USレッチェ
USレッチェ | ||||
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原語表記 | Unione Sportiva Lecce | |||
愛称 |
Giallorossi (Yellow-Reds), Salentini (Salentians), Lupi (Wolves) | |||
クラブカラー | 黄と赤 | |||
創設年 | 1908年 | |||
所属リーグ | レガ・プロ・ジローネC | |||
所属ディビジョン | 3部 | |||
ホームタウン | レッチェ | |||
ホームスタジアム | スタディオ・ヴィア・デル・マーレ | |||
収容人数 | 33,876 | |||
代表者 | エンリコ・トゥンド | |||
監督 | ピエロ・ブラーリア | |||
公式サイト | 公式サイト | |||
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USレッチェ(Unione Sportiva Lecce)は、イタリア・レッチェを本拠地とするサッカークラブチーム。2015-16シーズンは、レガ・プロ・ジローネCに所属している。
概要
1908年3月15日、スポルティング・クラブ・レッチェ(Sporting Club Lecce)として創立。1927年9月16日に現在のウニオーネ・スポルティーヴァ・レッチェへと改称している。
セリエA初昇格は、1985-86シーズンで、過去最高順位は1988-89シーズンに記録した9位。その後もセリエAとセリエBを毎年のように降格と昇格を繰り返していた。
デリオ・ロッシ監督に率いられた2003-04シーズンにセリエAに再昇格し、エルネスト・チェバントンを中心に若手主体の編成で昇格組ながらも10位と大躍進した。続く2004-05シーズンもロッシ監督の師匠に当たるズデネク・ゼーマン監督に率いられ、失点を恐れない攻撃サッカーを魅了し、一桁順位にまでは届かなかったものの、このシーズンも10位と余裕でセリエA残留を勝ち取った。しかし2005-06シーズンは一転、ゼーマン監督が去り、スタイルも大きく異なったチームは一気に下降線を辿り、19位に終わりセリエB降格が決定した。
2011年5月15日、セリエA第37節ASバーリ戦にて、2-0の勝利を収め、セリエA残留を決める。しかし、後に降格の決まっていたバーリに対して、レッチェが八百長を働きかけていた事が発覚し、当時バーリに所属していたDFアンドレア・マジエッロは意図的にオウンゴールを入れた事を認め、逮捕された。レッチェは八百長に関わった事により、シーズン終了後にレガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ(3部)へ降格。この八百長にはシンガポールのマフィアが仕組んだ事が判明している。なお、バーリサポーターである弁護士らが起こしていた訴訟を受けて、バーリ裁判所はこの試合を観戦していた観客にチケット価格の10倍にあたる金額を払い戻すという異例の判決を下した[1][2]。
1985-86シーズンのセリエA初昇格以降で15回の昇降格を繰り返している。とりわけ1990年代は、1995-96シーズンでのセリエC1に属していた時期を含む毎年のように昇降格を経験した。
アタランタBC同様、イタリアでは屈指の典型的なエレベータークラブと知られている。
タイトル
国内タイトル
- 2009-2010
- 1975-1976
国際タイトル
なし
過去の成績
- 2000-01 セリエA 13位
- 2001-02 セリエA 16位 降格
- 2002-03 セリエB 3位 昇格
- 2003-04 セリエA 10位
- 2004-05 セリエA 10位
- 2005-06 セリエA 19位 降格
- 2006-07 セリエB 9位
- 2007-08 セリエB 3位 昇格
- 2008-09 セリエA 20位 降格
- 2009-10 セリエB 1位 昇格
- 2010-11 セリエA 17位
- 2011-12 セリエA 18位 八百長にかかわったためレガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネに降格
- 2012-13 レガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ・ジローネA 2位
- 2013-14 レガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ・ジローネB 3位
- 2014-15 レガ・プロ・ジローネC 6位
現所属メンバー
- 2016年2月5日現在[3]
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代監督
- ネド・ソネッティ 1993-1994, 1997-1999
- ジャンピエロ・ヴェントゥーラ 1995-1997
- アルベルト・カヴァジン 1999-2002
- デリオ・ロッシ 2002-2004
- ズデネク・ゼーマン 2004-2005, 2006
- アンジェロ・グレグッチ 2005
- シルヴィオ・バルディーニ 2005-2006
- ジュゼッペ・パパドプーロ 2006-2008
- マリオ・ベレッタ 2008-2009.3
- ルイジ・デ・カーニオ 2009.3-2011
- エウゼビオ・ディ・フランチェスコ 2011
- セルセ・コズミ 2011-2012
- フランコ・レルダ 2012-2013
- アントニオ・トマ 2013
- エリオ・グスティネッティ 2013
- フランチェスコ・モリエーロ 2013
歴代所属選手
GK
- アントニオ・キメンティ 1999-2002
- マルコ・アメリア 2003
DF
- フランコ・カウジオ 1964-1965, 1985-1986
- マッシモ・オッド 1997-1998, 2011-2012
- マッテオ・フェラーリ 1998-1999
- ダリオ・ダイネッリ 2000-2001
- ゲオルゲ・ポペスク 2001-2002
- チェーザレ・ボヴォ 2002-2004
- マルコ・カッセッティ 2003-2006
- アンドレア・エスポージト 2003-2009, 2011-2013
- スレイマン・ディアムテーヌ 2004-200, 2010-2011
- ジャメル・メスバフ 2009-2012
- ヒルベルト・マルティネス 2013-2015
MF
- アントニオ・コンテ 1985-1991
- フランチェスコ・モリエーロ 1986-1992
- マジーニョ 1990-1991
- セルゲイ・アレイニコフ 1990-1992
- ジュゼッペ・ジャンニーニ 1998-1999
- クラス・インゲソン 2001
- クリスティアン・ダニエル・レデスマ 2001-2006
- マルコ・ドナデル 2002-2003
- エジーニョ 2009-2010
- カルロス・グロスミュラー 2010-2012
- フアン・クアドラード 2011-2012
FW
- ペドロ・パスクリ 1985-1992
- ルイス・カルロス・トッフォリ 1993
- クリスティアーノ・ルカレッリ 1999-2001
- エルネスト・ハビエル・チェバントン 2000-2001, 2010-2011, 2012-2013
- アクセル・コナン 2000-2006
- ミルコ・ヴチニッチ 2001-2006
- ヴァレリ・ボジノフ 2001-2004, 2005
- サシャ・ビェラノヴィッチ 2004-2005
- パブロ・ダニエル・オスヴァルド 2006-2007
- ホセ・カスティージョ 2008-2009
- ダビド・ディ・ミケーレ 2011-2012
- ルイス・ムリエル 2011-2012
- ハリス・セフェロヴィッチ 2012
- ファブリツィオ・ミッコリ 2013-
脚注
- ^ イタリアで異例の判決 八百長試合観戦のファンにチケット代金の10倍を払い戻しGoal.com
- ^ 再びの八百長問題でセリエAに激震。ユーロにも大打撃で今後の展開は? NumberWeb
- ^ “Prima Squadra 2015/16”. U.S. Lecce - Sito ufficiale. 2016年2月5日閲覧。