WJBL 2011-12

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
WJBL 11-12レギュラーリーグ、トヨタJX代々木第二体育館
WJBL 11-12レギュラーリーグ、富士通新潟とどろきアリーナ

WJBL 2011-12(第13回Wリーグ)は、2011年9月30日から2012年3月6日まで、日本各地で行われたバスケットボールリーグ。JXサンフラワーズが4シーズン連続15回目の優勝を達成した。

参加チーム[編集]

Wリーグ[編集]

W1リーグ[編集]

試合方式[編集]

レギュラーリーグ[編集]

  • W、W1とも4回戦総当たりのリーグ戦を戦う。
  • 1月は全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)による中断を経て、21日に再開。
  • Wリーグは上位4チームがプレーオフに進出する。W1リーグはレギュラーリーグのみで順位を決定する。

プレーオフ(Wリーグのみ)[編集]

  • レギュラーリーグ1位と4位、2位と3位の組み合わせで3戦2先勝方式のセミファイナルを戦い、勝者は5戦3先勝方式のファイナルに進む。

結果[編集]

WJBL 10-11レギュラーリーグ、デンソー富士通、美郷総合体育館。

Wリーグ[編集]

レギュラーリーグ順位[編集]

順位 チーム名 成績 勝率
1 JXサンフラワーズ 24勝4敗 .857
2 トヨタ自動車アンテロープス 23勝5敗 .821
3 デンソーアイリス 20勝8敗 .714
4 富士通レッドウェーブ 17勝11敗 .607
5 三菱電機コアラーズ 11勝17敗 .393
6 シャンソン化粧品シャンソンVマジック 11勝17敗 .393
7 新潟アルビレックスBBラビッツ 4勝24敗 .143
8 アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス 2勝26敗 .071
  • 三菱電機とシャンソンは直接対決の結果4勝0敗と三菱電機が上回った。

プレーオフ[編集]

WJBL 11-12プレーオフ・セミファイナル、トヨタデンソー秋田県立体育館
WJBL 11-12プレーオフ・セミファイナル、富士通JX秋田県立体育館
WJBL 11-12プレーオフ・ファイナル第3戦、トヨタJX船橋アリーナ

セミファイナル

勝者 スコア 敗者 会場
1 JXサンフラワーズ
(レギュラーリーグ1位)
61 - 72 富士通レッドウェーブ
(同4位)
秋田県立体育館
2 63 - 56
3 84 - 67
1 トヨタ自動車アンテロープス
(同2位)
52 - 47 デンソーアイリス
(同3位)
2 59 - 49

ファイナル

勝者 スコア 敗者 会場
1 JXサンフラワーズ 77 - 74 トヨタ自動車アンテロープス 松本市総合体育館
2 77 - 60 ALSOKぐんまアリーナ
3 51 - 82 船橋アリーナ
4 77 - 66

優勝・準優勝メンバー[編集]

[1]

優勝メンバー 準優勝メンバー
JXサンフラワーズ トヨタ自動車アンテロープス

最終順位[編集]

順位 チーム名
1 JXサンフラワーズ
2 トヨタ自動車アンテロープス
3 デンソーアイリス
4 富士通レッドウェーブ
5 三菱電機コアラーズ
6 シャンソン化粧品シャンソンVマジック
7 新潟アルビレックスBBラビッツ
8 アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス

W1リーグ[編集]

WJBL 11-12レギュラーリーグ WI、トヨタ紡織対ビッグブルー東京、東京海上石神井体育館。
順位 チーム名 成績 勝率
1 トヨタ紡織サンシャインラビッツ 14勝2敗 .875
2 日立ハイテク クーガーズ 12勝4敗 .750
3 エバラヴィッキーズ 10勝6敗 .625
4 ビッグブルー東京 3勝13敗 .188
5 山梨クィーンビーズ 1勝15敗 .063

WJBLアウォード[編集]

第13回Wリーグ アウォード表彰、船橋アリーナ

Wリーグ[編集]

部門 受賞者 チーム
プレーオフMVP 吉田亜沙美 JX
レギュラーシーズンMVP 吉田亜沙美 JX
ルーキー・オブ・ザ イヤー 町田瑠唯 富士通
コーチ・オブ・ザ・イヤー 内海知秀 JX

ベスト5

ポジション 受賞者 チーム
ガード 吉田亜沙美 JX
ガードフォワード 川原麻耶 トヨタ自動車
フォワード 藤原有沙 デンソー
センターフォワード 矢野良子 トヨタ自動車
センター 髙田真希 デンソー

リーダーズ

部門 受賞者 チーム 記録
得点 髙田真希 デンソー 22.39点
アシスト 小畑亜章子 デンソー 8.11本
リバウンド 高橋礼華 新潟 11.39本
スティール 久手堅笑美 トヨタ 2.96本
ブロックショット 高橋礼華 新潟 2.07本
フィールドゴール成功率 池田麻美 トヨタ 55.02%
フリースロー成功率 矢野良子 トヨタ 87.72%
3P成功率 田中利佳 JX 42.35%

W1リーグ[編集]

部門 受賞者 チーム
MVP 長部沙梨 トヨタ紡織
ルーキー・オブ・ザ・イヤー 石原愛子 日立ハイテク

ベスト5

ポジション 受賞者 チーム
ガード 野田裕子 日立ハイテク
ガードフォワード 岡田麻央 トヨタ紡織
フォワード 金子貴代美 トヨタ紡織
センターフォワード 長部沙梨 トヨタ紡織
センター 三吉綾子 トヨタ紡織

リーダーズ

部門 受賞者 チーム 記録
得点 小松さやか 山梨 17.31点
アシスト 宮本美希 東京 3.81本
リバウンド 長部沙梨 トヨタ紡織 14.33本
スティール 長部沙梨 トヨタ紡織 1.80本
ブロックショット 長部沙梨 トヨタ紡織 1.27本
フィールドゴール成功率 伊藤奈月 日立ハイテク 56.34%
フリースロー成功率 小松さやか 山梨 92.45%
3P成功率 矢野優子 エバラ 41.94%

備考[編集]

  • ビッグブルー東京が活動資金不足でWIリーグを今季限りで脱退するため、チーム数の減少を受けて2012-13シーズンにWリーグがWIリーグを吸収合併する[2]。従って入れ替え戦は実施しない。

参照[編集]

関連項目[編集]