SM調教師瞳

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SM調教師瞳 VOL.1
ジャンル テキストアドベンチャー
対応機種 スーパーファミコン
開発元 VOL.1除き イージェイ
発売元 西武企画
人数 1人
メディア ROMカートリッジ
発売日 1994年9月26日
価格 13440円(税抜)
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SM調教師瞳』(エスエムちょうきょうし・ひとみ)は、西武企画が発売したスーパーファミコン用のアダルトゲームである。正確な発売日は不明だが、1997年頃までには最終作である『SM調教師 瞳 番外編2 まきのラブラブパニック』が発売されている。

目次

[編集] 概要

本作はスーパーファミコン用ソフトとして流通していたが、任天堂のライセンスは受けていない非公認ソフトである。スーパーファミコンでの動作を実現しつつ任天堂の著作権や特許を侵害することを回避するために、中古ショップ等で安価で販売されていた正規のスーパーファミコン用ソフト(『ジーコサッカー』等)の基板を改造してプログラムを入れ替えて製作されている。ゲーム雑誌『ファミコン通信』(現『ファミ通』)掲載のインタビューにおいて、西武企画の社員は「規格外の車をメーカーが発売しては違法だが、規格内の車を購入し、違法改造を施して中古車屋に売るのは合法である」と例えていた。

当時も現在においてもアダルトゲームはパソコン用ソフトとしての発売が一般的だが、当時はパソコンが非常に高価だったためアダルトゲームをプレイしたくともプレイ環境を整えるのが困難であった。その中にあって普及していた家庭用ゲーム機であるスーパーファミコンでの発売であった事や、大手ゲーム雑誌にも通販広告が掲載されていた事などから当時においても一定の知名度があった。正規のスーパーファミコンソフトの流通では扱ってはいなかったが、秋葉原などのマニア向けの品揃えが豊富なゲームショップや、大手ゲーム雑誌などに掲載されていた通信販売で入手が可能だった。

その出自の特殊さや、表現が多様化した現在においても珍しいほどのSMの範疇を超えた残虐な描写、(非公認ソフトであるにもかかわらず)意外なゲームとしての面白さや良好なゲームバランスといった完成度の高さから、現在においても一定の知名度がある。

キャラクターイラストは『1』と『3』を除きえろばげろみが描いている。

[編集] シリーズ

SM調教師 瞳 VOL.1
シリーズの第一作目である。主人公の名前「瞳」や、借金のカタに女の子が自由を奪われるという後のシリーズにおいて定型となったストーリーがすでに作られている。タイトル画面に実写取り込みを使っているが、中身はアニメ絵のアドベンチャーゲームである。主人公である女子高生「瞳」が父親の借金のカタに売られ、ソープ嬢やSMクラブの経営者になっていく。シナリオ分岐があるものの、ゲーム性は低い。なお、VOL.1のみイージェイの開発ではなく、ある1人のエンジニアによって開発されたものであり、現在では入手困難となっている。
SM調教師 瞳 VOL.2
前作とは一変し、パラメータ式の調教シミュレーションゲームへとシステムを変更した。高校生でありながらヤクザの親分である主人公が、借金のカタに片思いをしていた女子高生「瞳」を奴隷にしてしまう。「授業中」「放課後」等の場所を選んで瞳を犯す学校ターンと、帰宅後に「言葉責め」「オナニー」等をさせる家ターンからなる。選んだコマンドによって瞳のパラメータが変化し、それによって十数種類のエンディングを見る事ができる。瞳の腸を引きずり出したり、眼球をえぐり出したりする残虐描写があるが、瞳がいくら負傷してもさるスーパードクターが一夜にして治してしまう。
SM調教師 瞳 VOL.2 Remix
基本的には『SM調教師 瞳 VOL.2』と同じ内容だが、難易度を抑え、一部グラフィックの描き直しやエンディングの追加が行われた改善版。
SM調教師 瞳 VOL.3
本作では、「瞳」が登場しない(隠しシナリオで登場)。主人公はSMクラブへ通うS男で、その素質を見込まれM女の育成を任されるという内容。1ヶ月に一度、「奴隷」と呼ばれる女性が主人公の下へ送り込まれ、それを調教するという内容。パラメータは、前作では「瞳」の能力値であったが、本作では主人公のものになっている。本作では、乳房が何十個もある女性や、肛門から水を入れられカエルのように腹を膨らませた女性などアブノーマルな描写がある一方で、残虐描写は抑えられ、SM描写はラバーやスカトロなどハードではあるが現実的なものとなっている。今作品から、バッテリーバックアップによる進行状況のセーブが可能となった。また、初期出荷は8MbitROMであったが後期出荷では4MbitROMになり更に音楽がステレオ対応化されているなど、出荷時期によってバージョン違いが複数ある。
また、作画を現在では芸術家としても一定の評価がある成人向け漫画作家の町野変丸が担当しており、実際のプレイ画面でも作家の絵が再現されているため、町野変丸のファンのコレクターズ・アイテムにもなっている。

