SP (テレビドラマ)

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SP 警視庁警備部警護課第四係
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 フジテレビ
監督 本広克行
演出 波多野貴文
藤本周
脚本 金城一紀
出演者 岡田准一堤真一真木よう子
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
データ放送 連動データ放送
(レギュラー放送)
放送時間 土曜 23:10 - 23:55(42分)
放送期間 2007年11月3日 - 2008年1月26日(全11回)
プロデューサー 高井一郎
エンディング way of lifeV6
外部リンク 公式サイト
(スペシャル)
放送時間 土曜 21:00 - 23:10
放送期間 2008年4月5日(全1回)

特記事項:
連続ドラマ:初回は15分拡大(23:30 - 24:30)
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SP 警視庁警備部警護課第四係』(エスピー けいしちょうけいびぶけいごかだいよんがかり)は、2007年11月3日から2008年1月26日まで、フジテレビで、毎週土曜日の23:10 - 23:55(JST)に放送された岡田准一主演の連続テレビドラマ、全11回。

レギュラー放送のエピソードを時系列に組み替え、さらにレギュラー放送では消化されなかった伏線や最終回のその後を描いたエピソードを追加した総集編の『スペシャルアンコール特別編』が、2008年4月5日21時から『土曜プレミアム』枠で放送された。

2008年映画化が発表され、長らく詳細な情報は公表されなかったが、2010年秋に『SP THE MOTION PICTURE』のタイトルで公開されることが発表され[1]、2010年に『革命篇』、2011年に『野望篇』が公開された。2011年3月4日の『金曜プレステージ』枠にて、映画『革命篇』のプロモーションとして、『革命篇』のメイキング映像を加えた同『スペシャルアンコール 特別篇』を再放送、さらに翌日の『土曜プレミアム』にて、映画『野望篇』を再編集し、新作ドラマパートを加えた『革命前日』を放送している。

2010年よりビッグコミックスピリッツにて漫画版が連載されている。

目次

[編集] 概要

警視庁警備部警護第四係機動警護班に所属する、特殊な能力を備えたSP井上薫とその仲間のSP達が、テロリストと戦う姿を描いたテレビドラマ。「クールにとらわれない」というこの枠の方針により、連続ドラマでは珍しく、放映期間が11月から1月までである。金城一紀による完全オリジナルの作品で、本人曰く「誰にも要請されずに制作し、フジテレビに押し売りした企画」[2]

主演の岡田准一は、『タイガー&ドラゴン』で主演を務めて以来2年半ぶりの連続ドラマへの出演。アクションシーンが多いため、岡田は出演が決定した1年以上前から、役作りのためにスポーツジムへ通いつめて、激しいアクションにも対応出来る体を作っており、アクションの構成をし、ドラマの企画段階から参加している[3]

総監督を務めるのは、『踊る大捜査線シリーズ』や映画交渉人 真下正義』、『UDON』などの作品を手がけてきた本広克行。連続ドラマの監督を務めるのは『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』以来6年ぶりとなる。金城一紀による脚本と、岡田准一と堤真一の組み合わせは、映画『フライ,ダディ,フライ』以来2度目となる。金城にとっては初の連続ドラマ脚本作でもある。岡田と堤は共にドラマ『忠臣蔵1/47』にも出演している。

岡田や堤、真木よう子などの主要キャスト以外の多くは、小劇団舞台俳優ら200人をオーディションでの即興劇などで審査し、反射神経の良さなどを見て選出した[4]

[編集] 登場人物


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] 警視庁警備部警護課第4係機動警護班

機動警護班は遊軍で、第1〜3係だけでは手が足りない時の補充要員であり、新人SPはまずここに配置されるという設定である。この為、警護対象(マルタイ)は第4係の担当とは限らず、本来なら第1 - 3係が担当する人物が対象になる事もある。

