TOHOシネマズシャンテ
TOHOシネマズ シャンテ TOHO CINEMAS CHANTER | |
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情報 | |
正式名称 | TOHOシネマズ シャンテ |
旧名称 | シャンテ シネ |
完成 | 1987年 |
開館 | 1987年10月3日 |
開館公演 |
グッドモーニング・バビロン!(シネ1) 紳士協定(シネ2) |
収容人員 | (3館合計)618人 |
設備 | ドルビーデジタルサラウンドEX(全館共通)、DTS(スクリーン1のみ) |
用途 | 映画上映 |
旧用途 | スクリーン3は元テレビスタジオ |
運営 | TOHOシネマズ株式会社 |
所在地 |
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-2-2 |
位置 | 北緯35度40分24.4秒 東経139度45分37.9秒 / 北緯35.673444度 東経139.760528度座標: 北緯35度40分24.4秒 東経139度45分37.9秒 / 北緯35.673444度 東経139.760528度 |
アクセス | 日比谷シャンテ向い |
外部リンク | 有楽町・日比谷 上映スケジュール(TOHOシネマズ) |
TOHOシネマズシャンテ(とうほうシネマズ シャンテ、TOHO CINEMAS CHANTER)は、東京都千代田区有楽町のシャンテビル内にある映画館。経営・運営はTOHOシネマズ株式会社。
概要
日比谷映画劇場跡地に「シャンテ シネ(Chanter Cine)」として2スクリーンで1987年10月に開業。隣接する東宝日比谷ビルと同時期に建築・計画された。同ビルとは地下階で連絡しており、名称から日比谷シャンテの付属施設と見なされる場合もあるが、TOHOシネマズへ移管されてからは映画館の運営は独立している。また、その東宝日比谷ビルとの連絡通路があるシャンテビル地下階には日比谷シャンテのテナント区画として使われている。
2009年2月3日よりTOHOシネマズ シャンテに館名変更され、全国のTOHOシネマズ名のシネコン同様にインターネット販売「vit」、ポイントカード「シネマイレージカード」が導入された。
単館上映と呼ばれていた映画館をミニシアターとして一般的に認知されるきっかけとなった映画館とされ、インディペンデント系の外国作品のうちアート的なもの、女性向きのものと、ミニシアター系配給会社による邦画作品を中心に上映している。また、年に数回ほど全国公開の東宝洋画系作品(TOHOシネマズ系)のチェーンマスターになることもある。
オープン当初はTBSのサテライトスタジオも設けられており(厳密にはスタジオスペースをTBSが賃借し、スタジオ内の機材運用と管理を千代田ビデオが請け負っていた)、『新伍のお待ちどおさま』『平成名物TV』などの生番組を主に放送していた。サテライト - TBS本局間の映像伝送には、TBSと東京通信ネットワーク(後のパワードコム)が共同開発した、当時としては画期的なデジタル映像伝送システム(伝送速度は100Mbps)が使われていた。これは1994年頃に閉鎖され、1995年にスクリーン3へ改装されている。
2000年頃に日時指定券(全席自由席・定員入替制)制度を導入。2002年頃に1と2の館名を入替え。2005年6月4日から休館して改装工事を行い、同年7月9日にリニューアルオープンした。リニューアルオープン時に全席指定席(初回のみ全席自由席・定員入替制)が導入された。
入り口近くの日比谷シャンテ敷地内にある「合歓の広場」には、森繁久彌、山田五十鈴、池部良、高峰三枝子、三船敏郎、森光子、丹波哲郎、小林桂樹、淡島千景、高峰秀子、植木等、若山富三郎、高倉健、勝新太郎、仲代達矢、菅原文太、平幹二朗、夏木陽介、緒形拳、八千草薫、山本富士子、有馬稲子、池内淳子、佐久間良子、倍賞千恵子、吉永小百合ら映画俳優の手形やゴジラのミニチュア像が置かれている。
座席数
定員は車椅子用のスペース(各館とも1箇所)を含む。
- スクリーン1(旧シャンテ シネ1) - 225席
- スクリーン2(旧シャンテ シネ2) - 202席
- スクリーン3(旧シャンテ シネ3) - 191席
主な上映作品
シャンテ シネ時代
- 1987年 - グッドモーニング、バビロン!、紳士協定(劇場オープン時の第一回上映作品)
- 1988年 - ベルリン・天使の詩、マイライフ・アズ・ア・ドッグ
- 1989年 -
- 1990年 -
- 1991年 -
- 1992年 - エンジェル・アット・マイ・テーブル
- 1993年 -
- 1994年 -
- 1995年 - エド・ウッド
- 1996年 - イル・ポスティーノ、上海ルージュ
- 1997年 - 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼、フル・モンティ、バウンド
- 1998年 - 普通じゃない
- 1999年 -
- 2000年 -
- 2001年 - 楽園をください、マイ・スウィート・ガイズ、グリーンフィンガーズ、恋はハッケヨイ!、マンボ!マンボ!マンボ!、ウォーターボーイズ、キプールの記憶、アニバーサリーの夜に
- 2002年 - ジェヴォーダンの獣、暗い日曜日、スパニッシュ・アパートメント、チョコレート
- 2003年 - 星に願いを。、ブロンドと柩の謎、永遠のマリア・カラス、アララトの聖母、イン・アメリカ/三つの小さな願いごと、藍色夏恋
- 2004年 - ションヤンの酒家、ドッグヴィル、下妻物語、スウィングガールズ、歌え! ジャニス★ジョプリンのように、父、帰る、巴里の恋愛協奏曲、笑の大学
- 2005年 - ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方、マザー・テレサ、エレニの旅、レオポルド・ブルームへの手紙、ダンシング・ハバナ、タッチ、アルフィー、愛をつづる詩、ふたりの5つの分かれ路
- 2006年 - クラッシュ、ラフ ROUGH、ロシアン・ドールズ、オーロラ、ユア・マイ・サンシャイン
- 2007年 - それでもボクはやってない、クィーン、マリー・アントワネット、あるスキャンダルの覚え書き、シッコ、マリア
- 2008年 - ラスト、コーション、ダージリン急行、ノーカントリー、JUNO/ジュノ、幻影師アイゼンハイム、イースタン・プロミス、イントゥ・ザ・ワイルド、ヨコヅナ・マドンナ、12人の怒れる男、僕らのミライへ逆回転、コレラの時代の愛、ブーリン家の姉妹、ディスコ、アラトリステ、英国王給仕人に乾杯!
