WS-15 (エンジン)

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渦扇-15(中国語: 涡扇-15、ウーシャン(wō shàn)-15、略称WS-15)は、中国瀋陽航空エンジン研究所英語版(606研究所)と西安航空エンジン公司英語版によって開発されているターボファンエンジンである[1]。同じく開発中の第5世代ジェット戦闘機ステルス戦闘機)であるJ-20に搭載される予定である。

概要[編集]

WS-15は1990年アフターバーナー時に180 kN (40,500 lbf)の推力を発生させることを目標に開発が始められ、2010年にはエンジンコアが初公開された[1][2][3][4]

WS-15には、WS-10の経験が生かされ、リスクを減らし、開発期間の短縮に役立っているとされる。なお、WS-15の開発に当たって、1996年代にロシアのツマンスキー設計局からサンプルとして少数購入した、R-79-300ロシア語版Yak-141に搭載)の技術が使用されているとの情報もある[5]

また、エンジンコアを流用したSF-Aと呼ばれる高バイパス型が開発中で、こちらはY-20輸送機C919旅客機に搭載される予定である[6]

搭載機[編集]

現在はAL-31FまたはWS-10が搭載されているが、将来的に換装予定である。

仕様(試作機)[編集]

一般的特性

構成要素

性能

出典: China: Major Breakthrough for Mass Production of J-20 in Developing its Engines


脚注[編集]

  1. ^ a b c China Aerospace Propulsion Technology Summit (2012), Galleon (Shanghai) Consulting Co., Ltd., p. 2.
  2. ^ Fisher Jr, Richard (December 30th, 2009). October Surprises In Chinese Aerospace, International Assessment and Strategy Center
  3. ^ Engine Development Timeline
  4. ^ WS-15 Core
  5. ^ 歼-20所用WS-15航空发动机来自雅克-141(1)
  6. ^ China Aerospace Propulsion Technology Summit (2013), Galleon (Shanghai) Consulting Co., Ltd., p. 3.

外部リンク[編集]