井上 薫(いのうえ かおる)[5] - 岡田准一中島凱斗(20年前)
警護課第4係機動警護班隊員・巡査部長
1982年12月20日生まれ。
国家公務員試験II種合格の準キャリア警察官。6歳の頃にテロで両親を亡くし、その後叔父である警視庁組織犯罪対策第一課課長・井上の養子となる。前述の偽装テロに巻き込まれた際、現在総理の職に就いている麻田にかばわれたが、この時に笑みを浮かべる麻田を間近で見て以来、憎しみに苛まれている。この両親を目の前で亡くすという衝撃が幼かった彼の脳に影響を与え、幼少期の脳内バランスの構築に狂いが生じてしまう。これにより脳内活性に歯止めがかからず、五感や記憶機能の異常発達に伴い「シンクロ」、「フォトグラフィック・メモリー」等の能力が発現した。
シンクロ
原因は神経成長因子(NGF)というタンパク質の血中濃度の異常な増加であり、高過ぎる脳内の活性に伴った感覚神経の過剰反応により、音や空気などに同調(シンクロナイズ)して、その場の異物や違和感を察知する事が出来る。特に緊張下では、アドレナリンドーパミンなどにより一層NGFが促進される為、その能力が高まる。しかし五感の異常発達は脳に負荷を与え、いずれは脳や精神に異常をきたす恐れがあると専門医は危惧している。その症状は麻田首相の警護を皮切りに悪化が表面化し、街を普通に歩いている時でさえ「シンクロ」が稼働してしまうなど、能力としての域を超えつつある。
性格なのか能力故なのかは定かでないが、時折り社会人としてはやや難がある態度をとる場合(上の空、女性に余計な事を言う、上司を前に露骨に不快な顔をする等)があり、要人や秘書から注意を受けたり、“一日中ボーっとしているだけ”と山本に揶揄される事もあった。訓練生時代は能力の高さ故に通常の訓練では訓練にならないため、難易度の高い訓練を受けていた。
トラッキング
残された足跡から、その人物の年齢性別や身体的特徴、状態などの情報を読み取る能力。正確にはネイティブアメリカン(インディアン)が駆使する"技術"であり、誰でも習得が可能なもの。井上の場合、大学在学中のアメリカ留学時に独自に学んでいる。
フォトグラフィック・メモリー
写真を撮るように一瞬で物事を映像として記憶できる能力。通常は年齢や常識によって失われていくが、NGFの増加により高い記憶力を持つ井上は、過去の記憶さえも鮮明に“見る”事が出来る。
予知、妄想
豊富な知識やテロについて研究を積み重ねた上に、シンクロやフォトグラフィック・メモリーなどの様々な能力、常識にとらわれない際限なきイマジネーションによって、井上には“妄想”という形で現実に起こりうるテロの状況を的確に、正確にシミュレートする事が出来る。ただしそのビジョンは井上の中に井上自身によって生み出されるものであり、あくまでも結果としての“予知”であるが、テロリストの考えをいち早く読むそれは、彼の中にある深い闇の表れでもある。
これらの能力によって井上はテロリストを直接逮捕する事になるが、“身をていして要人を護る”という警護課員の適切な職務範囲から外れており、SPの歴史にかつてない前例を作っている。
『革命篇』ラストで人生最大の目的を果たした尾形からSPとしての使命と未来を託されたような描写がみられる。
その他、格闘面においてカリやコマンドサンボなどの警察必修外の武術・格闘術がしばしば見られるが、反射的に出る動きであって習っているわけではない。
「シンクロ」でお見合い相手の女性の隠したい部分を指摘してドン引きされたり、理想の女性像が高かったりと本人に難があるため女性に縁がない。
アクティブな対応が目立っているが趣味は意外にも読書であり、スペシャルでは論語を用いて公安に対する皮肉を言ってみせたり、EpisodeIIでは幅広い科学知識も披露している。どうやら彼の自宅には、テロや犯罪、軍事関連の書籍・資料等が大量にあるらしい。
いつも手錠を携帯せず、必要な時はもはや当たり前のように同僚に借りている。本人は忘れたと言っている。
尾形 総一郎(おがた そういちろう) - 堤真一中井澤亮(20年前)
警護課第4係機動警護班係長・警部
1972年7月7日生まれ。岡山県岡山市出身。
東京大学法学部卒でありながら、警察に入る際にキャリアとして警察庁に入庁するのではなく、地方公務員であるノンキャリアとして警視庁に入庁した現場主義者。少年時代に、前述のテロに遭遇しており、その経験がきっかけでSPになろうと決意する。井上同様、麻田を疑問視している。そしてその真相を探るため、井上の両親を殺した山西を追及する。
現状での警護体制やテロを軽視する上層部を快く思っておらず、よく上層部と対立する。上層部に咎められる井上を庇うのはもちろん、上司・中尾にも遠慮なく反論する。
実は井上達が戦ってきたテロリスト達も含めた反政府軍のリーダー。冤罪を着せられた末に自殺に偽装して殺害された潔白の政治家の息子であり、既に死亡した東大生「尾形総一郎」になりすまして入庁。腐敗した国体への復讐と「寝ぼけた国民の意識を覚醒させる」べく若手官僚らと反乱軍を組織し「革命計画」を計画、実行に移す。
しかし、計画途中で反乱軍に裏切られ(多少、気付いてはいたが復讐の為に歩調を合わせていた)孤立し、さらに第4係に追い詰められそうになりながらも最大の仇である麻田に対する復讐を果たしたことで燃え尽き、最後は井上に逮捕された。
笹本 絵里(ささもと えり) - 真木よう子
警護課第4係機動警護班隊員・巡査部長。
警護課第4係の紅一点。容姿端麗でクールな情熱家。男勝りの性格と度胸を持ち、口が悪い。射撃の元オリンピック候補選手であり、身体能力も高く、SPとしての資質は男性隊員に引けをとらない。両親からは常に危険と隣り合わせなSPをやめるように懇願されている。
井上が新人時代の頃は、彼だけが尾形に特別扱いされるのを疑問視していたが、後に、井上の能力を認めている。その能力ゆえに時に誤解を招き、激しい頭痛やめまいに襲われる井上に、さりげない気遣いを見せるなど、徐々に井上との信頼関係が深まっている。井上同様に勘が良くて行動が早い為、井上とは仕事上のパートナーとして、とても相性がいい。井上にとって最もウマが合う同僚であり、『革命前日』では井上と共にバッティングセンター等に行っていた。生年月日等は非公開だが、年齢は井上より1つ年上である。
握力を鍛える黄色いハンドグリップを愛用。ルービックキューブが得意で短時間で6面揃えていた。
関さばのように身が引き締まった」男性が好みのタイプ。
合気道のほかクラヴ・マガを体得している。
山本 隆文(やまもと たかふみ) - 松尾諭
警護課第4係機動警護班隊員・巡査部長。
総合格闘家を目指しており、格闘家としての経歴に箔をつける為にSPになった。行き過ぎた行動をとる井上に不快感を示すが、井上の活躍を無かった事にする上層部を良く思っていない。井上を疫病神だと言い張るが、時折り彼を気遣う言動も見せている。彼一人だけが、SPの基本の髪型である七三分けを頑なに守っている。たまに八二になっている。井上の2ヶ月前にこの班に配属されたため、井上に対しては先輩風を吹かせている。
かなりの大食いであり、警護対象者に毒見を求められた時にはかなりの量を食べてしまい、仲間を呆れさせている。
多忙な任務のため、高校時代から付き合っている彼女との破局の危機にあったが、『革命前日』では、普通にデートしており、交際は順調なようである。
実際に総合格闘技の技は一目置けるものがあり、剛腕を発揮している。
石田 光男(いしだ みつお) - 神尾佑
警護課第4係機動警護班隊員・警部補。
基本的に無口で冷静。尾形をサポートし、笹本、山本、井上の面倒を見るサブリーダー的存在で警護課の誰からも慕われている。バツイチで3歳の娘がおり、仕事が忙しく会えない日々が続いた(本人曰く3ヶ月位)が、『革命前日』では親子水入らずで過ごしている。出動時には娘の写真をお守り代わりに装備する。四係の中で最もSPを体現している存在である。
井上が新人時代の頃は、その扱いに疑問を抱くが、後に現場で井上の才能に気づき認める。寡黙で意志が強く、不言実行タイプ。井上が尾形と対立した事で、尾形に代わり井上を守らなければならない立場に立つ。井上には非常に甘く、理解され難い彼をかばおうとする。
本作以前に、踊る大捜査線のスピンオフ『警護官 内田晋三』に警護課第4係の巡査部長(作中で2004年12月24日当時)として登場している。

