W.C.クラーク

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W.C.クラーク
W.C.クラーク (1996)
W.C.クラーク (1996)
基本情報
出生名 Wesley Curley Clark
出生 1939年11月16日
出身地 米国テキサス州オースティン
ジャンル ブルースR&B
職業 シンガーギタリスト
担当楽器 ギター
活動期間 1970年 - 現在
レーベル ブラックトップ・レコード
アリゲーター・レコード
公式サイト wcclark.com

W.C.クラークW.C. Clark1939年11月16日 - )は、テキサス州オースティン生まれのブルースソウルギタリスト歌手。本名は、ウェスリー・カーリー・クラーク。スティーヴィー・レイ・ヴォーンがデビュー前に活動をともにしていたことでも知られ、オースティンのブルース・シーンのゴッドファーザーとして親しまれている。ハイ・サウンドあたりを彷彿させるソウル・ミュージックとコンテンポラリー・ブルースを垣根を感じさせることなくプレイする。

来歴[編集]

地元オースティンでは50年代から活動する大ベテランだが、レコーディングは1987年までない。それまでは、いわゆる知る人ぞ知る存在であった。

1939年テキサス州オースティンに生まれる。幼い頃からギターを弾いていた彼は、16歳のとき初のギグを経験。間もなく地元の伝説的なブルースマン、T.D.ベルと出会い、彼のバンドに加入した。

70年代初頭に、アンジェラ・ストレーリデニー・フリーマンらとバンド、サザン・フィーリングを結成。この頃、当時まだ10代だったスティーヴィー・レイ・ヴォーンと出会う。スティーヴィー・レイは彼らのステージに飛び入りすることもあったという。

サザン・フィーリング解散後は、機械整備工として働いていたクラークだったが、1975年、スティーヴィー・レイに誘われ、彼のバンド、トリプル・スレット・レビューのベーシストとなる。のちにスティーヴィー・レイの持ち歌となった"Cold Shot"が誕生したのは、この時代だ。クラークがバンドのキーボーディスト、マイク・キンドレッドと共作したものだった。

70年代末にクラークはバンドから脱退し、自己のバンドW.C.クラーク・ブルース・レビューを結成する。1987年には、初の自己名義のアルバム「Something for Everybody」をリリースした。90年代前半までは、地元のクラブ、アントンズなどのレギュラー・バンドとして活動した。

1994年ブラックトップ・レコードと契約。以後、他の都市へもツアーに出かけるようになり、活動の範囲が広がっていく。ブラックトップでは計3枚のアルバムをリリースし、活動範囲を広げていった。同レーベルからの1作目「Heart Of Gold」には、彼のバージョンの"Cold Shot"が収録されており、スティーヴィー・レイにささげられている。

しかし好調に活動を続けていた1997年3月、ツアー中の彼の車が交通事故に遭う。クラーク本人は無事だったものの、彼はフィアンセとバンドのドラマーを同時に失ってしまった。翌年のアルバム「Lover's Plea」に収録された"Are You Here, Are You There"は、クラークが亡きフィアンセに呼びかけた歌である。

90年代の末にはブラックトップが倒産。以後、しばらく新作から遠ざかるが、2002年アリゲーター・レコードと契約。4年ぶりの新譜「From Austin With Soul」をリリースし、健在ぶりをアピールした。同作はマーシャ・ボールのゲスト参加も手伝い、ブラックトップ時代以上に力強い仕上がりとなっている。

2004年にはアリゲーターからの2作目「Deep In The Heart」リリース。現時点ではこれが最新作である。

ディスコグラフィー[編集]

  • 1987年 「Something for Everybody」(Drippin' DR-1001) (LP; W.C. Clark Blues Revue名義)
  • 1994年 「Heart Of Gold」(Black Top BT-1103)
  • 1995年 「Texas Soul」(Black Top BT-1131)
  • 1998年 「Lover's Plea」(Black Top BT-1145)
  • 2002年 「From Austin With Soul」(Alligator ALCD 4884)
  • 2004年 「Deep In The Heart」(Alligator ALCD 4897)

参考文献[編集]

外部リンク[編集]