサーの氏名が入る。曜日別に設けた以下のテーマを基に、プロ野球中継でのエピソード、野球の奥深い魅力、スポーツに対する独特の見方などを披露した。
    • 本来の担当アナウンサーが当番組に出演できない場合には、代演するアナウンサーの氏名をタイトルに入れるとともに、そのアナウンサーに見合った企画へ差し替えた。また、土曜日以外の放送で阪神の関係者をゲストとしてスタジオに迎える場合には、当コーナーと後述する「日替わり企画」の時間帯をゲストへのインタビュー・質疑応答に充てた。
      • 火曜日(仙田和吉のスポーツのアナ)「仙田和吉の今夜も絶叫調」:過去に仙田が実況を担当した『MBSベースボールパーク』阪神戦ラジオ中継[24]で、仙田自身が思わず絶叫したシーンの音源を再生しながら、最初に実況した試合から毎週1試合ずつ振り返った。当該シーンについて言いたいことを、仙田がコーナーの最後に改めて絶叫することが特徴。
      • 水曜日(近藤亨のスポーツのアナ)「細かい話で恐縮ですが…」:汗と涙が嫌いなことを自認している近藤が、プロ野球にまつわる「細かい話」(自身で調査・分析した試合・チーム・選手のデータ)を詳しく紹介した。
      • 木・金曜日(井上雅雄のスポーツのアナ)※固定テーマタイトルなし:阪神の関係者に対する井上の取材を基に、『MBSベースボールパーク』の中継では明かし切れなかったエピソードや情報を、週替わりのテーマに沿って熱く語った。木曜日にある選手のエピソードを披露したうえで、井上の呼び掛けに応じてリスナーから寄せられた当該選手へのメッセージ(私見や提案)の一部を、金曜日に紹介することもあった[25]
      • 土曜日(金山泉のスポーツのアナ)「サイコー」→「金山泉のやっぱりサイコー」
        • テーマの「サイコー」は、金山が2015年から(ニュース・プロ野球中継以外の)出演番組で声真似を披露している稲葉浩志B'z)のライブMCでの決め台詞にちなむ。そのため、金山は内容にかかわらず、「サイコー!」の一言でコーナーを締めくくった。当初は毎週放送していたが、2015年11月下旬以降は、後述する「ゲストの泉」と事実上交互に放送。
        • 番組開始から2016年1月23日放送分までは、金山が「サイコー(最高)」と感じた自身のラジオ実況音源を放送したり、阪神の関係者にとって最高[26]のプレー・シーン・メシ(食事)を紹介したりしていた。
        • 2016年1月30日放送分からは、サブタイトルを「金山泉のやっぱりサイコー」に変更するとともに、リスナーも電子メールFAXを通じて参加できる討論企画にリニューアル。「○○(例・阪神歴代4番打者)を選ぶなら誰がサイコーか」というテーマを設定したうえで、リスナーからの意見を交えながら、豊永・桜井とともに意見を交わし合う。
      • 日曜日(近藤亨のスポーツのアナ)「ウィークリータイガース」:『MBSベースボールパーク番外編』日曜版から継承したコーナーだが、当番組では若干内容を変更。放送日までの1週間に報じられた野球関連のニュース・記事から、当日までの「Today's Sports Topix」では扱わなかったトピックスを対象に、近藤や番組スタッフが選んだ「野球通」好みのトピックスを3本紹介する。阪神の話題を取り上げるとは限らないため、他球団の話題を紹介する場合には、サブタイトルに沿って阪神にこじ付けた口上[27]を必ず入れていた。阪神が中日ドラゴンズとの公式戦開幕3連戦(京セラドーム大阪)を終えた直後に放送した最終回では、近藤が同ドームから中継で出演した[28]関係で、『番外編』のように阪神の戦いを振り返っている。
  • 「ビッグムーン大月のマル得ホームラン情報」
    • アナウンサー出身の大月勇(毎日放送ラジオ営業部員)[29]が「ビッグムーン大月」という名義でナビゲーターを務めるラジオショッピングコーナー。『茶屋町プレミアムナイト』で放送されていた「ビッグムーン大月のマル得プレミアム情報」と同じく、「Today's Sports Topix」の直後に不定期で放送していた。

