Wikipedia:井戸端/subj/翻訳記事の要約欄不備(初版で記載忘れ+他利用者の編集あり)の対応について

翻訳記事の要約欄不備(初版で記載忘れ+他利用者の編集あり)の対応について[編集]

ある利用者(海外の方です)が新規作成した翻訳記事で要約欄への記載忘れがありました。例えばスポルディング (スポーツ用品)です。履歴を見ていただくと分かりますが、「初版で要約欄への記載忘れがあり、かつ、他の利用者による編集がある場合」ということになります。このような場合の対処はWikipedia:削除依頼となり、他の利用者の編集は巻き添えになるのもやむなし、となるのでしょうか?

Wikipedia:翻訳のガイドライン要約欄への記入忘れ・誤記入」の「初版で要約欄への記載忘れまたは誤記入をし、他の利用者による以降の編集がない場合」にも「初版以外の版で要約欄への記載忘れまたは誤記入をし、他の利用者による以降の編集がない場合」にも該当せず、「上記以外の場合には、状況に応じ、特定版削除、全削除、あるいは即時削除を依頼してください。」とあるのですが、この「状況」による対処の違いがよく理解できていません…。--Penn Station 2008年12月23日 (火) 00:28 (UTC)[返信]

補足:初版の要約欄には「英語版から翻訳」とだけ記入されていて、言語間リンクは張られています。--Penn Station 2008年12月23日 (火) 00:35 (UTC)[返信]
◆その場合、現時点でのウィキペディア日本語版では著作権侵害を理由として削除する必要があります。で、ウィキペディア日本語版での削除には「特定版削除」と「全削除」(つまり普通の「削除」)、「即時削除」の3種類があります。記事の状況に応じて、その3つのうちの適切なものを依頼してくださいという意味です。--iwaim 2008年12月23日 (火) 14:02 (UTC)[返信]
iwaimさん回答ありがとうございます。結局、Wikipedia:削除の方針およびWikipedia:即時削除の方針に従った対処となる、ということなのですね。本件のように「初版で要約欄への記載忘れがあり、かつ、他の利用者による編集がある場合」は、時削除の方針で示されている条件に該当しない場合は、問題版(初版)以降最新版までを削除 → つまり結局、記事全体を削除する必要がある、と理解しました。(Wikipedia:翻訳のガイドラインから削除の方針文書へのリンクがあった方が良いと思いました。)
あと1点だけ確認させてください。「記事の状況」に影響するのかしないのかがハッキリ分からなかったのが、言語間リンクの扱いです。Wikipedia:翻訳のガイドライン#言語間リンクでは「言語間リンクはもはや履歴継承の免罪符とはみなされていません」と明記してあるのですが、Wikipedia:著作権#ウィキペディアにおける翻訳では「要約欄を利用して履歴にリンクを記録しない場合には、言語間リンクを設置するか、本文でリンクを設置してください。」とあります。文書間で齟齬があるように思うのですが…。Wikipedia:翻訳のガイドラインは「考慮すべきガイドライン」でWikipedia:著作権は「公式な方針」である点を考えると、後者を優先して考えるべきでしょうか?その場合、今回のケースでは言語間リンクはあるので著作権違反にはならない(削除する必要はない?)、と考えることもできるのでしょうか?。--Penn Station 2008年12月23日 (火) 15:46 (UTC)[返信]
削除系方針文書へのリンクはどのようにリンクするのかがちょっと悩ましいですが、検討した方がいいかもしれないですね。
言語間リンクの扱いについては、(今のWikipedia:著作権が対象となる編集については) 言語間リンクがあるだけでは履歴を継承 (GFDL 1.2 4-I) したとは見做されません。
簡単に解説すると、現在のウィキペディア日本語版は、他言語版の翻訳などの場合は、要約欄でのリンクを実施することでGFDL 1.2の4-Iや4-Jを満たすと解釈しています。また、要約欄でのリンクをしない場合でもGFDL 1.2での履歴の継承 (4-I) を満たすことは可能です。しかし、要約欄でのリンク以外で4-Iを満たしたとしても、4-Jを満たす必要があるのです。そのため、「要約欄を利用して履歴にリンクを記録しない場合」は、4-Jを満たすために「言語間リンクを設置するか、本文でリンクを設置」せねばなりません。--iwaim 2008年12月23日 (火) 15:57 (UTC)[返信]
その後の下記iwaimさんと125.4.73.41さんとの議論を拝見し、言語間リンクに関する疑問がかなり解消しました。iwaimさん、125.4.73.41さん、ありがとうございました。ただ、Wikipedia:著作権#ウィキペディアにおける翻訳の「要約欄を利用して履歴にリンクを記録しない場合には、言語間リンクを設置するか、本文でリンクを設置してください」の部分の解釈がやはりよく分かりません…。iwaimさんからは「「要約欄を利用して履歴にリンクを記録しない場合」は、4-Jを満たすために「言語間リンクを設置するか、本文でリンクを設置」せねばなりません」とのコメントも頂きましたが、ということは、(2008年7月14日以降の文書や版でも)言語間リンクや本文中に元文書へのリンクがある場合は、必ずしも要約欄にリンクを記入しなくてよい、ということになるのでしょうか?(またGFDL 1.2 Section 4の4-Jは単にnetwork locationの保存を求めているだけのように読めますが…)--Penn Station 2008年12月28日 (日) 16:07 (UTC)[返信]
