SDI (ゲーム)

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SDI
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケード[AC]
セガ・マークIII[MkIII]
プレイステーション2[PS2]
開発元 セガ
発売元 セガ
人数 1~2人
発売日 [AC]:1987年4月
[MkIII]:1987年10月24日
[PS2]:2005年10月27日
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SDI』(えすでぃーあい)は1987年セガが発売したアーケードゲームシューティングゲーム

SDIとは1983年冷戦下、時のアメリカ大統領ロナルド・レーガン政権が発表した戦略防衛構想(Strategic Defense Initiative)通称スターウォーズ計画の事。

概要[編集]

トラックボール照準を、8方向レバーで自機を動かす。レバー上部のボタンでショットを発射という非常に特殊な仕様。ボタンは1回押すだけで相当量の連射をし弾幕を作りやすくなっている。

キラー衛星等の敵の攻撃で自機が破壊され、ストックを全て失うとゲームオーバー。画面に登場する敵を逃がすと防衛地域の耐久力を示したゲージが減少し、ステージ後半にあたるディフェンシブ・ハーフにおいて全て失うと即時ゲームオーバー(ディフェンシブ・ハーフで防衛失敗しても1機失うだけのバージョンも存在する)。

BGM効果音YM2151(OPM)が使用された。作曲は林克洋ベースラインが非常に複雑なのが特徴。

ショットの性質[編集]

対空攻撃はミサイルコマンドを踏襲したような爆風による攻撃を行なう。対地攻撃はロックオンした場所に直撃するような弾を発射する。この撃ち分けは自動的に行われ、プレイヤの操作を必要としない(意識的に操作することもできない)。また、いずれも弾数の制限はない。

対空攻撃はボタンを押した時の照準の位置まで進み、その位置で爆風を起こす。これに敵を巻き込むことでキラー衛星及び敵戦闘機を破壊することができる。ミサイル及び敵地上基地は爆風での破壊が行えないため、破壊するためには直撃が必要であり照準を正確に合わせ射撃する必要がある。破壊されたミサイルはさらに爆風を起こし、爆風に接触した他のミサイルを誘爆させる事ができる。

ステージ構成[編集]

1つのステージが前半(オフェンシブ・ハーフ)、後半(ディフェンシブ・ハーフ)の二部構成になっている。全11面。

  • オフェンシブ・ハーフ
画面が右方向へ横スクロールし、ミサイルの他にキラー衛星が登場する。キラー衛星の攻撃を避けながら敵機やミサイルを多く破壊し、防衛地域へのダメージを抑えてディフェンシブ・ハーフを有利にすることが目的。すべての敵を倒せばディフェンシブ・ハーフは免除される。
  • ディフェンシブ・ハーフ
防衛地域の地表付近で最後の迎撃を試みる。前半のオフェンシブ・ハーフのダメージ量を引き継ぐが、ミサイルの数には変化は無い。落下により加速する様子が擬似3Dで描写されており、画面奥から手前に向かって低く飛んでくるミサイルもある。

ボーナス得点[編集]

全ての敵を倒す(つまりノーダメージでステージクリア)事で莫大な得点を獲得できる。連続で獲得する事でさらにボーナス得点が大きくなり飛躍的なスコア上昇を狙う事ができる。一度でも途切れるとボーナス得点は大幅に減少するのでハイスコアを狙うためには完全無欠な攻略パターンが要求される。

他に重要なのが特定位置(地上)への攻撃で得られる隠しボーナスで、これも連続で獲得し続ける事で得点が上昇(最高10万点)していく。

この他、本来撃墜する必要の無いミサイルのブースターなどを撃つことでも得点は加算されるので、プレイに余裕ができればできるほど得点を稼ぐ余地が生まれる。この要素のおかげで、極めて長い期間、1点単位でハイスコアが更新されていた。

余談[編集]

  • あらかじめクレジットを入れた状態で1Pレバーを上上下右下左下下と入力した後に2Pショットボタンを3回押してから2P側でゲーム開始すると、フリッキーモードとなり、自機がフリッキーとなり、ピオピオが自動的に地上攻撃をするようになる。初心者向けである反面、隠しボーナスを得ることができないので、ハイスコア狙いには使用できない。
  • ディフェンシブ・ハーフで防衛失敗しても1機失うだけのバージョンで、ステージ11で防衛失敗しても再度ステージ11となるので、これを繰り返し利用した隠しボーナス稼ぎが存在する。5万点エブリエクステンド設定だと永久パターンとなる。

移植[編集]