Summer Adventure Tag League

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Summer Adventure Tag Leagueサマーアドベンチャータッグリーグ)とは、2007年8月からプロレス団体のDRAGON GATEが開催している、タッグチームによる総当りリーグ戦である。また、2011年は2軍対抗ということからトーナメント戦(Summer Adventure Tag Tournament)、2012年以降は名称を年数(Summer Adventure Tag League 2012など)に変更した。 優勝賞金は200万円。

歴代優勝タッグ

開催年 優勝タッグ 準優勝タッグ 開催期間
2007年 土井成樹&吉野正人 鷹木信悟&サイバー・コング 2007.08.05 - 2007.08.26
2008年 土井成樹&吉野正人 鷹木信悟&ドラゴン・キッド 2008.08.09 - 2008.08.28
2009年 鷹木信悟&YAMATO 望月成晃&中嶋勝彦 2009.08.01 - 2009.08.26
2010年 土井成樹&吉野正人 堀口元気&斎藤了 2010.07.30 - 2010.08.24
2011年 B×Bハルク&戸澤陽 望月成晃&YAMATO 2011.08.03 - 2011.08.07
2012年 B×Bハルク&戸澤陽&谷崎なおき CIMA&Gamma&マグニチュード岸和田 2012.08.02 - 2012.08.19
2013年 T-Hawk&Eita YAMATO&B×Bハルク 2013.09.07 - 2013.09.29
2014年 ジミー・ススム&ジミー・カゲトラ T-Hawk&Eita 2014.09.06 - 2014.09.23
2015年 ジミー・ススム&ジミー・クネスJ.K.S. 土井成樹&YAMATO 2015.09.05 - 2015.09.27

2007年大会(Summer Adventure Tag League)

参加チーム数10組
内容
DRAGON GATE初となるタッグリーグ戦。
終盤4チームが勝ち点で並ぶと言う大混戦になり、優勝決定トーナメントの結果土井&吉野組が優勝した。
最下位は決定戦によりGamma&堀口組となった。
本来ならB×BハルクYAMATO組も出場予定だったが、2人ともケガで出場を辞退。代わりに松谷とkZが出場した。
優勝賞金は新しいチャンピオンベルト(オープン・ザ・ツインゲート)の作成に使用された。

2008年大会(Summer Adventure Tag League II)

参加チーム数9組
  • YAMATO&サイバー・コング組 14点
  • ドラゴン・キッド&鷹木信悟組 12点
  • 土井成樹&吉野正人組 10点 ※優勝
  • 横須賀享&斎藤了組 10点
  • 新井健一郎&岩佐拓組 8点
  • マット・ジャクソンニック・ジャクソン組(ザ・ヤングバックス) 8点
  • Gamma&神田裕之組 6点
  • 望月成晃&ドン・フジイ組 2点
  • B×Bハルク&谷嵜なおき組 2点
内容
今大会は前年より1チーム減の9チームが参加。初出場はハルク、谷嵜、YAMATO、ザ・ヤングバックスの5人。
決勝トーナメントにはYAMATO&サイバー、キッド&鷹木、土井&吉野、横須賀&斎藤の4組が進出。トーナメント1回戦で土井組が横須賀組を、キッド組がYAMATO組を下し決勝へ。
決勝では土井組がキッド組を下し、2連覇を達成。リーグ戦では3連敗と苦しいスタートだったが、その後は無敗で制した。
前年で行われた最下位決定戦は行われていない。

2009年大会(Summer Adventure Tag League III)

参加チーム数9組
  • 鷹木信悟&YAMATO組 12点 ※優勝
  • 望月成晃&中嶋勝彦組 12点
  • 吉野正人&B×Bハルク組 11点
  • 新井健一郎&神田裕之組 10点
  • 土井成樹&谷嵜なおき組 9点
  • 横須賀享&KAGETORA組 8点
  • ドラゴン・キッド&戸澤陽組 4点
  • サイバー・コング&Kzy組 4点
  • Gamma&CIMA組 2点
内容
今大会は前年と同じく9チームがエントリー。望月のパートナーが当初、未定になっていたが8月2日に中嶋勝彦(健介オフィス所属)に決定。
戸澤とKAGETORAが初出場。
土井成樹と吉野正人は、それぞれ別のパートナーと出場したため、自動的に3連覇は無くなった。
ツインゲート王者(堀口元気&斎藤了)組は不参加。
1回目の大会から同様に上位4チームが決勝トーナメントに出場し、1回戦では鷹木組が神田組を、望月組が吉野組を下して決勝へ。
決勝ではYAMATOが望月をスリーパーで捕らえ、鷹木&YAMATO組が初優勝を達成。
優勝賞金は鷹木の意向により、返上された。

2010年大会(Summer Adventure Tag League IV)