《(2008年7月14日以降の文書や版でも)言語間リンクや本文中に元文書へのリンクがある場合は、必ずしも要約欄にリンクを記入しなくてよい、ということになるのでしょうか?》については、要約欄へのリンクは必須ではありません。別の方法にてGFDL 1.2 4-Iを満たしておけば問題とはなりません。逆に言えば、要約欄でのリンクがなかった場合には、別の方法でGFDL 1.2 4-Iを満たしていなければ問題があるということです。
《4-Jは単にnetwork locationの保存を求めているだけのように読めますが…》という理解はあっています。4-Jは「要約欄からのリンク」でも「本文中のリンク」でも「言語間リンク」でも満たすことができるということが、現在のWikipedia:著作権での解釈となります。そしてもちろん4-Iも満たす必要があるということだけです。4-Iを満たす方法としては、例えば「要約欄からのリンク」があります。また、著作権者すべてを要約欄に書いてしまうということでも4-Iを満たすことができます。他の方法でも問題ないとされる方法はきっとあるでしょう。--iwaim 2008年12月28日 (日) 16:23 (UTC)[返信]
早速のご回答ありがとうございます。私の元々の疑問はWikipedia:翻訳のガイドラインでは「要約欄でのリンク記入 → 必須、言語間リンク → 推奨」であるのにWikipedia:著作権#ウィキペディアにおける翻訳では「言語間リンクや本文中に元文書へのリンクがある場合は、必ずしも要約欄にリンクを記入しなくてよい」と言っており、いったいどちらに従うべきか、ということでした。Wikipedia:翻訳のガイドラインはあくまでガイドラインであり、望ましい履歴継承の方法を示している、ということになるのでしょうか(それにしても「言語間リンクはもはや履歴継承の免罪符とはみなされていませんが」という箇所はまだひっかかります)。しかしそうなると、今回の事例では言語間リンクはあるので削除までは行わなくても良いように思いますが(なんだか堂々巡りのようで申し訳ありません…)。--Penn Station 2008年12月28日 (日) 16:53 (UTC)[返信]
《それにしても「言語間リンクはもはや履歴継承の免罪符とはみなされていませんが」という箇所はまだひっかかります)。しかしそうなると、今回の事例では言語間リンクはあるので削除までは行わなくても良いように思いますが》いいえ。以前は「言語間リンクがあれば履歴を継承している。即ち、言語間リンクがあればGFDL 4-Iを満たす」と解釈していました。しかし、現在では「言語間リンクがあるだけでは履歴をしているとは見做さない」となっています。だからこそ、翻訳のガイドラインにも『言語間リンクはもはや履歴継承の免罪符とはみなされていませんが』という文言があります。
Wikipedia:著作権」と「Wikipedia:翻訳のガイドライン」との関係について簡単に解説します。もちろん第一に従うべきは「Wikipedia:著作権」です。そして、翻訳の際に「Wikipedia:著作権」に従った手順の例を「Wikipedia:翻訳のガイドライン」は記しています。
Penn Stationさんは何だか腑に落ちていないようですが、現時点の「Wikipedia:著作権」と「Wikipedia:翻訳のガイドライン」との間に矛盾した記述はないはずです。「Wikipedia:翻訳のガイドライン」の手順に従っておけば、「Wikipedia:著作権」にも従っていることとなります。また、もし、「Wikipedia:翻訳のガイドライン」の手順に従わなかったとしても、「Wikipedia:著作権」的に問題がないケースも存在しうるということです。ただし、「Wikipedia:著作権」では「言語間リンクのみではGFDL 4-Iを満たしていない」ということになっています。--iwaim 2008年12月28日 (日) 17:11 (UTC)[返信]
何度もすみません。「言語間リンクのみではGFDL 4-Iを満たしていない」というのは、具体的に「Wikipedia:著作権」のどの部分で説明されているのでしょうか?同文書では「要約欄に翻訳元の記事等へのリンクを張ることなど (要約欄でリンクを設置しなかった場合は言語間リンクまたは本文でのリンクも必要) により、上記の義務が満たされたと考えます」などとなっていて、各条件はORであり「言語間リンクのみでもOK」というように読めるのですが…。--Penn Station 2008年12月28日 (日) 17:45 (UTC)[返信]
Wikipedia:著作権#総則」にある「履歴 (History)」の解説をお読みください。「履歴 (History)」に言語間リンク先の「履歴」を含まないため、言語間リンクのみでGFDL 4-Iを満たすことはできません。--iwaim 2008年12月28日 (日) 18:46 (UTC)[返信]
(インデント戻します)「Wikipedia:著作権#総則」の「履歴 (History)」の解説は承知していましたが、「「メイン・テキスト」の投稿差分が、他言語版も含めてウィキペディアのページからの複製・転記・翻訳を含む場合には、要約欄でのリンク記入などによって指示されたそれら元ページの履歴ページを履歴に含みます」となっているため、この「など」の部分が同文書のウィキペディアにおける翻訳で敢えて示されている「言語間リンクまたは本文でのリンク」での方法を意図しているのかな?と解釈したのですが、おかしかったでしょうか。また、言語間リンクのみではGFDL 4-Iを満たさないとする場合、Wikipedia:著作権#ウィキペディアにおける翻訳で敢えて「言語間リンクまたは本文でのリンク」の方法も示しているは何故なのでしょう?(この点が最大の疑問点かもしれません)--Penn Station 2008年12月29日 (月) 09:39 (UTC)[返信]

