SDガンダムフォースの武器・必殺技

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SDガンダムフォースの武器・必殺技(SDガンダムフォースのぶき・ひっさつわざ)では、アニメ『SDガンダムフォース』に登場するキャラクターの武器および必殺技を記述する。

ネオトピア[編集]

キャプテンガンダム/ハイパーキャプテンガンダム[編集]

ライトライフル・ライトシールド
キャプテンガンダムが戦闘形態のときに装備する主武装。ライトライフルはキャプテンが主に使用しているビームライフルで、遠距離射撃が可能。しかし、コムサイのビーム攻撃やクレーンロボの攻撃、グラップラーグフの斬撃で大破するなど耐久力は低い。弾数は最大5発。
ライトシールドはハイブリッド装甲で造られたショットパイル内蔵型シールドで、ザッパーザクのFZマシンガンやザコソルジャーのザコマシンガンなどの実体弾だけでなく、耐ビームコーティングも施されており、コムサイのビーム砲やジェネラルジオングの指部メガ粒子砲をも防ぐことができる。また、回転させることでビーム撹乱幕を発生させることができる。
ヘビーマシンガン・ヘビーシールド
ヘビーウェポンを装備した時に装備されている主武装。ヘビーマシンガンはライトライフルに代わるビームマシンガンで、威力はライトライフルより劣るが、連射性は高い。
ヘビーシールドは、ライトシールドを強化版。耐久性が増した他、ミサイルやヴィンチが内蔵されている。
後にハイパーキャプテンになった時にも装備していたが、暴走したビグザムとの戦闘時において両方の弾切れに伴い放棄された。
フルスペック・ビークルユニット[1]
ヘビーシールド・ヘビーマシンガン・ショルダーミサイルランチャー・キャタピラが合体したサポートメカ。劇中では登場しないオリジナルメカ。「SDコマンド戦記 G-ARMS」のキャプテンガンダムのサポートメカであるガンアーマーを意匠としている。
オプションV/オプションF/オプションZ
キャプテンガンダムのバックパックの種類。オプションV、オプションF、オプションZの順にバーニアの出力が高くなっている。オプションVは、接近戦の場合にはVロッド(またはビームサーベル)、遠距離戦の場合にはビームキャノンになる優れもので、バーニアの出力が一段と上がっている。オプションFは試作ロケットブースターのノウハウを基に開発され[2]、主に空中戦や高速戦闘に優れている。そしてオプションZが、攻撃力とバーニアの出力がかなり上がっており、武器はハイパーメガランチャー・ミサイルポッド・ビームガトリングと種類が増えているほか、合体前では機首にはミサイルランチャーが内蔵されている。
それぞれの由来は、オプションVはロッド(ビームサーベルの柄)がバックパック上にV字型に立っているから[3]であり、オプションFはフルバーニアンの英語表記(FULL-BURNERN)の頭文字から、オプションZは最終形態を表したZから。モチーフに関しては、オプションFはゼフィランサス・フルバーニアンユニバーサル・ブースト・ポッド、オプションZはウェイブライダーオーキスGクルーザーの要素を盛り込んだ形状となっている。
Vロッド
キャプテンがオプションVに換装した時に装備している両長巻型の槍。長柄武器だけでなく、片方だけを装備することでビームサーベルとして運用することも可能(作中ではプロフェッサーガーベラ戦にて使用)。刃の部分は、刃と言えるほどは伸びず、薄くビームの膜を形成したようなものになる。回転させることで攻撃を防いだり、肩に収納されているときはビームキャノンにもなる攻防一体の万能武器である。なお、ハイパーキャプテン時にもこの武器が装備されている。『機動戦士ガンダム』のガンダムの武器であるビームジャベリンが原型だが、そちらの槍は一つであり、使用用途からビームナギナタに近い。
腕部グレネード/腕部ビームガン
キャプテンの両下腕部にグレネードは各2門、ビームガンは各1門ずつ施されている。初期はグレネードだったが、ハイパーキャプテンになってビームガンに改装された。グレネードは破壊力に、ビームガンは連射性に優れている。
ハイパーメガランチャー・ビームガトリング・シールド
キャプテンがオプションZに換装した時に装備している兵器。オプションZの下部に収納されているハイパーメガランチャーは破壊力は抜群だが、ビームガトリングより消耗が激しく、ビームガトリングは連射性に優れており、オプションZの両側面に各1基搭載されている。シールドはオプションZ機首下部に搭載されているが、劇中では未使用。
原型はハイパーメガランチャーはガンダムF90II ロングレンジタイプのロングレンジライフル、ビームガトリングがガンダム5号機のジャイアントガトリング、シールドはΖガンダムのシールド。
キャプテンパンチ
シュウトの応援とソウルドライブをシンクロさせ、エネルギーを拳に集中させて敵を殴りつける。
獅子の牙
ヘビーウェポンキャプテンの必殺技。ガンビーグルモードに変形し、周りからIフィールドを発生させて体当たりする。
ハイパーキャプテンパンチ
ハイパーキャプテンの必殺技でキャプテンパンチブースター[2]による推進力により攻撃力が増したキャプテンパンチ。
Vアタック
ハイパーモードに切り換え、エネルギーをチャージし、Vアンテナから発射する。