日替わり企画

火曜日以外の企画タイトルは、進行担当者の姓または名を捩っている。
  • 火曜日:「トラトラ生電話」「かえうタイガース」
  • 水曜日:「ヤブー知恵袋」(進行:藪恵壹)
    • リスナーや共演者からの質問を基に、日米両国にわたった現役時代の体験談や、解説を担当したプロ野球中継でのエピソードなどを披露した。コーナーの最後に、野球以外で好きな物事を、毎週1つずつ明かすことが特徴。
  • 木曜日:「カメのお・告・げ」(進行:亀山つとむ)
    • 企画の趣旨は「ヤブー知恵袋」とほぼ同じだが、コーナーの最後に、当日のテーマにちなんだ「お告げ」(激励の言葉や質問への回答など)を披露することが特徴。亀山に代わって太田が出演した第1回放送(2015年10月8日)では、太田の現役投手時代の愛称にちなんで、「プリンスのお・告・げ」というタイトルで放送した。
  • 金曜日:「野球奉行 遠山の金さん」(進行:遠山奨志)
    • 遠山が「野球奉行 遠山の金さん」として、コーナーを取り仕切った。山田が遠山の解説・総括に対して「恐れ入り奉りました」という言葉で応じると、同名のテレビ時代劇[31]さながらに、遠山が「これにて、一件落着!」という一言でコーナーを締めくくることが特徴。ただし、放送期間中にコーナーの趣旨を改めている。
      • コーナー開始から2016年1月8日放送分までは、リスナーから寄せられた質問から山田が選んだ「お題」を基に、野球関係者でも知っているようで知らなかったりするような野球の言葉・ルール・戦術を遠山が分かりやすく解説していた。
      • 2016年1月15日放送分以降は、プロ野球に関する直近のニュース・話題から毎回1つのテーマを設定。リスナーからは、そのテーマに沿った意見を、本編のオープニングからコーナーの開始直前(19:00)までに募集した。当コーナーでは、寄せられた意見を基に、出演者が討論を展開。遠山は、討論を取り仕切ったうえで、コーナーの最後に自分なりの総括を述べていた。
  • 土曜日:「土曜日だからお客様 ゲストの泉」(進行:金山泉)
    • 毎日放送の野球解説者、野球関係の仕事に就いている人物、野球の好きな芸能人などを、ゲストとしてスタジオに招いた。
    • 解説者が出演する場合は、他の曜日と異なり「週替わりゲストの1人」として、当コーナーからエンディングまで出演[32]一枝修平[33]など、当番組のレギュラーではない解説者が出演することもある。
      • 2016年の初回放送(1月9日)には、この年から毎日放送解説者としての活動を8年振りに再開する八木裕が、当コーナーで再開後初のラジオ番組生出演。2月13日放送分では、この年からMBSラジオの解説陣に加わった金村義明[34]が、春季キャンプの取材先である沖縄県内からの生中継で登場した。
    • 2015年11月14日放送分(ゲスト:上園啓史[35])から12月19日放送分(ゲスト:笑福亭三喬)まで放送が途絶えていた。スペシャルウィーク期間中(12月7日 - 13日)も、他曜日および『かめ友 Sports Man Day』では阪神選手(13日は平田勝男コーチ)がゲスト出演した一方で、土曜日(12日)はゲストの出演がなく[36]、当コーナーは放送されなかった。このように、2015年11月下旬以降の放送でゲストを招かない場合には、当コーナーの時間帯を事実上「金山泉のスポーツのアナ」に充てている。
  • 日曜日:「幸司・たけしの言いたい放談」(進行:太田幸司・かみじょうたけし)
    • 太田とかみじょうが、他の共演者を交えながら、野球に限らずさまざまなテーマについてフリートークを展開した。オープニングでは、プロ野球ドラフト会議さながらに、トークのテーマを書いた紙をランダムに入れた抽選箱をスタジオに用意。太田・かみじょう(隔週交代)がその箱から紙を引くことによって、当日のテーマを決定した。
    • R-1ぐらんぷり2016本選の開催日と重なった2016年3月6日には、準決勝で敗退していたかみじょうが、敗者復活候補の1人してフジテレビ本社(東京都港区台場)の前に待機した[37]関係で当番組を休演。当コーナーについては、「幸司太田の言いたい放談」と改題したうえで、太田メインのトークコーナーとして放送した。

土曜日のみ放送

  • MBSニュース」「お天気のお知らせ
    • 「Today's Sports Topix」の直後に内包[38]。「MBSニュース」では当日の本編に出演しないアナウンサーがストレートニュース、「お天気のお知らせ」では日本気象協会関西支社所属の気象解説担当者が天気予報を伝えた。豊永が進行を担当。