参加チーム数10組
  • Aブロック
    • 横須賀享&K-ness.組 7点
    • 土井成樹&吉野正人組 6点 ※優勝
    • Gamma&CIMA組 5点
    • PACマーク・ハスキンス組 2点
    • サイバー・コング&KAGETORA組 0点
  • Bブロック
    • 堀口元気&斎藤了組 7点
    • 鷹木信悟&YAMATO組 5点
    • 望月成晃&ドン・フジイ組 4点
    • B×Bハルク&谷嵜なおき組 2点
    • 神田裕之&Kzy組 2点
内容
今大会は10チームがエントリー。初めて2ブロック制で行なわれ、各ブロックの上位2チームが決勝トーナメントへ出場。
決勝トーナメントには横須賀享&K-ness.組、土井成樹&吉野正人組、堀口元気&斎藤了組と鷹木信悟&YAMATO組が出場し、1回戦でそれぞれのブロック1位2位同士の対戦カードになった。
決勝では土井組が堀口組を下し、通算3度目の制覇。

2011年大会(Summer Adventure Tag Tournament 2011)

参加チーム数12組

JUNCTION THREE

  • 望月成晃&YAMATO組 決勝敗退 準優勝
  • 吉野正人&ドラゴン・キッド組 1回戦シード 準決勝敗退
  • 鷹木信悟&横須賀享組 2回戦敗退
  • Gamma&リッチ・スワン組 1回戦シード 2回戦敗退
  • スペル・シーサー&KAGETORA組 1回戦シード 2回戦敗退

Blood WARRIORS

  • 土井成樹&神田裕之組 準決勝敗退
  • 堀口元気&斎藤了組 1回戦敗退
  • B×Bハルク&戸澤陽組 優勝
  • 谷嵜なおき&Kzy組 1回戦シード 2回戦敗退
  • サイバー・コング&トマホークT.T組 1回戦敗退

≪無所属≫

  • 新井健一郎&岩佐拓組 1回戦敗退
  • ドン・フジイ&琴香組 1回戦敗退
内容
今大会は12チームがエントリー。2軍対抗の真っただ中となることでリーグ戦の場合、同門対決が多数組まれてしまうことから、例年とは違いトーナメント形式でタッグNo,1を決める。
CIMA&リコシェ組が出場する予定だったが、「ボイコット」ということでCIMAも発言していたが、リコシェが神戸ワールド後に帰国し、9月に来日予定で会社のチェックミスをCIMAが指摘。指摘を受けるまで分からなかったドン・フジイに説明を求められたが、会社が恥をかくと思いの行動で口を噤んでいた事。「物理的に出場不可能」の為、残った1枠をドンフジイと若手選抜トーナメントを勝ち上がった琴香と組んで出場した。
大会としてはB×Bハルク&戸澤陽組の初優勝 戸澤にとっても初の団体内でのタイトルとなったが「当然」とばかりに表彰状を破くなどの行為に及んだ。

2012年大会(Summer Adventure Tag League 2012~第36代オープン・ザ・トライアングルゲート王座決定戦~)

参加チーム数8組
  • Aブロック
    • 「ブランキーイエロー」B×Bハルク&戸澤陽&谷崎なおき組 6点 ※優勝
    • 「絶倫龍」望月成晃&ドン・フジイ&ドラゴン・キッド組 4点
    • 「窓際にほえろ!」新井健一郎&スペル・シーサー&しゃちほこBOY組 2点
    • 「マライサ注意!」堀口元気H.A.Gee.Mee!!&斎藤“ジミー”了&谷嵜なおき組 0点
  • Bブロック
    • 「南大阪最強トリオ」CIMA&Gamma&マグニチュード岸和田組 6点 ※準優勝
    • 「職人3(しょくにんさん)」ジミー・ススム&ジミー・神田&ジミー・カゲトラ組 4点
    • 「ライジングドラゴン」鷹木信悟&YAMATO&三代目超神龍組 2点
    • 「チーム・ソルティードッグ」サイバー・コング&Kzy&問題龍組 0点 ※最下位
内容
今大会は帰ってきたベテラン軍・望月成晃の提案により盛り上がりを見せている6人タッグ、トリオのリーグ戦となった。
今大会は8トリオがエントリー。
前トライアングル王者組の1人・PACがDRAGON GATEを卒業することになり、前王者組・WORLD-1TNTERNATIONALが挑戦を表明した場合、挑戦を承諾することを条件にベルトを返上。このタッグリーグで第36代トライアングル王者を決定することになった。
前王者組のWORLD-1INTERNATIONALはPACが卒業・リコシェ、スワンが帰国と、人数が減り、メンバーを編成できず出場を辞退した。
暁~akatsuki~は、主要メンバーである鷹木、YAMATOのパートナーに富永と神龍が名乗りを上げたため、8月2日タッグリーグ開幕戦の試合で対決。勝った神龍が一緒にエントリーされた。
リーグ戦最終日の名古屋大会で、A・Bブロックともに2勝同士の対決となり、勝った南大阪最強トリオとブランキーイエローが優勝決定戦に進んだ。
最下位決定戦は各ブロックで0点・最下位となったマライサ注意!とチーム・ソルティードッグが対決し、敗れたチーム・ソルティードッグが最下位となった。
優勝決定戦では、ブランキーイエローが勝利し、優勝・トライアングルゲートを戴冠。戸澤と谷崎は初戴冠となった。

2013年大会(Summer Adventure Tag League 2013)