(インデント戻します) 「スポルディング (スポーツ用品)」についてどうすればいいのかについての私見も書いておきます。(現在、翻訳なさった方にはPenn Stationさんが対応いただいていますので、何人もからコメントするよりかは、Penn Stationさんが引き続き対応いただければ、とは思っています。とはいえ、説明が必要なら私から説明することは可能です)

スポルディング (スポーツ用品)」は、ウィキペディア日本語版においては英語版記事の著作権を侵害していると判断されます。そのため、削除する必要があります。ですから、翻訳なさった方には、翻訳したものをPCにでも保存してもらっておき、削除後に再投稿していただくようにお願いすればよいんじゃないかと思います。もちろん、その際にはウィキペディア日本語版で問題とは考えられていない方法での翻訳が必要です。--iwaim 2008年12月23日 (火) 16:08 (UTC)[返信]

いろいろありがとうございます。上記の言語間リンクについてのiwaimさんの解説とGFDLの該当部分、Wikipedia:著作権を何度か読み直したのですが、眠気のせいかいまだに「?」です…。もうちょっとじっくり読んだ後に応答させてください。すみません。
スポルディング (スポーツ用品)(他にもあるかもしれません)の方は傷口が広がらないように、まずは上記iwaimさんから頂いたコメントを元に翻訳者の方に通知しておこうと思います。いずれにせよ削除→再投稿で著作権上の問題はなく、早い方が良いと思いますので。--Penn Station 2008年12月23日 (火) 16:49 (UTC)[返信]
言語間リンクがないならいざ知らず、本文中に言語間リンクがある時点で、要約欄に記された「英語版」というキーワードがen:Spalding (sports equipment)を指すのは誰でも容易に想像がつきます。本文に一度戻って言語間リンクを踏むなり、ソースを見て直接英語版に飛ぶことが可能で、(手動)リンクが張られていると考えるべきではないでしょうか。版指定はありませんが、その時点の最新版からの翻訳と考えるのが妥当でしょう。現在のWikipedia:翻訳のガイドラインWikipedia:著作権/翻訳記事要約欄記入法の記載方法には従っていませんが、削除しなければいけないほど深刻なGFDL違反と言えるのか疑問です。少なくともWikipedia:翻訳のガイドライン成立以前の同様の削除依頼で、実際に削除された事例はほぼ皆無でした。一番恐れているのは、今後このようなケースで削除されるのが標準となった場合、過去に作成された記事に対して削除と騒ぎたてる輩が出ることです。特に初期の日本語版において、GFDLをかなり意識されている方でも今回の記事と同様の要約欄への記入方法をされていましたし、推奨すらされていました。
Wikipedia:翻訳のガイドライン#要約欄への記入忘れ・誤記入にあるところの補遺の手段を初版作成者に促し、次回の翻訳以降はWikipedia:著作権/翻訳記事要約欄記入法に従っていただけるようにお願いするのが筋だと考えます。ことさらに他者の不備を問題視されたいのなら、削除依頼の提出を止めませんが。--125.4.73.41 2008年12月23日 (火) 17:15 (UTC)[返信]