特別番組

  • 2015年12月30日(水曜日)には、当番組のレギュラー放送を休止する一方で、10:30 - 17:43に『MBSベースボールパーク みんなでスポーツ総決算!』を編成。生放送のスタジオパートには、当番組のレギュラー陣から藪・亀山・山田スタジアム(山スタ)・かみじょう・豊永(15時台まで)・市川(16時台以降)が登場。スポーツアナウンサーからは、レギュラー陣最年少の金山(11時台まで)と、非レギュラー組で50代の馬野雅行(12時台 - 15時台)・森本栄浩(16時台以降)が出演した。また、『いっしょにええなぁ!』から上泉、『MBSベースボールパーク番外編』日曜版からちゃらんぽらん冨好も登場。企画ごとにキーワードを設けたうえで、以下の企画を放送した。
  • 2016年1月1日(金曜日)には、当番組のレギュラー放送を休止する一方で、16:35 - 17:43に『新春スペシャル! タイガースの夜明けや~!!金本監督といっしょに みんなでホームイン!』を編成。MBSラジオの野球解説者から一軍監督として阪神に復帰した金本知憲と、広島東洋カープの現役選手時代のチームメイトだった西山秀二(毎日放送の関連会社・GAORAおよびラジオ日本野球解説者)をゲストに迎えるとともに、市川が進行役を務めた。また、『みんなでホームイン!』名義の番組では2016年で最も早く放送されたことから、対談の合間には、レギュラーパーソナリティからリスナーや金本に向けたメッセージを随時流した。

ナイターイン期間中の特別番組『MBSベースボールパーク番外編 みんなでホームイン!』

毎日放送グループでは、2016年も「ホームイン with Tigers」を継続。MBSラジオでは、『番外編』を『MBSベースボールパーク番外編 みんなでホームイン!』へ改称するとともに、当番組(2015年度ナイターオフ版)の出演者・企画の一部を引き継いでいる。なお、2015年までの『番外編』の内容については、当該項を参照。

出演者

レギュラー出演者をほぼ固定していた2015年までの『番外編』日曜版から一転して、市川以外は毎回出演者を入れ替える予定。金村をはじめ、2015年度ナイターオフ版のレギュラーでなかった人物が出演することもある。

◎:毎日放送のスポーツアナウンサー
○:毎日放送のプロ野球解説者
●:『MBSベースボールパーク』2016年版のスタジオアシスタント
#:2015年度ナイターオフ版でレギュラーを務めたお笑い芸人・タレント

日曜版
  • 2016年4月3日:近藤亨◎、市川いずみ●、藪恵壹○、かみじょうたけし#
  • 2016年4月10日(予定):井上雅雄◎、市川いずみ●、金村義明○

主な企画・コーナー

2015年度のナイターオフ版から、「ウィークリータイガース」「スポーツのアナ」を継承。ただし、プロ野球シーズンに合わせて、放送当日までの阪神の戦い振りを回顧する内容にほぼ特化している。

日曜日にプロ野球のデーゲームを開催している場合には、オープニングで近藤が全試合の途中経過・結果を報告。阪神のデーゲームが18:00以降も続いている場合には、報道素材収録・他局への裏送り中継用の実況を関西ローカル向けの中継に切り替えたうえで、試合終了まで放送してから本編に入る。また、2015年までの『番外編』に続いて、19:00頃にはスタジオから「MBS交通情報」を放送する。

その一方で、2015年度のナイターオフ版に出演していた解説者が登場する場合には、放送期間中に担当していた上記のメインコーナー(「ヤブー知恵袋」など)を復活させる。ただし、阪神の戦い振りの検証に主眼を置くほか、以下の内容に変えている。