[編集] 警察関係者

原川 幸子(はらかわ さちこ) - 平田敦子
警視庁警備部警護課庶務係(警察職員)。
兵庫県出身の39歳で勤続20年。趣味は美味しいお店探しで、特に肉に目がない。特技は珠算(そろばん)1級。いつも井上の理由の分からない経費請求書や伝票の処理に、困らされている。4係のメンバーに対しては、石田には優しく、笹本とは仲が良く、山本の事は鼻で笑っていて、井上には冷たい。(後に起こる対立を直感で感じ取っていたため)尾形にひそかな好意を抱いている。(初期のころは細かい設定がなかったために、演じた平田敦子は井上に好意を抱いているという設定で演じていた。)
中尾 義春(なかお よしはる) - 江上真悟
警視庁警備部警護課課長・警視
ノンキャリアながらも課長までのぼり詰めた苦労人。平穏無事に定年が迎えられるようにと願い、はねっかえりの尾形と井上に厳しくあたる。長い現場の経験からSPの苦労を誰よりも熟知している人物でもある。
西島 勇司(にしじま ゆうじ) - 飯田基祐
警視庁警備部警護課理事官・警視。
東大出身者で尾形の大学後輩。警察の機密情報を密かに外部に流していた。ドラマ最終回(麻田首相暗殺未遂事件直後)にて自室で「自殺」した現場を公安に発見される[6]
田中 一郎(たなか いちろう) - 野間口徹
警視庁公安部公安第一課・巡査部長。
潜入捜査が得意で、密かに警護を見守る事もある。井上の同期で互いにふざけ合う会話をする。笹本同様、井上の特殊な能力に気づいている。『革命前日』では重要情報を掴むが、その直後に襲われてしまう。因みに学生時代は陸上部でインターハイに出場したほどの実力者という設定がある。
梶山光彦(かじやま みつひこ) - 伊達暁
警視庁警備部警護課理事官・警視で西島の後任。
東大出身者で尾形、西島の大学後輩。ドラマ最終回に登場し、その際に尾形と交わした言葉が、井上に大きな不信感を持たせることになる。大学時代、サークル「雄翔会」に所属しており、滝川英治(防衛大臣秘書官)( - 平岳大)や安斎誠(外務省国際テロ対策協力室・主任)( - 波岡一喜)といった若手エリート官僚が名前を連ねており、尾形、西島もメンバーであり、現在も交流が続いている。与党・幹事長、伊達國雄の支援の下、日本という国家を揺るがす壮大な計画を「雄翔会」を主体に立案、実行に移す。尾形を欺き[7]、滝川や安斎とも一線を画す[8]など強かであるが、井上殺害計画が失敗したり、尾形のSP配置変更(井上たち四係の国会警護追加)を見逃すなど、詰めの甘い部分がある。
『野望篇』では、伊達が資金集めのパーティーを開いたホテルのスィートルームで、梶山、滝川、安斎、尾形の「雄翔会」のメンバーと伊達が一堂に会する[9]

[編集] テロリスト

大男 - 三代目魚武濱田成夫
ナイフマニア。スキンヘッドの大男。シネコンで不審者として井上に捕まるや否や、いきなりナイフや剣で襲いかかり激闘の末に逮捕される。証拠不十分により釈放。
その後、Episode IVに再び登場。井上らSPの注意を自身に向かせ、木内による麻田総理狙撃の囮(おとり)役となる。
山西 一弥(やまにし かずや) - 平田満
テロリスト。Episode III(第5話)から登場。井上の両親を殺した張本人で、20年の間刑務所に入れられる。出所した後は印刷所で働く。服役後も麻田に対する恨みは忘れず、警官の銃を奪い、麻田殺害計画を実行に移す。
『LIVERPOOL cleaning』
クリーニング屋(清掃業者)を装った4人組の殺し屋で、仕事にリアリズムを求める。Episode II-3(第4話)から登場。仕事依頼が来るまではそれぞれ釣りをしたり、トレーニングをしたり、ボウリングに行ったり自由に生活している。最終話では、田中が『LIVERPOOL cleaning』の車を目撃している。『革命篇』にも登場する。
グループ名及びメンバーの呼び名や第7話で利用するファミリーレストラン「イェスタデイ」などの名称は、ビートルズにちなんだものであり、グループ名はその出身地であるリヴァプールから、レストランの屋号はその楽曲名から。
ジョン - 多田淳之介
基本的には仕事依頼などの情報通達係だが、非常時には実行担当に代わり、リンゴと共にターゲットを狙う。呼び名はジョン・レノンから。
自称イギリスからの帰国子女らしい。
リンゴ - 日下部そう
非常時には実行担当に代わり、ジョンと共にターゲットを狙う。呼び名はリンゴ・スターから。
いい加減な態度が目立ち、人の話をあまり真剣に聞き入れようとしない。
ポール - チョウソンハ
丸い眼鏡をかけた男。大の煙草嫌い。大橋暗殺ではジョージと共に当初の実行役で、中国人女性、韓国人に変装しホテルにチェックイン(時にはボーイにも変装する)し大橋を狙う。潜入中、井上の勘の良さに気づく。呼び名はポール・マッカートニーから。
ジョージ - 中川智明
坊主頭の男。ポールと共に当初の大橋殺害の実行担当。中国人、韓国人に変装しホテルにチェックイン。呼び名はジョージ・ハリスンから。
ハイライトを愛煙しているが、煙草嫌いのポールからは煙たがられている。