Wikipedia:著作権での解釈に異論があるのであれば、改訂の提案をお願いします。また、《一番恐れているのは、今後このようなケースで削除されるのが標準となった場合、過去に作成された記事に対して削除と騒ぎたてる輩が出ることです》については、Wikipedia:著作権が2008年7月14日 0:00 (UTC) 以降の編集についてのみ影響があるということは、Wikipedia:著作権の冒頭に記載されているので、過去への適用はなされないはずです。--iwaim 2008年12月23日 (火) 23:42 (UTC)[返信]
まず、どのような議論を経て、Wikipedia:著作権のどこの文言が変更された結果、本件のような事例が削除対象であると判断されるに至ったのかを、ご説明いただけますでしょうか。少なくともWikipedia‐ノート:著作権/ログ/2008年12月25日まで#要約欄簡略記載許容範囲を拝見したかぎり、Jmsさんは「英語版より翻訳」とのみ記載された場合を「グレーゾーンだと感じています」と述べられており、削除しなければならないとするiwaimさんとは見解の相違が発生しているようです。本文や言語間リンクを全く考慮に入れない場合、履歴ページに表示された日本語版の記事名と要約欄に記された言語名だけを手がかりに、翻訳元記事をどの程度特定できるのかは疑問を感じますが。
今回は「過去への適用はなされないはずです」という予想外のお言葉をいただけましたので、このまま本件の削除依頼が提出されたとしても、影響を受ける期間が2008年7月14日以降に限定されるため、私は強く反対しません。ただ、つい先日に言語間リンクの件で現行方針を遡及適用させようとした前歴がある以上、お言葉を安易に信用することができません。同様に本件も著作権侵害だと主張されるiwaimさんが、何ゆえ今回は方針を遡及適用させようとしないのか、その理由を併せてご説明いただきたくお願いいたします。--125.4.73.41 2008年12月24日 (水) 09:03 (UTC)[返信]
◆《まず、どのような議論を経て》については、私は改訂に当初から関わったわけではありませんのでどのような議論を経たのかは明確に回答できません。気になるのであれば議論の場を探して読んでみてください。《Wikipedia:著作権のどこの文言が変更された結果、本件のような事例が削除対象であると判断されるに至ったのかを、ご説明いただけますでしょうか》については、編集と同時に言語間リンクが設置された場合に履歴が継承されていると解釈していた過去の「Wikipedia:著作権/2008年7月13日までの文書対象」から、編集と同時に言語間リンクが設置されただけでは履歴を継承されたとは見做さない現在の「Wikipedia:著作権」に改訂されたことが、今回のケースが削除対象であるという根拠です。Jmsさんのコメントに対する私の見解については、ここで述べるよりも「Wikipedia‐ノート:著作権/ログ/2008年12月25日まで#要約欄簡略記載許容範囲」にて書く方が有意義だと思いますので、そちらに書いておきました。
《何ゆえ今回は方針を遡及適用させようとしないのか》については、《つい先日に言語間リンクの件で現行方針を遡及適用させようとした前歴》を具体的に教えてもらわないことにはなんとも言えません。たぶん、その先日の「前歴」というのは現行方針の遡及適用を意図している訳ではないんじゃないか、という気はします。例えば、私は「Wikipedia:著作権/2008年7月13日までの文書対象」の対象記事でもどこかからの翻訳であることを明示していない場合は、GFDLの諸条件以前に、他者の著作物であることを明示していないことによる著作権の侵害であるという判断をしています。--iwaim 2008年12月25日 (木) 00:05 (UTC)[返信]