  • 「ヤブー知恵袋」:藪の好きな物事ではなく、藪の好きな楽曲を1曲ずつ紹介したうえで、その曲の一節を流すことでコーナーを締めくくる。

脚注

  1. ^ 当時毎日放送の野球解説者だった藤本敦士(2014年11月から阪神の二軍内野守備コーチに就任)の冠番組
  2. ^ 2015年4月改編で毎週水曜日の24:30 - 25:00、10月改編で当番組土曜版の後枠(19:00 - 19:30)に放送枠を移動。
  3. ^ 松井愛のすこ〜し愛して♥』ナイターオフ版を放送。MBSラジオの2015年4月改編では、同番組の放送枠を毎週月 - 金曜日の10:30 - 12:30、2009年4月からこの枠で放送されてきた『上泉雄一のええなぁ!』の本編(基本放送枠)を毎週月 - 金曜日の15:30 - 17:45にそれぞれ移動させている。
  4. ^ 2012年度から2014年度までは、主に長時間の生ワイド番組(2012年度は『with…夜はラジオと決めてます』、2013年度・2014年度は『茶屋町プレミアムナイト』レーベル)を編成。いずれの番組でも、スポーツニュースを全曜日の共通企画として放送したほか、日替わり特集の一部を阪神関連の企画に充てていた。
  5. ^ 2015年のプロ野球シーズン中には、『MBSベースボールパーク』の前座コーナー「まだまだええなぁ!もうすぐベースボールパーク」を放送。上泉に加えて、火 - 木曜日に豊永、金曜日に市川が出演している。
  6. ^ a b MBSラジオ2015年10月タイムテーブル” (PDF). MBSラジオ (2015年10月1日). 2015年10月1日閲覧。
  7. ^ ちゃらんぽらん冨好は当番組自体出演せず。山田スタジアムは当番組木曜・金曜レギュラー。
  8. ^ a b MBSラジオ2015年秋改編ラジオプログラム” (PDF). MBSラジオ. 2015年9月20日閲覧。
  9. ^ 2015年度は、ニッポン放送制作の『今夜もオトパラ!』19時台に該当。
  10. ^ それに加えて、2013年度は11月12日から12月13日まで文化放送制作のラジオドラマあさひるばん ビギニング』(全20話)を『茶屋町プレミアムナイト』レーベル共通コーナーとして20時台の後半に放送。2014年度は11月4 - 7日および11 - 14日にニッポン放送制作『JA共済プレゼンツ「大人のライフプラン」』を19:50 - 20:00(『松井愛のすこ〜し愛して♥』は同番組放送期間のみ終了時刻を10分繰り上げ)に放送。2015年度は12月から2月までニッポン放送制作『教えて!社労士さん』を『亀井希生ニュースターラジオ』金曜日内で放送。
  11. ^ 日曜版パーソナリティのうち、近藤亨はファーストステージの実況・ベンチリポーター要員として東京ドームに派遣されていたため、土曜日担当の金山が近藤の代役として2日連続で当番組に出演。
  12. ^ 当番組の放送期間中には、『もっとファイターズ「スタメン」』(HBCラジオが火 - 金曜日の夕方に放送するナイターオフ期間限定番組)内の「ファイターズファン養成講座!」(毎週木曜日17:50 - 18:30)にもレギュラーで出演(参考)。
  13. ^ 『茶屋町プレミアムナイト』2014年度金曜2部『かみじょうたけしのブレイクしたいねんっ!』のパーソナリティを経て、2015年4月から『上泉雄一のええなぁ!』金曜日のコーナーレギュラー。
  14. ^ MBSラジオでは、当番組が放送されない月曜日の18時台に、通年番組『亀山つとむのかめ友 Sports Man Day』のパーソナリティを担当(2016年3月21日終了)。阪神の春季キャンプ中は例年、取材や番組出演を兼ねて、一軍キャンプ地の沖縄県内に約1ヶ月間滞在する。当番組でも、2016年2月放送分には、滞在先からの生中継で出演。
  15. ^ 豊永と山田は、2014年以降のプロ野球シーズン中に『豊永真琴のベースボールパークEXトラ!』で共演中。
  16. ^ 2014年度のナイターオフ期間には、『藤本敦士のDASH宣言!』にパートナーアナウンサーとして出演。
  17. ^ 2015年6月27日の『キナン presents レッツ!ヴェルヴェッツ!』終了から2016年1月9日の『JR東海プレゼンツ 寺田一義の旅のEXパート』開始まで、暫定措置として『延長スペシャル』をレギュラー放送していた。
