UCIコンチネンタルサーキット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

UCIコンチネンタルサーキットは、ヨーロッパアジアアメリカアフリカオセアニアの、5大陸における自転車競技ロードレースの年間シリーズ戦の総称。主催は国際自転車競技連合(UCI)。

英語ではUCI・コンティネンタル・サーキッツ(UCI Continental Circuits)、フランス語では、シルキュイト・コンティナントー(circuits continentaux)と称される。

概要[編集]

ヒエラルキー[編集]

レースカテゴリはランクの高い順番にHC(Hors classe)、1、2の3つに分かれる。また、レース形態を示すため、ワンデイレースは1、ステージレースは2を用いる。例えば、ワンデイレースでHCカテゴリレースという場合には、「1.HC」。同様にステージレースの場合は、「2.HC」となる。

また、23歳以下のレースのカテゴリはNC(またはNcup)、各大陸選手権のレースカテゴリはCCとなる。

参加チーム及び選手[編集]

表彰の対象、つまり、ポイントの対象となるのは、UCIが認定するロードレースチームとしては2番目のカテゴリとなるプロフェッショナルコンチネンタルチーム(通称:プロコンチ)及び、同3番目のコンチネンタルチームに所属する選手、チームが主力となり、最上位に位置づけられるUCIプロチームに所属する選手、チームには、ポイントは付与されない。

但し、UCIプロチームに所属する選手については、HC、1のカテゴリレースに参加が可能なため、特に、ヨーロッパツアーでは随時、同チームに所属する選手が参加している。

なお、チームカテゴリに関する分類については、UCIプロツアー#カテゴリーを参照のこと。


以下、各ツアー戦の特徴を示す。

UCIヨーロッパツアー[編集]

年間300ほどのレースが開催されていることを踏まえると、コンチネンタルサーキットの中枢を担うツアーであるといえる。加えて、カテゴリ1のレースであってもUCIプロチームに所属する選手が随時参加していることから、ハイレベルな戦いになることが多い。過去の傾向を見る限り、カテゴリHCでは、UCIプロチームに所属する選手が大半のレースで優勝している。また、セミクラシックと称されるレースも数多く含まれており、UCIワールドカレンダー対象レースにも引けを取らない格式あるレースが少なくない。

UCIアジアツアー[編集]

HCカテゴリは、ジャパンカップサイクルロードレース(1.HC)、ツール・ド・ランカウイツアー・オブ・チンハイレイクツアー・オブ・ハイナン(各2.HC)の4レース。中でも、ジャパンカップサイクルロードレースについては、ヨーロッパのシーズン終了直後の開催となるため、UCIプロチーム所属選手が多数参加する傾向にある。一方、2.1のカテゴリではあるが、アモリ・スポル・オルガニザシオン主催ということも手伝ってか、ツアー・オブ・カタールについては例年、著名選手が参加するケースが少なくない。

UCIアメリカツアー[編集]

HCカテゴリの中でも、2.HCにランクされる、ツアー・オブ・カリフォルニアの存在が際立っている。2006年開始という歴史の浅いレースながらも、参加選手の陣容は例年、UCIワールドカレンダー対象レースに引けを取らない。一方、南米各地では、山岳区間を主体とするステージレースが多く組まれているのが特徴。もっとも直近では、世界金融危機に起因する長引く不況により、2.HCカテゴリであるツール・ド・ジョージアツアー・オブ・ミズーリが中止に追い込まれている。

UCIアフリカツアー[編集]

HCカテゴリレースは行われていない。ガボンで行われている、2.1カテゴリのラ・トロピカル・アミサ・ボンゴが著名レースとして挙げられる。

UCIオセアニアツアー[編集]

2007年まではツアー・ダウンアンダーが唯一のHC対象レースであったが、現在は存在しない。2.1カテゴリの、ヘラルド・サンツアーが著名レースとして挙げられる。

外部リンク[編集]