参加チーム数8組
  • Aブロック
    • YAMATO&B×Bハルク組 4点 ※準優勝
    • 土井成樹&吉野正人組 → 吉野正人&元三代目超神龍・渡辺陽介組 2点
    • 望月成晃&ドン・フジイ組 2点
    • 鷹木信悟&戸澤陽組 2点
  • Bブロック
    • T-Hawk&Eita組 6点 ※優勝
    • K-ness.&Gamma組 4点
    • ジミー・ススム&ジミー・神田組 2点
    • サイバー・コング&問題龍組 0点
内容
2年ぶりに通常のタッグチーム同士が戦い、3年ぶりにリーグ戦方式での開催。今大会以降、前年までより1カ月遅い9月開催となった。
今大会は8チームがエントリー。A・Bブロックの1位チームが優勝決定戦に進出。
ツインゲート王者のK-ness.はパートナーのキッドと出場予定だったが、キッドが負傷のためリーグ戦出場を辞退となり、パートナーはGammaに変更となった。これによりツインゲート王座は返上となり、優勝チームが暫定王者となることになった。キッドが復帰次第、優勝チームとキッド組第29代ツインゲート王座を賭けて戦うことになる。
また今大会では、後楽園大会で土井がパートナーの吉野を裏切り、MAD BLANKEYに加入。これに伴い吉野はリーグ戦最終戦のパートナーは渡辺と組み、試合を行った。
リーグ戦はAブロックはYAMATO&ハルク組、BブロックはT-Hawk&Eita組が各ブロック1位となり、優勝決定戦に進出した。
優勝決定戦はT-Hawk組がYAMATO組を下し、初優勝を飾った。同時にツインゲート暫定王者となった。T-Hawkは前年のトリオ方式での開催に続き、2連覇達成となった。

2014年大会(Summer Adventure Tag League 2014)

参加チーム数10組
  • Aブロック
    • T-Hawk&Eita組 6点 ※準優勝
    • ジミー・ススム&ジミー・カゲトラ組 5点 ※優勝
    • CIMA&Gamma組 4点
    • 吉野正人&しゃちほこBOY組 3点
    • 土井成樹&Kzy組 2点
  • Bブロック
    • B×Bハルク&望月成晃組 6点
    • 鷹木信悟&戸澤陽組 6点
    • 堀口元気H.A.Gee.Mee!!&Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン 4点
    • YAMATO&パンチ富永組 4点
    • ミスターハイテンション 琴香&リョーツ清水組 → リョーツ清水&林悠河組 0点
内容
今大会は前大会より2チーム増の10チームがエントリー。A・Bの1位2位チームが決勝トーナメントに進出し、Aブロック1位対Bブロック2位・Bブロック1位対Aブロック2位で準決勝が行われた。
琴香は大会期間中に負傷し欠場、残りの試合は清水が林と組み出場した。
決勝トーナメントにはT-Hawk&Eita組、ジミー・ススム&ジミー・カゲトラ組、B×Bハルク&望月成晃組、鷹木信悟&戸澤陽組が進出した。
決勝ではススム組がT-Hawk組にリーグ戦の借りを返す形で勝利し優勝した。T-Hawkは連覇を寸前で阻止される形になった。

2015年大会(Summer Adventure Tag League 2015)

参加チーム10組
  • Aブロック
    • 土井成樹&YAMATO組 6点 ※準優勝
    • ジミー・ススム&ジミー・クネスJ.K.S.組 6点 ※優勝
    • B×Bハルク&Kzy組 4点
    • ドラゴン・キッド&フラミータ組 4点
    • Eita&Kotoka組 0点
  • Bブロック
    • 吉野正人&戸澤陽組 5点
    • スモー・フジ&斎藤“スモー”了組 5点
    • 鷹木信悟&サイバー・コング組 4点
    • T-Hawk&ビッグR清水組 4点
    • CIMA&Gamma組→Gamma&山村武寛組 2点
内容
今大会は前大会と同じく10チームがエントリー。A・Bブロックの1位2位チームが決勝トーナメントに進出した。
CIMAは公式戦2戦目にて下歯を負傷し欠場、3戦目以降は急遽デビューが決定した山村がGammaと組み出場した。
タッグリーグ自体に大きな影響はなかったものの、公式戦最終戦でのVerserK同門対決(土井&YAMATO VS Eita&Kotoka)にて、Eitaが裏切られ追放。土井組は白星を拾う結果となった。
決勝トーナメントには土井成樹&YAMATO組(土井YAMA)、ジミー・ススム&ジミー・クネスJ.K.S.組(クネスカ)、吉野正人&戸澤陽組、スモー・フジ&斎藤"スモー"了(スモーズ)組が進出。組み合わせはBブロック(吉野組・フジ組が同点かつ、直接対決も引き分けで順位がつけられない)の影響で抽選による決定に変更された。
土井組とクネスカが決勝進出。決勝はクネスカがリーグ戦の借りを返す形で勝利。ツインゲート王者時(2010年)に得ることができなかったタッグリーグ優勝をタッグ復活1ヶ月で果たすこととなった。