  18. ^ 2015年11月6日・7日放送分は女子ゴルフ「TOTOジャパンクラシック」のため三重入りした井上・金山の代わりに仙田(6日)・近藤(7日)、11月20日・21日放送分は男子ゴルフ「ダンロップフェニックストーナメント」のため宮崎入りした井上・金山の代わりに森本栄浩(20日)・赤木誠(21日)、2016年1月23日放送分はインフルエンザ発症で出演を見合わせた金山の代わりに森本栄浩、1月28日・29日放送分は新婚旅行に出掛けた井上の代わりに赤木(28日)・森本栄浩(29日)、2月25日放送分は阪神沖縄キャンプ取材中の井上の代わりに馬野雅行が担当。新人の森本尚太もオリックス春季キャンプの電話リポートを担当したため、プロ野球中継に出演するスポーツアナウンサーで出演の機会がなかった人物は、2016年9月で定年を迎える美藤啓文のみであった。
  19. ^ 1992年に毎日放送へ入社。MBSラジオが『毎日放送ダイナミックナイター』というタイトルでプロ野球を中継していた1990年代の中盤から後半にかけて、スポーツアナウンサーとして活動していた。スポーツの担当から外れた2000年代のナイターオフ期間には、当番組の平日の放送枠で、『上泉雄一の発信!UWAらじお』シリーズ(2006・2007年度)→ 『上泉雄一のFANFANレディオ』(2008年度)などのパーソナリティを務めた。
  20. ^ 番組開始当初に安藤が「ホームン!」と言い間違えたり、コールのタイミングを誤ったりしたことから、増田の提案を基に変更。
  21. ^ 市川は他局のレギュラー番組との兼ね合いで週の後半のみ担当。
  22. ^ 翌日(2月4日)の放送でも中継リポートを担当。
  23. ^ 『ますだスポーツ』シリーズのネタ投稿コーナー=当番組火曜日「かえうタイガース」のものを使用。
  24. ^ 番組開始当初は、2015年のレギュラーシーズンで実況を担当した公式戦を、1試合ずつ振り返っていた。2016年1月12日放送分で全ての音源を紹介したため、同月19日放送分からは、2014年以前に実況した阪神戦中継での名シーンを取り上げている。
  25. ^ 今成亮太内野手の起用法をテーマに語った2015年12月17日・18日放送分が該当。
  26. ^ 「サイコーに悔しい」など、悪い内容も取り上げる。
  27. ^ 例えば、梨田昌孝東北楽天ゴールデンイーグルス一軍監督)の駄洒落に関する話題を取り上げた際には、「(2010年のシーズン終了後に)阪神の(一軍)監督候補に挙がったことのある楽天の梨田監督」という口上から本題に入っていた。
  28. ^ 当日14:01開始の阪神対中日第3戦で、報道素材向けの実況と、『ショウアップスポーツ』(ニッポン放送の関東ローカル番組)向けのリポートを担当。当番組には通常どおりスタジオからの出演を予定していたが、17:35に試合が終了したため、京セラドームからの中継出演に変更した。
  29. ^ アナウンサー時代には、2009 - 2011年度のナイターオフ期間に当番組と同じ時間帯で放送されていた『MBSたびぐみ とっておき旅ラジオ』でパーソナリティを担当。
  30. ^ 『ますだスポーツ』シリーズは番組専用メールアドレスを持っていない。
  31. ^ コーナーテーマ曲は、MBSテレビでネットされていた『遠山の金さん捕物帳』および『ご存知遠山の金さん』の主題歌(歌:親分と子分ズ)を使用。
  32. ^ そのため、MBSラジオやradikoの番組表では金山の次に「週替わり解説者」と、実際の出演有無を問わず書かれてあった。もっとも、2015年は亀山つとむ(初回ゲスト)と一枝以外の解説者出演実績がなく、2016年は後述の八木裕と金村義明が1回ずつ出演しただけにとどまった。
  33. ^ 2015年11月21日放送分出演時は、オープニングで桜井一枝との組み合わせを「Wワン(一)ブランチ(枝)」と赤木誠(金山の代役)に呼ばれていた。併せて赤木は自身と豊永真琴との組み合わせを「Wマコト」とも呼んでいた。
  34. ^ 2015年度から、『上泉雄一のええなぁ!』の月曜日にパートナーとして出演中。
  35. ^ 元・阪神 - 楽天投手。金山とは首都大学野球2部リーグで対戦経験あり。
  36. ^ 歳内投手の結婚式があったため、阪神関係者の都合がつかなかった」と金山が説明。
  37. ^ 当番組終了直後の19:00から、フジテレビ系列(関西地方では関西テレビ)で本選の模様を生放送。しかし、かみじょうの敗者復活はならなかった。
  38. ^ 2014年ナイターオフ期間の土曜日は『藤本敦士のDASH宣言!』終了後の19:25から単独番組として5分間放送していた。ちなみに月曜日は通年で『ネットワーク1・17』内、2015年ナイターオフ期間の火 - 金曜日は『ニュースターラジオ』内、日曜日は21:55から単独番組として5分間放送。

外部リンク