Sound Blaster
Sound Blaster (サウンドブラスター) は、シンガポールのクリエイティブテクノロジーが開発を行っているパーソナルコンピュータ用のサウンドカードのブランドである。ごく初期の製品「Sound Blaster Pro」がWindows 3.0のMultimedia Expansion向けの開発キットで標準的に扱われたことをきっかけとして、IBM PCおよびその互換機の市場においてオーディオデバイスとしてデファクトスタンダードの地位を獲得し、以後これに続く製品群がその地位を占めている。
基本的にはWindowsにおけるDirect Sound等のサウンドAPIのハードウェアアクセラレーションによる負荷の軽減を主眼とした製品であり、いくつものバリエーションがあるが、現状ではDVD鑑賞などの多チャンネル再生を意識したLive!シリーズ、Live!よりも3D音声処理に優れたAudigyシリーズ、コアなゲーマー向けのより高性能なハードウェア処理を実現したX-Fiシリーズなどがある。
PCIバスやPCI Expressバス接続の内蔵タイプのほか、ノートPCおよび省スペース一体型PC向けにUSB接続の外付タイプもある。
いずれも、SoundFontというサンプラー音源に対応しており、あらゆる音色を読み込むことが出来る。
一部の廉価版製品を除き、同社が開発する3DサウンドAPI「EAX」のハードウェアアクセラレーションをカード上のサウンドプロセッサによって実現し、多彩な音響効果をCPUやバスに大きな負荷をかけることなく実現可能な事実上唯一の選択肢であったが、Windows Vistaでのハードウェアアクセラレーション廃止、CPU能力の大きな向上、対応アプリの少なさからハードウェア処理対応というメリットは薄れていた。
しかしCreative Alchemyが発表され、このソフトにインストール済みのゲームを登録することによってサウンドをOpenAL形式で出力することが可能になったため、手間はかかるがハードウェアアクセラレーションを有効にすることは可能となった。
[編集] 日本における概況
MS-DOSの時代はNECPC98シリーズを除くとSound Blasterと互換性がないとサウンドボードとしては認識されないくらい認知度が高かった。その後はオンボードサウンドの機能が充実し標準的なサウンドデバイスになるにつれて一般ユーザの認知度は下がっている。 過去に日本国内では代理店を通じて販売されていたが、現在はアイ・オー・データ機器との合弁会社であるクリエイティブメディア株式会社が供給している。
[編集] 外部リンク
- クリエイティブメディア - 公式サイト
- 製品情報
- Sound Blaster (英語)