Syrup 16g
| Syrup16g | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 別名 | シロップ |
| 出身地 | |
| ジャンル | オルタナティヴ・ロック インディー・ロック |
| 活動期間 | 1996年 - 2008年 |
| レーベル | TiNSTAR RECORDS (1999年 - 2001年) DAIZAWA RECORDS (2001年 - 2002年) 日本コロムビア (2002年 - 2004年) DAIZAWA RECORDS (2004年 - 2008年) |
| 事務所 | KEYCREW |
| 公式サイト | Syrup16g |
| メンバー | |
| 五十嵐隆 (ボーカル、ギター) キタダマキ (ベース) 中畑大樹 (ドラムス) |
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| 旧メンバー | |
| 佐藤元章 (ベース) | |
Syrup16g(シロップじゅうろくグラム)は、1996年に結成された日本のスリーピースロックバンド。2008年解散。
目次 |
[編集] 概要
2002年、日本コロムビアからアルバム『coup d'Etat』でメジャーデビュー。
初期のメンバー(キタダマキ除くメンバーおよびベースの佐藤元章)は全員日本工学院専門学校出身。 熊谷昭率いるキークルー所属。
バンド名の”syrup”は「ぬるいままで好きな音楽を好きなだけやろうっていう、そういう意味を込めて…、甘い咳止め用のシロップが俺は大好きで、シロップって言葉が頭の中で快楽的なものと直結して」と、名づけたと五十嵐談。
"16g"は、バンド名を検討していたミスタードーナツでのコーヒーのシロップの量が16gだった事に由来する[1]。
2004年10月10日に日比谷野外大音楽堂で開催されたライブ「遅死10.10」は、「第一期Syrup16g完結」というコンセプトに基づいて行われた。[2]このライヴ以降音源リリースは途絶え、旺盛なライヴ・サーキットをメインに活動していく。
それから第二期とされた2004年以降のコンサートは基本的に新曲を1曲以上演奏するもの(アンコール以外全て新曲だったこともある)が主体となり、五十嵐自身も「ストックが多くある」「曲だけなら一ヶ月でアルバムが一枚できる」という旨を雑誌等で語っていたが、一向に新作発表の報は流れず、この間発表されたのはライブ映像と、2006年8月の未発表音源を含むベスト盤『動脈』『静脈』のみで、いずれも既発の楽曲から構成されていた。公式ページのセットリストすらかつてのように仮タイトルすら付けられず「新曲」とのみ表記されていた。
2008年1月30日、三年四ヶ月ぶりの新作『Syrup16g』を発表後、3月1日の日本武道館ライブを最後に解散。ライヴにおいて披露された数多のマテリアルが未発表のまま残された。
2010年、廃盤となっていたアルバム、ミニアルバムが紙ジャケット使用により再発された。
[編集] メンバー
- 五十嵐隆(いがらし たかし 1973年6月1日)
- ボーカル、ギター担当。作詞/作曲を手がける。埼玉県浦和市出身。同県立浦和高校卒業。血液型 B型。顎に蓄えた髭が特徴。愛称は「がっちゃん」。
- キタダマキ(きただ まき 1969年7月4日)
- ベース担当。静岡県出身。本名表記は「北田万紀」。
- 大学時代、60年代のモッズ系バンド(ザ・キンクス、ザ・フーに熱中。その延長で参加したモッズ系バンドでR&B、ソウルミュージックに傾倒する。[要出典]後にNEIL&IRAIZAの堀江博久らと共に活動したバンドSTUDIO APESが、EL-MALOの1stアルバム・セッションに参加したのを皮切りに、その卓越したベースプレイが求められ、コーネリアス、ゆず、salyu、ホフディラン等の様々なミュージシャンや、小泉今日子、メロン記念日等のアイドルのレコーディングでベースとして携わってきたベテランベーシスト。愛称は「マキリン」。ライブ中のMC、TVなどの収録中も一切喋らないが、「UP TO THE WORLD #2 動脈」では中畑に誕生日を聞く場面も見られた。
- ベースは、主に指弾きで弾いている。
- 使用機材はフェンダー・ジャズベース
- 中畑大樹(なかはた だいき 1974年7月25日)
- ドラムス担当。青森県出身。血液型 B型。愛称はナカハタ、大樹ちゃん、なかはたいこ等。
- ドラムを始めたきっかけは、家に帰ったら何故か酔っ払った父が持って帰って来たドラムセットが置いてあったから[3]。ドラムの練習は姉達が聴いていた松田聖子の曲でやっていたという。
- ライブ中によく大声で叫び、よく上半身裸になる。
- アニメ(特にジブリ作品)が好きで、実家にドラムが無ければ代々木アニメーション学院に行ってたかもしれないとラジオで語っている。
