T34カリオペ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
T34カリオペ
T-34-rocket-launcher-France.jpg
フランスに投入されたT34カリオペ
種類 戦車搭載のロケット発射器(ロケット砲兵戦車)
原開発国 アメリカ合衆国
運用史
関連戦争・紛争 第二次世界大戦
開発史
開発期間 1943年
諸元

主兵装 60x4.5インチ(口径114mm)ロケット(T34)

64x4.5インチ(口径114mm)ロケット(T34E1)
60x7.2インチ(口径183mm)ロケット(T34E2)

ロケット発射器T34(カリオペ)は戦車搭載型の多砲身ロケット発射器である。第二次世界大戦中のアメリカ陸軍が使用した。この発射器はM4中戦車の頂部に配置され、60門の砲身から4.5インチM8ロケットの弾幕射撃を行った。開発は1943年である。少数の車体が生産され、1944年から1945年にかけて様々なアメリカ軍陸上部隊に使用された。この兵器名はミュージカル用楽器「カリオペ」、別名蒸気オルガンとして知られる装置から付けられており、これには同様に多数のパイプが並べられていた。

派生型[編集]

  • ロケット発射器T34(カリオペ) 60発の4.5インチロケットを携行する。発射器の構成は36本の砲身群を上部に、また投棄可能な12本の砲身をペアとし、計24本を下部に装着する。M4A1中戦車の派生型から製作されたものは投棄不能とされた。
  • ロケット発射器T34E1(カリオペ) T34と同様であるが、12本の投棄可能な砲身群が、14本の砲身群と交換された。
  • ロケット発射器T34E2(カリオペ) ロケットの口径が4.5インチ(114mm)から7.2インチ(183mm)へと増強された。砲身の数は60門のまま残された。戦闘への投入は1944年から1945年である。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

  • Hunting, David. The New Weapons of the World Encyclopedia. New York, New York: Diagram Visual Information Ltd., 2007. ISBN 0-312-36832-1