URAWA BOYS

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埼玉スタジアム2002での応援風景(2009年5月16日)
URAWA BOYSなどが陣取る北側バックスタンドの観客によって描かれたコレオグラフィー(人文字

URAWA BOYS(ウラワボーイズ)は、かつて存在したサポーター集団浦和レッドダイヤモンズのサポーター集団として1997年から2014年まで活動していた。

概要[編集]

1997年に創設され、サポーターの中核組織として応援を行っていた。初代リーダーの相良純真は「浦和生まれの浦和育ちで、ずっと浦和でサッカーをやってきた。浦和と名の付くチームが弱い事は納得がいかないし、サッカーどころのサポーターならサッカーを良く理解していなければならない」と語るように[1]「サッカーの街、浦和のプライド」を全面に出した応援スタイルを標榜していた。

埼玉県や浦和と直接繋がりのない革命家チェ・ゲバラの横断幕を頻繁に掲げていた[2]が、これは浦和サポーターの原型を作り上げたサポーター集団『クレイジー・コールズ』(以下CC)が「反体制」を信条として掲げていたことに由来していた[2]。2014年の解散時にコールリーダーを務めていた角田修一は、2004年のインタビューにて「原点は1993年。いまでもあの時代が浦和の基礎となっている」[3]と語っていた。

歴史[編集]

浦和駒場スタジアムでの応援風景(2010年10月11日)

浦和の応援をリードする立場にあったCCのリーダー吉沢康一1995年秋に暴力事件に巻き込まれたことを契機にグループは解散。CCのメンバーは吉沢と行動を共にしスタジアムを離れるグループと、スタジアムに残り応援を続けるグループとに分裂した[4]

後者のリーダーにはCCでも中心的役割を担っていた相良純真が就任[1]1996年シーズン開幕を前に吉沢らを欠いた今後の応援の方向性が話し合われ、それまでのカリスマ性を持ったリーダー[5]を頂点に方針を決めていくやり方から、複数のメンバーによる合議制によって方針を決めていこうとの結論に達した[5]

翌1997年にURAWA BOYS(以下UB)と命名。UBのメンバー達はCC時代のクオリティを保とうとする一方で、サポートの方法として定石である太鼓の廃止による声だけの応援を行うなど、新たなる試みも実践した。結果的にこの試みは失敗に終わり97年シーズン途中に太鼓を復活させているが、吉沢というリーダーを失ったことによるトーンダウンは明白だったとの指摘もあった[6]。一方で太鼓の一時的な廃止はUB以外の他グループに「応援の発信地は一つだけではない」との意識が広がる契機になった[7]

この過程でUBと他のグループとの繋がりも生まれるようになり、UBを中心に複数のグループによる集合体を形成するようになる[8]。またCC時代には大旗(通称デカ旗)や人文字などを使ったビジュアル的な応援も一手に担っていたが、これを別のグループに一任する[9]などスタジアムにおける役割の分業化を図るようになった。その後、UBと周囲のグループは「クルバ・エスト」を名乗り浦和レッズサポーターにおける最大の派閥を形成するようになった[7]

1999年J2降格を経て、2006年J1で初優勝した際には、リーダーの角田は「優勝は当然、むしろ遅すぎたくらいだ。長い敗北の時代は終わり、これから勝利の時代を埼玉スタジアムで作りあげていく」と発言した[10]

2014年3月、過去のトラブルなどの責任を取る形で解散した[11]

トラブル[編集]

歴代リーダー[編集]

  • 相良純真(1997-2003)
  • 猪野政人(1997-2004)
  • 角田修一(1997-2014)

脚注[編集]

  1. ^ a b 「浦和を愛し、レッズを愛し、サポーターを愛す--「URAWA POINT」相良氏」『J'sサッカー2008.7 VOL.4』ニューズ出版、2007年、8-9頁
  2. ^ a b 豊田 2000、102-103頁
  3. ^ 吉沢 2004、55頁
  4. ^ 清尾 2001 36頁
  5. ^ a b 清尾 2001 37頁
  6. ^ 大住 1997 100頁
  7. ^ a b 清尾 2002 164頁
  8. ^ 清尾 2001 39頁
  9. ^ 清尾 2001 51-53頁
  10. ^ 【J1:第34節】浦和 vs G大阪:リーグ優勝後の角田修一さん(URAWA BOYS代表)コメント(06.12.02) - J's GOAL
  11. ^ 浦和が公式HPで11のサポーターグループの解散を報告”. ゲキサカ (2014年3月28日). 2014年3月28日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]