[編集] その他

麻田 雄三(あさだ ゆうぞう) - 山本圭
現職の内閣総理大臣。政和党所属。
20年前、自身の人気取りの為に山西に自身を襲わせ、少年時代の井上を庇って救った事で英雄視され現在に至る。テロに対してはかなりの強硬論者である。しかし、人気は下降気味で『革命篇』では、野党から内閣不信任案を提出されていた。
側近として内閣総理大臣主席秘書官・高島清( - 近江谷太朗)がおり、偽装テロを計画したのも彼である。
森 純子(もり じゅんこ) - 峯村リエ
井上を診察する関東警察病院の担当医。
仕事を理由に治療への専念を示さない井上に厳しく当たる。

[編集] 各章ストーリー・ゲスト

[編集] Episode I

(第1話)

井上薫は、特殊な能力を持ったSP(要人警護官)。合コンをしていたところ上司・尾形総一郎から女性東京都知事・大川優子の護衛を命令される。都知事が俳優である甥のプロモーションのため向かったシネコンにて、井上は不審な大男を目撃、激闘の末大男を逮捕する。この行為はSPの活動範囲外の行動であるため、警護課課長・中尾に咎められてしまう。

その後引き続き都知事の警護を続ける井上ら機動警護班。一方で一人の男が都知事への殺意を密かに募らせていた。

大川 優子(おおかわ ゆうこ) - 大場久美子
井上達が警護する女性東京都知事
郷田(ごうだ) - 夏目慎也
新聞記者。東大法学部出身であることを鼻にかけているが、うだつの上がらなさから大川や他の記者からも見下されている。大川への恨みから拳銃を入手し、都知事襲撃を決行する。
佐々木 朋美(ささき ともみ) - 井端珠里
井上のお見合い相手。井上に自己紹介コメントの嘘や、お見合い前の食事等を次々に指摘され、不愉快になる。

[編集] Episode II

(第2 - 4話)

警護課の対テロ訓練後、頭痛とめまいに襲われた井上は、病院での検査の結果、内の活動が異常に発達していたことが判った。それによって記憶力や五感が優れる反面、このままでは症状が悪化してしまうとの事。「何か幼少期に辛い経験をしたか」と医師に尋ねられるが憶えが無いと返答する井上は、診察結果を聞いた尾形にすら単なる過労と誤魔化す。そんな中、井上と笹本は、検査入院のため大和病院に赴く「加藤元総理の警護」を言い渡される。

元総理の手術が始まる中、突如怪しげな男達により、元総理と医師達、入院患者らを人質にとられ、病院が占拠されてしまう。笹本はテロリストに不意を突かれ拘束され、食事休憩で病院から離れていた井上は危機を察知し、病院に戻り医師に扮して人質に紛れ、制圧のチャンスを窺うことになる。テロリストの計画が着実に進み、麻田現総理の強硬論によって、腰の重かったSATの強行突入の準備が整いつつある中、井上・笹本の反撃が始まった。

加藤 純三(かとう じゅんぞう) - 露木茂
井上と笹本が警護する元内閣総理大臣。警護中の井上を見て気に入り「政治家にならないか」と声を掛けた。
加藤 君枝(かとう きみえ) - 島かおり
加藤元総理の妻。
加藤 雄大(かとう ゆうだい) - 秋山悠介
加藤元総理の孫。
富永(とみなが) - 深浦加奈子
ナース長。銃で脅され情報を与えてしまうも、医者に変装した井上に協力してテロリストらと戦う。
飯田(いいだ) - 伊藤正之
加藤元総理の秘書。テロリストの要求に成す術も無くそのまま要求に従う。強いものには平身低頭(その逆は言うまでもない)。
テロリスト6人組
全員が元軍人という経歴を持つ集団。元総理を人質にし、身代金代わりとして取引を利用し大金を手に入れるのが目的。
金田(かねだ) - 北村有起哉
リーダー格。沼田ら5人を率いて病院の占拠を敢行する。常に沈着冷静な態度を崩さない。本人曰く「一度も戦った事が無い軍人」。元自衛官
沼田(ぬまた) - パク・ソヒ
井上がテロリスト達を軍人と見破ったのは彼の足跡から。1F制圧担当。
垣原(かきはら) - 山根和馬
2F制圧担当。
小林(こばやし) - 佐久間哲
3F制圧担当。独り言が多い。
赤城(あかぎ) - 西冬彦
4F制圧担当。笹本を拘束した際に「俺たちを倒せるチャンスを2%にしてやるよ」と目の前に手錠の鍵を置き、これが結局は自分に返ってくることになる。
吉野(よしの) - 趙珉和
金田と共に5Fのナースステーションに陣取る。ネットトレーディングを担当。ストレス回避にチョコレートをノートPCの傍らに置く。