- 2009年 - 戦場のレクイエム、エレジー
TOHOシネマズシャンテに館名変更後
- 2009年 - 戦場のレクイエム、エレジー(共に公開期間中に館名変更)、三国志、ディファイアンス、ダウト〜あるカトリック学校で〜、リリィ、はちみつ色の秘密、フロスト×ニクソン、スラムドッグ$ミリオネア、ミーシャ/ホロコーストと白い狼、路上のソリスト、レスラー、サンシャイン・クリーニング、セントアンナの奇跡、ココ・シャネル、グッド・バッド・ウィアード、正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官、ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜、ファイティング・シェフ〜美食オリンピックへの道〜、ジュリー&ジュリア、キャピタリズム〜マネーは踊る〜、ジェイン・オースティン 秘められた恋、ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男、ジュリー&ジュリア、ヴィクトリア女王 世紀の愛
- 2010年 - (500)日のサマー、食堂かたつむり、新しい人生のはじめかた、ニューヨーク、アイラブユー、マイレージ、マイライフ、17歳の肖像、プレシャス、ローラーガールズ・ダイアリー、クレイジー・ハート、闇の列車、光の旅、ザ・ロード
- 2011年 - 再会の食卓、しあわせの雨傘、愛する人、英国王のスピーチ、わたしを離さないで、ブルーバレンタイン、キッズ・オールライト、CHLOE/クロエ、テンペスト、127時間、BIUTIFUL ビューティフル、ブラック・スワン(TOHOシネマズ日劇、スカラ座、有楽座からのムーブオーバー)、黄色い星の子供たち、未来を生きる君たちへ、アンダルシア 女神の報復(TOHOシネマズ日劇、有楽座からのムーブオーバー)、ハウスメイド、ミケランジェロの暗号、親愛なるきみへ、幸せパズル、ウィンターズ・ボーン、ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜、ラビット・ホール、猿の惑星: 創世記(TOHOシネマズ日劇スクリーン1からのムーブオーバー)、ミッション: 8ミニッツ(TOHOシネマズ有楽座からのムーブオーバー)、50/50 フィフティ・フィフティ、灼熱の魂、ステキな金縛り(TOHOシネマズ日劇・スクリーン1からのムーブオーバー)、永遠の僕たち
- 2012年 - アニマル・キングダム、人生はビギナーズ、おとなのけんか、ヤング≒アダルト、メランコリア(TOHOシネマズみゆき座、TOHOシネマズ渋谷からのムーブオーバー)、TIME/タイム(TOHOシネマズ日劇・スクリーン3からのムーブオーバー)、ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜、裏切りのサーカス、テルマエ・ロマエ、私が、生きる肌、ジェーン・エア、少年は残酷な弓を射る、だれもがクジラを愛してる。、ローマ法王の休日、メリダとおそろしの森(TOHOシネマズ日劇・スクリーン3からのムーブオーバー)、最強のふたり、おおかみこどもの雨と雪(TOHOシネマズ有楽座からのムーブオーバー)、コッホ先生と僕らの革命、ソハの地下水道、あなたへ(TOHOシネマズ日劇・スクリーン2からのムーブオーバー)、危険なメソッド、マリー・アントワネットに別れをつげて、ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋、映画と恋とウディ・アレン、恋のロンドン狂騒曲、のぼうの城(TOHOシネマズスカラ座からのムーブオーバー)、もうひとりのシェイクスピア、ジーザス=クライスト スーパースター アリーナ・ツアー2012
- 2013年 - アルバート氏の人生、マリーゴールド・ホテルで会いましょう、007 スカイフォール(TOHOシネマズ日劇・スクリーン3、TOHOシネマズ有楽座からのムーブオーバー)、ムーンライズ・キングダム、テッド(TOHOシネマズスカラ座からのムーブオーバー)、レ・ミゼラブル(TOHOシネマズ日劇・スクリーン1からのムーブオーバー)、世界にひとつのプレイブック、レッド・ライト(TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)、ザ・マスター、ゼロ・ダーク・サーティ(TOHOシネマズ有楽座からのムーブオーバー)、ヒッチコック、カルテット! 人生のオペラハウス、アンナ・カレーニナ(TOHOシネマズ日劇・スクリーン3からのムーブオーバー)、愛さえあれば、イノセント・ガーデン、インポッシブル、アンコール!!、偽りの人生、31年目の夫婦げんか、トゥ・ザ・ワンダー、真夏の方程式(TOHOシネマズ日劇・スクリーン3からのムーブオーバー)、オン・ザ・ロード、私が愛した大統領、ビザンチウム、少年H(TOHOシネマズ有楽座からのムーブオーバー)、ルノワール 陽だまりの裸婦、サイド・エフェクト(TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)、トランス、ある愛へと続く旅、ダイアナ(TOHOシネマズ有楽座、TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー、謝罪の王様(TOHOシネマズ日劇スクリーン2・3、TOHOシネマズ有楽座からのムーブオーバー)、ウォールフラワー、スティーブ・ジョブズ(TOHOシネマズ日劇、TOHOシネマズスカラ座からのムーブオーバー)、ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987(TOHOシネマズ日劇スクリーン3、TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)、マラヴィータ(TOHOシネマズ有楽座からのムーブオーバー)、鑑定士と顔のない依頼人、オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ、清須会議(TOHOシネマズ日劇・スクリーン2、TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)