- マメな性格で、ファンへの対応も良い。メンバーの誕生日には祝福のメールを送っている。しかし、当の中畑の誕生日には2人からのメールは来ず、ライブMCにて謝罪を受ける。[要出典]
- かつてはアメリカンロックを中心に愛聴していたが、五十嵐と出会いUKロックも聴くようになった。[要出典]
- delaydeadのジャケットに使用された飛行機のプラモデルは、彼が自室に篭って作ったもの。その部屋での様子を撮った写真をカリカの家城に見せ「(真っ暗な部屋に机を置いて作業していたので)これじゃ刑務所ですよ」と言われてしまう。
- 2005年の9月、大阪での新曲中心のライブ中に、五十嵐のギターの弦が切れるトラブルが起こり、急遽サブギターで「生活」を演奏し始めた時に、中畑が途中で演奏を止めてしまうということがあった。突然の出来事に会場がどよめく中、「気が乗らない」と発言。しかし真相は、そのツアーは「新曲で勝負したかったので、過去の曲を一切廃したかった」という思いから出た発言であった。その際五十嵐は動揺する客に対し、「(ナカハタは)最近反抗期なんだよ」と言ってその場の空気を和ませた。
- VOLA & THE ORIENTAL MACHINE結成時から期限無しレンタル移籍加入という形でドラムとして参加していたが、Syrup16gの解散に伴い正式メンバーとなる。
- 使用機材はTAMAのStarclassic'Set。
- 2005年9月24日に開催されたイベント「daimasの日記スペシャル」ではPERIDOTS、VOLA & THE ORIENTAL MACHINE、Syrup16gと音楽性の全く違う3つのバンドでドラムを叩いた。
[編集] 過去のメンバー
- 佐藤元章(さとう もとあき 1972年10月29日)
- ベース担当。神奈川県出身。血液型 B型。
- 初代ベーシスト。五十嵐、中畑とは専門学校で知り合う。バンドを結成するまで楽器に触った事が無く、バンドを結成してからベースを覚えた[3]。
- 2002年6月を以って脱退。当時、脱退理由について正式なコメントがなく波紋を呼んだが、2004年のインタビューで「腰が悪いため、腰でリズムを取るリズム隊としては致命的なものがあり、心を鬼にして」と脱退理由について五十嵐が明かした。
- 絵が得意らしく、インディーズ時代に発表したカセットのジャケットデザイン[要出典]、またアルバムCOPYのジャケットイラストを手がけている。
- かつて発行していたSyrupの会報『デラ!ロッキン』では、よく下ネタ等の記事を書いていた。
[編集] サポートメンバー
- 青木裕(あおき ゆたか)
- ギター担当。downy、unkieのメンバーであり、VOLA & THE ORIENTAL MACHINEの元ギター。
- 以前VOLAと対バンツアーをした際、五十嵐が青木のギターが格好良かったので、一緒に出来ないかと話をして盛り上がった後、[要出典]UP TO THE WORLD#2動脈、静脈で正式にサポートメンバーとなる。その際、「2日で30曲覚えるよう言われた」と語る。[要出典]
- 藤田顕(ふじた あきら)
- ギター担当。自身のバンドPLECTRUMではギター&ボーカルを担当。
- 2004年のライブ活動に参加。
[編集] 音楽性
[編集] サウンド
80年代に活躍したポリスなどに影響された[1]五十嵐の奏でるディレイ(アナログ+デジタル)を2重にかけた、歪みつつも煌びやかなギターサウンドが特徴。こうした多重エフェクトのギターサウンドには五十嵐の好む先達の影響がある。また、五十嵐の作る曲の殆どは、ギターにカポタストを使用しているのが特徴である。
[編集] 歌詞
意味深なメタファーを多用し、語感や表音を意識した言葉遊びの要素が強い。また、ジョージ・ウィリアムスとの対談で、内面的な歌詞が多いのは「外に向かって発信するものが他に無いから自分をさらけ出すしかなかった。」と五十嵐は語っている。[要出典]
[編集] 作曲
五十嵐の作曲のペースが非常に速いため書き溜めた曲が多数あり、バンド初期にできた作品が後になって収録されることも多く[1]、さらに未発表の曲も多数ある。
[編集] 作品
[編集] シングル
- パープルムカデ (2003年9月17日、オリコン34位)
- 廃盤。2010年に「My Song」と2枚組で再発された。
- パープルムカデ
- (I'm not) by you
- 回送
- 根ぐされ
- My Song (2003年12月17日、オリコン46位)
- 廃盤。2010年に「パープルムカデ」と2枚組で再発された。
- My Song
- タクシードライバー・ブラインドネス
- 夢
- イマジン
- テイレベル
- リアル (2004年3月24日、オリコン27位)
- 廃盤
- リアル
- うお座
- うお座 (2004年4月7日、オリコン118位)
- タワーレコード限定発売
- うお座 アルバムMix
- リアル アルバムVer.