[編集] Episode III

(第5 - 7話)

都内某所・刑務所面会室。尾形が、今から20年前、麻田現総理を殺害しようと試み、その際に犠牲者となった井上の両親を殺害した張本人、テロリスト・山西と面会していた。尾形は学生の頃あの事件の現場に立ち会っていて、山西があのテロ事件の裏を握っていると問いつめるが、意味深な発言をして不気味な笑みだけを浮かべる。

上層部から証券取引法違反事件の重要参考人の大橋正一の極秘警護を命令された尾形は、井上ら機動警護班の面々と共にホテルに潜む大橋の警護を担当する。清掃員の格好をした男4人組は、同じ事件に絡んでいる男を事故死に見せかけて殺害。ホテル内に潜入し、大橋の命を奪う機会を窺っていた。

大橋は警護の重圧から、ホテルからの逃走を図るまでの精神状態に追い込まれていた。不安が募る井上ら警護班、すると大橋は気分転換にプールに行きたいと言い出す。その会話を盗聴していたあの4人組の実行担当の2人は、「決行」を決意する。

大橋 正一(おおはし しょういち) - 片桐仁ラーメンズ
井上達が警護する通称『裏の金庫番』のシルバー証券社長。傲慢な態度かつ、挙動不審で警戒心が異常に高く、SPを信用しない。おかげで尾形らSP達とトラブルを引き起こす事になる。妻と娘がいる。ドラマでは、警護解除後に『LIVERPOOL cleaning』の車が大橋の元に向かうところで終わっているが、漫画版では、後に新聞で大橋が自殺したという記事が出ている。
溝口(みぞぐち) - 須永慶
大橋の警護を警視庁に依頼する幹部のひとり。
伊勢崎 武則(いせさき たけのり) - 大出俊
警視庁警備部警備部長。『野望篇』、『革命篇』にも登場する。
湯川 学(ゆかわ まなぶ) - みっちー
ガリレオ』の主人公。釣り堀に登場した人物の中で唯一、役者が明かされている[1]

[編集] Episode Ø Countdown to Crisis

(第8話)

井上の過去を描いたストーリー。井上は訓練の最中、次々と張り巡らされた罠を突破するが、最後に警護対象者役を守れず失敗してしまう。井上の訓練の一部始終を見ていた尾形は、井上の話を聞くうちに、彼を仲間として機動警護班に引き入れることを決意、そして井上は、機動警護班に迎えられる。

佐伯(さいき) - 高橋洋
物語冒頭、井上と共に訓練を受けていた訓練生。
工藤(くどう) - 偉藤厚次
警察学校教官。井上と佐伯の訓練で、警護対象者を演じた。
熊田(くまた) - 古川悦史
警察学校教官。警察学校教官講義の中で、SPの最大の武器は「警護対象者との信頼」だと説く。井上の能力を認めているが、現状では井上の能力を使いこなせる上官がいないと考えている。

[編集] Episode IV

(第9話 - 最終話)

井上ら警護課の面々が、各それぞれの業務を果たす中、尾形は警護課改革案上申書を上司・中尾に提出するが相手にされない。一方で井上の両親を殺したテロリスト・山西が出所してくる。山西の監視を行った田中は言い知れぬ不安に駆られるが、山西は特に目立つ行動はせず、上司に打ち切りを指示される。

機動警護班は永正大学で行われる永正記念館落成式典に出席する麻田総理の警護応援につくことになる。裏では警察の中で暗躍する者が謎の男と、以前逮捕されて釈放された大男に総理の式典の情報を漏らしていた。麻田への憎悪を募らす山西も行動を起こそうとしていた。

式典当日、自分が麻田への復讐を行う黒い妄想に取り付かれながらも職務に就く井上。山西、謎の男、大男も会場に集う。一発の銃声を引き金に「事件」は起こった。

木内 教永(きうち のりなが) - 古山憲太郎
謎の狙撃手。黒いニット帽を被った男。ある男から麻田総理狙撃を依頼され、高所から狙撃銃(ペイント弾)で相手を狙う。実は警官で、最終話で警視庁警備部警護課第4係機動警護班隊員・巡査部長として配属された。『野望篇』では青池由香莉( - 入山法子)、川尻伸一( - 三元雅芸)、澤村泰治( - 蓉崇)、片岡正和( - 光山文章)(全員、巡査部長)と共に四係・新人チーム(新四係)に所属しており、『革命篇』では尾形の下で、新四係全員で「革命」計画に賛同、参加している。
室伏 茂(むろふし しげる) - 春田純一
警視庁公安部公安第一課・係長。田中の上司。やっかいなこと、埒が明かないことに対し、「面倒くせ!」と言うのが口癖。
小波(こなみ) - 津村知与支
警視庁警備部警護課・管理官。『革命前日』、『革命篇』にも登場し、『革命篇』では驚愕の一面を見せることになる。

[編集] Episode IVex.