[編集] 番外編

SM調教師 瞳 番外編
『SM調教師 瞳 VOL.2』のヒロインである「瞳」の後日談である。本作ではまたアドベンチャーゲームになっている。『SM調教師 瞳 VOL.1』のようなコマンド選択式のシステムではなく、アイコンをクリックするタイプになっており、よりゲーム性が高められた。主人公は瞳が転校して来たクラスの「まき」、瞳に自分の恋人を取られるのではないかという危機感から、瞳をあの手この手で貶める。残虐描写は少なく、いわゆる「ノーマル」なアダルトゲームに近い内容である。万人向けの内容なためかシリーズの中では販売されていた期間が長かった。
SM調教師 瞳 番外編2 まきのラブラブパニック
前作と同じくアドベンチャーゲームであり、主人公は「まき」である。当時流行していた『新世紀エヴァンゲリオン』へのパロディが随所に見られる。[要出典]本作では、人肉料理を食すなど、残虐描写が復活した。現在では入手困難となっている。

[編集] その他

  • 実はMSX版が存在しており、殆ど出回っていないのだが本作品はそのMSX版の移植との説がある。

[編集] 瞳以降の非公認ソフトの状況

西武企画はこの瞳シリーズ以外にも独自のオリジナルソフトをリリースする予定を広告で告知していたが実現には至らず、この瞳シリーズをリリースした以降に西武企画が何らかの理由で消滅している。また同様に非公認ソフト開発をしていたハッカーインターナショナルも同時期、PCエンジンを最後に非公認ソフトから撤退している(詳しくはハッカーインターナショナルを参照)。

当時次世代であったプレイステーションにも僅かに非公認ソフトの登場はあったものの、非公認ソフトという発売形態が定着するには至らなかった。また、同じ次世代機であるNINTENDO64には非公認ソフトは登場しておらず、セガサターンではX指定(厳密にはPCゲームの18禁とは性格が異なり、CERO Zに近い)を公式採用したためアダルトゲームでも正規の流通で発売できたので、非公認ソフトで発売する理由がなかった(後にX指定は廃止)。

PS2の時代になるとDVD-PGが登場したために、PS2でも遊べる事を売りにする宣伝文句で多くのアダルトゲームがリリースされたものの、あくまでこれらはDVD-Video規格の映像ソフトであるため(一般的なDVDプレーヤーでも可能)非公認ソフトにはあたらない。これにより現在ではアダルトゲームをあえて非公認でリリースする必要が無くなったといえる。 また、携帯ゲーム機の分野においてはPSPのメディアであるUMDビデオにもUMD-PGによるアダルトゲームが存在している。 さらにこの頃になるとパソコンも安価になりはじめ、わざわざ規制の厳しい家庭用ゲームハードでリリースする必要性もなくなり、非公認ソフトはほぼ見かけなくなった。

後にニンテンドーDSにおいて、ハードメーカー非公認アダルトソフト(名目上は同人ソフト。)が登場するはずであったがマジコンを介するタイプであり、任天堂マジコンの摘発を進めている最中の出来事であった事と、その非公認ソフト広告にマジコンを使う事が明記されていた事やマジコンの広告があった為、任天堂から業者に警告がされ発売中止となった。 なお、携帯ゲーム機では上記のPSPやDS以前にはSNKネオジオポケットカラーで脱衣麻雀ゲームのスーパーリアル麻雀が18歳以上推奨で登場しているが、こちらはメーカー公式であり当時の唯一の年齢制限がついたソフトである。なお、同人レベルではPCのアダルトゲームを携帯ゲーム機にコンバートさせる形のソフトが一部のサークル等で開発されたが、こちらはマジコン用カートリッジにコンバートしたデータを書き込んでプレイする形となっており、元となるソフトが必ず必要である。こちらはゲームボーイカラーゲームボーイアドバンスといった当時では個人でも携帯ゲーム機のソフトが作れる環境とノウハウが整いつつあった背景があった。前記のニンテンドーDSまでは商用非公認ソフトの登場はなかった。

[編集] 関連項目

  • ハッカーインターナショナル - かつて、ファミコンPCエンジンで非公認ソフトをリリースしていたメーカー。
  • 香港97 - 同時期にして同じく知名度を持つSFCの非公認ソフト。
  • ゲームラボ - 特集の一つとして取り上げられたり、広告が出ていた事もある。
  • ゲームウララ - 同じく記事として取り上げられたり、広告があった。
  • しあわせうさぎ - PCエンジン用の非公認アダルトゲーム
  • ボディコンクエスト - ファミコン用の非公認アダルトゲーム
  • りばーす☆きっず - スーパーファミコン用の非公認アダルトゲーム。特殊なカートリッジを用いており、カートリッジ上部に装着し正規ソフトの起動用プロテクトを利用して起動させる仕組みとなっている(つまり、単体では起動不可能)。

[編集] 外部リンク

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