- I・N・M (2004年4月7日、オリコン53位)
- 新星堂限定発売
- I・N・M
- ハミングバード
[編集] アルバム
- Free Throw (1999年12月25日)
- TiNSTAR RECORDSより販売。
- COPY (2001年10月05日)
- 代沢レコードより販売。
- coup d'Etat (2002年6月19日、オリコン47位)
- delayed (2002年9月25日、オリコン69位)
- HELL-SEE (2003年3月19日、オリコン39位)
- Mouth to Mouse (2004年4月21日、オリコン22位)
- delayedead (2004年9月22日、オリコン43位)
- syrup16g (2008年1月30日、オリコン13位)
[編集] ベストアルバム
- 動脈 (2006年8月23日、オリコン35位)
- 静脈 (2006年8月23日、オリコン34位)
- a complete unknown (2009年12月23日)
- 9CD+DVDの全10枚組。CDはアルバムFree Throw 、COPY、coup d'Etat 、delayed、HELL-SEE、Mouth to Mouse、delayedead、syrup16gの8枚に、the JAM(未発表LIVE音源 2001.10.7新宿JAMでの五十嵐隆の弾き語り)を加えたもの。DVDは「BLACKSOUND」。
- the JAMの収録曲は7曲。 翌日/Sonic Disorder/キミのかほり/センチメンタル/明日を落としても/落堕/Reborn
- DVD「BLACKHUMOR」やミニアルバム・その他シングルは収録されていない。
[編集] デモテープ
- 翌日e.p. (1998年8月)
- 翌日/キミのかほり/たわいないくもり/うつくしいもの/ラクダ/Are you hollow?
- Syrup16g01 (1999年12月15日)
- 明日を落としても/anything for today
- Syrup16g02 (1999年12月15日)
- 水色の風/向日葵
- Syrup16g03 (2000年11月26日)
- サイケデリック後遺症/愛と理非道
[編集] DVD
- BLACKSOUND/BLACKHUMOR (2004年6月02日、オリコン20位)
- 廃盤
- 遅死10.10 (2005年1月26日、オリコン41位)
- GHOST PICTURES (2007年11月28日、オリコン58位)
- 「the last day of syrup16g」syrup16g最後の日 The complete document of LIVE FOREVER 〜the last waltz of syrup16g〜 live at 日本武道館 (2008年5月28日、オリコン7位)
[編集] 未発表曲
- 1994
- AIR LIGHT
- Honey's Dead
- MURDER SEA PARADISE(仮タイトル)
- ONE(仮タイトル)
- Shout to the sky
- STAR SLAVE
- Take me in
- Tell me once again
- ダーリー
- タバスコ
- チャイム
- バニラ
- バランス
- 犬の星
- 親父の歌 (「夢からさめてしまわぬように」の別歌詞バージョン)
- 黒いオーロラ
- 皿宇宙人
- 春夏秋冬 (泉谷しげるのカバー曲)
- 多分
[編集] エピソード
- 『Free Throw』リリース後、東芝と契約しスタジオでデモなどを録音していた。しかしメジャーデビュー合否を決定するためレコード会社の上層部の人間が見に来たライブにおいて、プレッシャーに耐えかねた五十嵐がステージでギターを投げつけるなどの行為を行ったために契約を破棄されている。[要出典]
- 「遁生」(エレファントカシマシのトリビュートアルバム「花男」に収録)は、五十嵐の自宅の風呂場で、「根ぐされ」は中畑とともに知人宅の風呂場で早朝に、近所の騒音苦情にびくびくしながらレコーディングしたもの。
- お笑い芸人ダイノジのラジオに五十嵐氏が出演した際、「スタジオ内を葬式みたいな空気にした」と揶揄されたことがある(大谷ノブ彦はシロップのファンである。)[要出典]
- シロップが借りているレコーディングスタジオを「ニャンニャンスタジオ」と言う。因みにマンションの一室である。実際にレコーディングを行えるのは風呂(ユニットバス)。ニャンニャンさんと言う人が実在し、その人の名前からスタジオ名がつけられたらしい。[要出典]
[編集] 脚注
- ^ a b NHK-FM「ミュージックスクエア」2002年10月1日放送回にて。
- ^ このライブには前ベースの佐藤、ART-SCHOOLの木下理樹も一般客として参加しており、木下は感動のあまり泣き出したという逸話がある。
- ^ a b http://www.ukproject.com/artist/syrup.html
[編集] 外部リンク
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