(スペシャルアンコール特別編)

首相暗殺未遂事件の数日後、井上は公安の室伏と田中から取調べを受ける。井上は警護課に配属されてから担当した都知事警護、病院での要人警護、重要参考人の極秘警護などについて質問を受ける。首相暗殺未遂事件で残された幾つかの謎についても追及される。


以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] スタッフ

  • 演出補 - 大畑真治、小野浩司、下畠優太、久野拓
  • 演出補応援 - 木村好克、朴用九、武田祐輔
  • プロデュース補 - 榊原妙子、笛木志津香
  • 技術プロデュース - 友部節子
  • 技術プロディース補 - 菅原光宏
  • 撮影 - 川越一成
  • 撮影助手 - 宮崎智之
  • 撮影応援 - 山下伸一
  • 撮影助手応援 - 冨永健二
  • 照明 - 木村伸、堀田耕二
  • 照明助手 - 川埜允史、小野村宗則
  • 照明助手応援 - 高橋幸司、近松光
  • 音声助手 - 黒田啓介、塩瀬昌彦
  • 映像 - 岡村亮
  • 映像応援 - 植木康弘
  • 編集 - 河村信二
  • ライン編集 - 松本英之
  • ライン編集助手 - 西山貴文
  • 選曲 - 大森力也
  • 音響効果 - 寺岡基臣
  • MA - 蜂谷博
  • 美術プロデュース - 宮崎かおる
  • デザイン - 棈木陽次
  • デザイン助手 - 斎田崇史
  • 美術進行 - 大倉謙介
  • 大道具 - 高橋千鶴
  • 大道具助手 - 中島雅之
  • 操作 - 内堀圭一
  • 操作助手 - 村上公志
  • 建具 - 阿久津正巳
  • 装飾 - 木下堅善・野本隆行
  • 装飾助手 - 西田祐紀・乾川太志
  • 持道具 - 岡田哲也・志田尚二
  • 衣裳 - 加藤美紀
  • 衣裳助手 - 山子美鈴・牧亜矢美
  • メイク - 對馬晶子
  • メイク助手 - 瀬下由紀
  • メイク応援 - 佐々木精一
  • 視覚効果 - 菅谷守
  • ガンエフェクト - パイロテック
  • 電飾 - 田中信太郎
  • アクリル装飾 - 國母淳一
  • 植木装飾 - 笹川忠由
  • 生花装飾 - 牧島美恵
  • フードコーディネイト - 住川啓子
  • 警護技術監修 - セコムジャスティック
  • タイトルバック・CG - 山本雅之、鴫原譲、戸梶雅章、前田優
  • ファイティングコーディネート - 佐々木修平
  • 軍事指導 - 越康広
  • トレーナー - 高橋義人
  • 広報 - 田中奈美
  • ホームページ - 伏見香織・丸谷利一
  • 広報宣伝部 - 末松千鶴・島谷真理
  • 写真 - 西川直樹、米谷圭司
  • 車輌 - 齋藤順一、諸橋浩、浅野泰行、井上勉、吉田庸、月岡清水
  • スケジュール - 長瀬国博
  • 記録 - 島田伸子・手島優子
  • 制作担当 - 巣立恭平
  • 制作主任 - 長谷川晴彦・小柳智則・中川和則
  • 制作進行 - 伊澤紀人
  • 制作応援 - 教野陽子
  • 制作デスク - 原川加代
  • 制作 - フジテレビドラマ制作センター
  • 制作著作 - フジテレビ

[編集] 主題歌

[編集] 使用楽曲

[編集] episode I

フランツ・リスト
死の舞踏,S.126
Jorge Bolet(Piano), London Symphony Orchestra, Ivan Fischer
エクトル・ベルリオーズ
幻想交響曲 作品14第1楽章
夢・情熱
幻想交響曲 作品14第4楽章
断頭台への行進
幻想交響曲 作品14第5楽章
サバトの夜の夢
Chicago Symphony Orchestra, Claudio Abbado

[編集] episode II

ヨハネス・ブラームス
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83第1楽章
Radio Symphony Orchestra Ljubljana, Anton Nanut
ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
交響曲 第10番 ホ短調 作品93第2楽章
The Philadelphia Orchestra, Mariss Jansons
交響曲 第7番 ハ長調 作品60「レニングラード」第1楽章
Leningrad Philharmonic Orchestra, Mariss Jansons
交響曲 第5番 ニ短調 作品47第4楽章
Wiener Philharmoniker, Mariss Jansons

[編集] episode III

ヨハン・シュトラウス2世
ワルツ「美しく青きドナウ」作品314
Wiener Philharmoniker, Lorin Maazel
フランツ・リスト
メフィスト・ワルツ
レーナウの「ファウスト」による2つのエピソードから第2曲 村の居酒屋での踊り
Berliner Philharmoniker, Herbert von Karajan
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」第2楽章
ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57「熱情」第1楽章
ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57「熱情」第3楽章
Emil Gilels(Piano)

[編集] episode Ø Countdown to Crisis

モーリス・ラヴェル
亡き王女のためのパヴァーヌ
Orchestre symphonique de Montréal, Charles Dutoit
エドワード・エルガー
行進曲「威風堂々」作品39第4番 ト長調
London Symphony Orchestra, Adrian Boult
カール・オルフ
「カルミナ・ブラーナ」より おお、運命の女神よ
Royal Philharmonic Orchestra, Antal Doráti

[編集] episode IV

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
マタイ受難曲 BWV244 第2部 第39曲
アリア「憐れみたまえ、わが神よ」
The Amsterdam Baroque Orchestra, Ton Koopman
ジュゼッペ・ヴェルディ
レクイエム 怒りの日(続舗)怒りの日
レクイエム 怒りの日(続舗)くすしきラッパの音
Berliner Philharmoniker, Claudio Abbado
エドワード・エルガー
行進曲「威風堂々」作品39第4番 ト長調
BBC Symphony Orchestra, Leonard Bernstein
グレゴリオ・アレグリ
ミゼレーレ
The tallis Scholars, Peter Phillips
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
レクイエム ニ短調 K.626III.続舗 怒りの日
レクイエム ニ短調 K.626III.続舗 涙の日
Berliner Philharmoniker, Riccardo Muti
ヘンリク・グレツキ
交響曲 第3番 作品36「悲歌のシンフォニー」第1楽章
London Sinfonietta, David Zinman
ガブリエル・フォーレ
レクイエム作品48 第4曲「ああ、イエズスよ」
Academy of St.Martin in the Fields, George Guest

