TAC (JA)

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TAC(タック、英称Team for Agricultural Coordination)は、JAグループの「地域農業の担い手に出向くJA担当者」の名称。

概要[編集]

地域農業の中核となる農業経営体および新規就農者のJAグループ総合窓口として設置された担当者の名称。H24年4月現在、JAとJA全農が連携して、1,600名のメンバーが活動している。農業経営者の意見・要望に対応すると同時にJAグループに内在する問題や傾向を分析し、事業の改善を図ることを目的としている。また、全国のTACがツイッターやブログなどを使用し、地域の農業情報を発信やTAC交流会(パワーアップ大会等)が開催され、人材育成とグループ内での情報の共有化が行われている。

活動表彰[編集]

TACパワーアップ大会にて、各JAのTAC活動実績に基づき、以下の表彰がされている。

  • JA表彰:担い手への提案内容とその成果が優れたJA 又は、TACの活動を通じてJAの事業効果が上がったJA[1]

  ※JA表彰組合のなかからとくに優れたJAは、JA全農会長賞を受賞する[2]

JA全農会長賞受賞JA一覧

年度 JA名
2011年[1] JAとぴあ浜松 静岡
2012年[2] JA島原雲仙 長崎
2013年[3] JAきみつ 千葉
  • TAC表彰:担い手への提案内容が新規性、創造性、汎用性があり、優れた成果を挙げたTAC[1]
  • TAC新人表彰:TAC経験年数が1年未満で担い手の意見・要望を積極的に収集し、担い手に優れた提案を行なったTAC[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d JA全農 リリース (2011年11月10日). “TACパワーアップ大会2011の開催について”. Jun-2014閲覧。
  2. ^ a b 農業協同組合新聞 (2012年11月12日). “担い手と一緒に営農ビジョンと豊かな地域を創造する TACパワーアップ大会2012  JA全農”. Jun-2014閲覧。
  3. ^ 農業協同組合新聞 (2013年11月19日). “JAの総合力発揮 優秀なTAC活動を表彰”. Jun-2014閲覧。

外部リンク[編集]