- 2014年 - 危険な関係、メイジーの瞳、ザ・イースト、エヴァの告白、ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅、オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜、アメリカン・ハッスル(TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)、ウォルト・ディズニーの約束、8月の家族たち、永遠の0(TOHOシネマズ日劇からのムーブオーバー)、アナと雪の女王(TOHOシネマズ日劇からのムーブオーバー)、とらわれて夏、二郎は鮨の夢を見る(ブルーレイ上映)、マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ、インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌、グランド・ブダペスト・ホテル、ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版、円卓 こっこ、ひと夏のイマジン、ジゴロ・イン・ニューヨーク、パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト、複製された男、プロミスト・ランド、バルフィ! 人生に唄えば、マルティニークからの祈り、LUCY/ルーシー(TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)、悪童日記、トランスフォーマー/ロストエイジ(TOHOシネマズ日劇スクリーン3、TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)、誰よりも狙われた男、荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜、6才のボクが、大人になるまで。、デビルズ・ノット、アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜(TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)、ランナーランナー、美女と野獣(TOHOシネマズスカラ座からのムーブオーバー)、王の涙 イ・サンの決断、サンバ
- 2015年 - ビリー・エリオットミュージカルライブ リトル・ダンサー(TOHOシネマズ日劇スクリーン3、TOHOシネマズ有楽座、TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)、ゴーン・ガール(TOHOシネマズ日劇スクリーン1からのムーブオーバー)、ミルカ、ベイマックス(TOHOシネマズ有楽座、TOHOシネマズスカラ座からのムーブオーバー)、ANNIE/アニー(TOHOシネマズ日劇スクリーン3からのムーブオーバー)、ビッグ・アイズ(TOHOシネマズ有楽座からのムーブオーバー)、シェフ 三ツ星フードトラック始めました、妻への家路、博士と彼女のセオリー、バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)、グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜、あの日の声を探して、セッション(TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)、真夜中のゆりかご、アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生、靴職人と魔法のミシン、グローリー/明日への行進、踊るアイラブユー♪、インサイド・ヘッド、ミニオンズ、チャイルド44 森に消えた子供たち(TOHOシネマズみゆき座からのムーブオーバー)、ターミネーター:新起動/ジェニシス(2D版、TOHOシネマズ日劇スクリーン1からのムーブオーバー)、アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2D版、TOHOシネマズ日劇スクリーン3からのムーブオーバー)、ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(TOHOシネマズ日劇スクリーン1からのムーブオーバー)、わたしに会うまでの1600キロ、戦場のピアニスト デジタル・リマスター版、ヴィンセントが教えてくれたこと、ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声、アメリカン・ドリーマー 理想の代償、白い沈黙、ヒトラー暗殺、13分の誤算、ミケランジェロ・プロジェクト、Re:LIFE リライフ、黄金のアデーレ 名画の帰還、SAINT LAURENT/サンローラン、完全なるチェックメイト
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外部リンク
- TOHOシネマズ株式会社 - 運営会社
- 有楽町・日比谷 - TOHOシネマズによる劇場案内(Vit 及び 上映スケジュール 公式サイト、他に日劇・スカラ座・みゆき座も掲載されている)
- 東宝株式会社
- シャンテ・シネ(現・TOHOシネマズ シャンテ) - 「港町キネマ通り」サイト内(2001年8月取材のもの)