[編集] サブタイトル

エピソード 各話 放送日 サブタイトル 視聴率
Episode I 01話 2007年11月03日 東京都知事暗殺を阻止せよ 14.5%
Episode II 02話 2007年11月10日 元内閣総理大臣を警護せよ 17.6%
03話 2007年11月17日 テロリストを排除せよ 15.2%
04話 2007年11月24日 元総理を救出せよ 15.7%
Episode III 05話 2007年12月01日 重要参考人を警護せよ 14.1%
06話 2007年12月08日 暗殺者を確保せよ 14.6%
07話 2007年12月15日 特別警護を完遂せよ 15.5%
Episode Ø 08話 2007年12月22日 警護四係に合流せよ 12.6%
Episode IV 09話 2008年01月12日 巨大アトリウムを警護せよ 13.8%
第10話 2008年01月19日 警護課員皆殺しを阻止せよ 16.6%
最終話 2008年01月26日 動く壁を完遂せよ 18.9%
スペシャル 2008年04月05日 スペシャルアンコール特別編
〜全11話に新撮シーンも加え再編集!
すべての謎にちりばめられた伏線を見逃すな
21.5%
平均視聴率15.4%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
  • 初回は15分拡大版で放送したが、2007年ワールドカップバレーボールの中継延長のため、23:30 - 24:30に変更された。
  • 初回、平均視聴率が深夜帯ドラマとしては歴代1位、最終回の18.9%は最高で歴代2位という結果となった。また深夜帯ドラマ史上初の平均視聴率15%越えを記録した。
  • 日本テレビ系列(NNN)とのクロスネットで同時放送できないテレビ大分では、2008年1月7日より放送済みの回の集中放送を実施した。局の都合により16:9HDではなく4:3SD素材での放送。テレビ大分と同様の理由で同時放送できないテレビ宮崎では同年4月より、系列外局であるTBS系列テレビ山口では同年2月より、数話ずつ集中放送された。

[編集] 備考

踊る大捜査線・本広監督作品との繋がり
警護課の部屋のセットは、テレビドラマ『踊る大捜査線』の美術スタッフが作っている。内装も湾岸署と似通っている。このことに関し本広は「知っている風景の画面が流れると見たくなるものだと思う」と語っている[10]
石田光男は2007年1月27日フジテレビ系『土曜プレミアム』にて放送された『トリビアの泉 今夜復活踊る大へぇへぇ祭り!!』内で放送された踊る大捜査線のスピンオフドラマ『警護官 内田晋三』にて主人公の内田晋三の部下として登場している。その時より昇格している。
『踊る大捜査線』シリーズを手がけた本広克行総監督による遊び心により、第1話の劇中に映画『交渉人 真下正義』の続編を思わせるような『交渉人2』と書かれたポスターが映っている。他にも第2話では映画『スペーストラベラーズ』や『交渉人 真下正義』に登場したものと同じクマのぬいぐるみが、第5話では『踊る大捜査線』や『交渉人 真下正義』でも登場するボクシングの練習をしている親子も登場している。
井上の妄想に出現するテロリスト
井上が警護対象者がテロリストに襲われた場合を妄想している時のテロリストは、全エピソードを通じて井上を演じる岡田准一が演じている。この意図は「井上の心のダークサイドの部分を表している」「井上でもテロが簡単に出来てしまう」ということを暗示していると岡田は述べている(めざましどようびの企画「SPSP」より)。
SPバッジ
Episode III-1(*2008年1月に放映された『ガリレオ』のスピンオフ作品『ユンゲル』に登場するSPが、本作と同じSPバッジを着けていた。
フジテレビアナウンサーの客演
所々のEpisodeにフジテレビアナウンサーが出演している。EpisodeI(第1話)では東京都知事にインタビュアーとして宮瀬茉祐子アナ、EpisodeIII-1(第5話)の報道番組のニュースキャスターに大島由香里アナ、同じくEpisodeIII-1で道に迷っているエキストラ(人)役として伊藤利尋アナ、EpisodeIV-2(第10話)では女性SP役(部署は不明)として松尾翠アナがそれぞれ出演している。伊藤利尋アナと松尾翠アナはめざましどようびの企画「SPSP」を担当していることから出演が決まった。
サントラについて
Avexから発売されたサウンドトラック盤は20曲収録。うち19曲は"Selection Pressure"から"Skin Pop"までSとPで始まる曲名が並ぶ。使用されたクラシック曲は収録されていない。
続編を匂わせる演出
最終話終了後に続編として映画化の発表がされているがその前に、尾形と井上がにらみ合うラストシーンの直後のカットでほんの一瞬だけ注意して見ないと気がつかないくらいうっすらと画面センターに"つづく"と表示されている。

[編集] ロケ地

  • Episode I(第1話)で、都知事大川優子が映画の試写会鑑賞(交渉人2)に行った豊洲の映画館は、外観が実際の豊洲ららぽーと、内装のロビーはユナイテッドシネマとしまえん、スクリーンはとしまえんではない。井上薫が合コンをしていた店は、港区六本木の「57 FIFTY SEVEN」である。都知事が選挙の演説をしていた場所は、天王洲セントラルタワー付近である。郷田が拳銃を手に入れた場所は、越中島公園である。
  • Episode II(第2 - 4話)で、テロの舞台となった「大和病院」は、現在では使用されなくなった神奈川県大和市にある田園都市厚生病院が使われている。元総理が病院に向かう際に家族に見送られて出てきた玄関門は、文京区にある六義園の通用門である。井上薫が診察を受けた「関東警察病院」は、横浜市立大学附属病院が使われている。
  • Episode III(第5 - 7話)で、『LIVERPOOL cleaning』のジョンが釣りをしていた釣り堀は、JR市ヶ谷駅近くの市ヶ谷フィッシュセンターであり、テレビドラマ『暴れん坊ママ』から大泉洋上戸彩、『ガリレオ』から福山雅治渡辺いっけいらに似せた人物が登場している。ポールがジョギングしていた公園は府中の森公園である。ジョンとリンゴが遊んでいたボウリング場は、港区にある田町ハイレーンである。
  • Episode III(第5 - 7話)で、大橋正一が潜んでいた「オーシャンパークホテル」は、千葉県千葉市美浜区にあるアパホテル&リゾート東京ベイ幕張が使われている。大橋の水泳シーンは、リビエラスポーツクラブ南青山の室内プールが使われている。大橋が移動させられた「ホテルサンセット東京」は、ロワジールホテル厚木が使われている。最後に大橋が移動させられた「プライムホテル」は、ホテルニューワシントンが使われている。
  • Episode Ø(第8話)で、井上薫がSPの訓練をしていた場所は、学校法人加藤学園の御殿場キャンパス(旧富士フェニックス短期大学)であり、尾形総一郎がその訓練の様子を見ていた場所は、横浜市の開港広場に隣接する横浜開港資料館旧館である。新人の井上が警護の任務にあたった「国際石油会館」は、茨城県つくば市つくば国際会議場が使われている。
  • Episode IV(第9 - 最終話)で、テロの舞台となった「永正大学」は、埼玉県立大学が使われており、金城一紀著『SPEED』にも登場する大学である。「永正記念館のアトリウム」は、東京ビッグサイトが使われている。井上薫と麻田総理が逃げ込んだ「永正記念館のホール」は、千葉県松戸市にある森のホール21の大ホールが使われている。
  • Episode IV(第9 - 最終話)で、井上薫が幼少の頃に遭遇した殺人事件が起きた「駅前広場」は、横浜市の開港広場(中区日本大通り)が使われている。事件前日にベンチに座っている井上と山西が顔を見合わせるシーンがあるが、実際の広場にはベンチはない。

[編集] 関連書籍

[編集] シナリオ本

金城一紀著。ドラマ全話の内容に加え、金城一紀による脚注も載せられている。

[編集] 漫画

ビッグコミックスピリッツ2010年9号より連載中。原作シナリオは金城一紀が書き下ろし、作画は灰原薬が担当している。ドラマ版のストーリーと漫画版のオリジナルエピソードを織り交ぜた内容となっている。なおEpisode IIの事件は省略されている。

第1巻 2010年7月30日発売 ISBN 978-4091831606 (CASE.1…オリジナルエピソード CASE.2…Episode Iを再構成)
第2巻 2010年9月30日発売 ISBN 978-4091834805 (INTERMISSION.1…Episode ZERO+IIを再構成 CASE.3…オリジナルエピソード CASE.4…オリジナルエピソード)
第3巻 2010年12月25日発売 ISBN 978-4091836151(CASE.5…オリジナルエピソード CASE.6…オリジナルエピソード CASE.7…Episode IIIを再構成)
第4巻 2011年3月30日発売 ISBN 978-4091837493(CASE.7…Episode IIIを再構成 CASE.8…Episode V(SP 野望篇)を再構成)
第5巻 2011年7月29日発売 ISBN 978-4091840899(CASE.8…Episode V(SP 野望篇)を再構成 CASE.9…Episode V(SP 野望篇)を再構成 CASE.10…Episode V(SP 野望篇)を再構成 INTERMISSION.2…オリジナルエピソード CASE.11…オリジナルエピソード)
第6巻 2011年11月28日発売 ISBN 978-4091842169(CASE.11…オリジナルエピソード Episode VI+VI pro.(SP 革命前日)を再構成)
第7巻 2012年春頃発売予定

[編集] 劇場版

オリジナルメンバーは引き続き続投し、映画から香川照之が出演。2010年10月30日に「野望篇」が、2011年3月12日に「革命篇」が順次公開。

[編集] 脚注

  1. ^ 中日スポーツ岡田准一 マッチョに大変身 劇場版「SP」クランクイン フィリピン武術「カリ」で猛特訓芸能・社会(CHUNICHI Web)
  2. ^ SPシナリオブックより
  3. ^ TVnavi 12月号
  4. ^ TVガイド
  5. ^ 旧姓は「北村」
  6. ^ 漫画版では、『野望篇』のほうが先にあるため、発見されるのは『野望篇』(官房長官暗殺未遂事件)直後である。
  7. ^ 実際は尾形は裏切りに感づいており、自分の部下を国会に配置することでそれに対抗した。
  8. ^ 目立ちすぎると計画成功祝賀パーティーへの出席を見合わせたり、「雄翔会」ルートとは別で伊達と連絡を取っている。
  9. ^ 漫画版では、Episode IV(麻田首相暗殺未遂事件)前であるため、梶山たちに加えて西島が出席しており、尾形は登場しない。井上殺害計画を立案、実施したのも西島に変更されている。
  10. ^ TVぴあ 2007年11.14号

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

フジテレビ 土曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
フライトパニック(単発1話)
(2007.10.20)
SP 警視庁警備部警護課第四係
(2007.11.3 - 2008.1.26)
ロス:タイム:ライフ
(2008.2.2 - 2008.4.19)
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