ガンバイカー[編集]

SVミサイルポッド[2]
ガンバイカーの後部に2基搭載されている6門のミサイルポッド。
原型はΖΖガンダムの21連装ミサイルランチャー。

ガンイーグル[編集]

エアリアル・ビームライフル
ガンイーグルが装備しているビームライフル。その威力はキャプテンのライトライフルをも上回る。ちなみに、発射口がフィン・ファンネルの形のようになっている。
フィングライドユニット
ガンイーグルが装着しているバックパック。高速移動時には推進器が下に向けて可動する。原型はνガンダム (ダブルフィン・ファンネル装備)が装着しているダブルフィン・ファンネルだが、飛行ユニットであるため、オールレンジ攻撃はできない。
エアリアル・スティンガー
フィングライドユニットの推進器を下げ、錐揉み飛行しながら体を回転させ、突撃すると同時に相手を斬りつける。

ガンダイバー/ガンチョッパー[編集]

シュノーケルビームトライデント
ガンダイバーズが接近戦の時に使用する三叉の槍で、バックハイドロユニットの側面上部に収納されている。キャプテンが使用するビームサーベル(後述)と異なり、水中でもミノフスキー粒子が減衰することなくビーム刃が出せる。
ビームブーメラン
ガンダイバーズが遠距離戦時に使用するブーメランで、バックハイドロユニットの両側面に収納されている。
ビームガトリングガン・ミサイルランチャー
ガンチョッパーズの火器各種。
バックハイドロユニット
ガンダイバーズが装着している海戦仕様バックパック。これを使ってのサブマリンフェイズの変形ができる。デザインはリ・ガズィ (B・W・S装備)が装着しているB・W・S(バックウェポンシステム)だが、分離はできない。
バックジャイロユニット
ガンチョッパーズが装着している空戦仕様バックパック。これを使ってのヘリコプターフェイズの変形ができる。なお、このバックパックは主任カオ・リンがバックハイドロユニットを空戦仕様に改修したものらしい。
マキシマムスパイラル
七人が輪になり、両腕から展開されたスクリューで渦巻きを発生させる。
レインボーボルテックスシュート
1号を中心に七人が六角形のような形に合体し、一矢乱れぬ動きでビームブーメランを投げつける。技名から表す通り、投げられたブーメランは中央のブーメランを軸に渦(「ボルテックス(vortex)」とは英語で渦を意味する)を描くように高速回転する。

マドナッグ[編集]

ビームマシンガン・ロングビームライフル
マドナッグが装備しているビーム兵器。設定では連結させることでメガ・ビームランチャーとして運用が可能。
ロングビームライフルは、「GUNDAM WEAPONS」のガンダムGP04Gの武器ロングビームライフルが原型。なおビームマシンガンは、『機動戦士ガンダム0083』のガーベラ・テトラが装備している。

共通[編集]

バルカン
ほとんどのモビルディフェンダーの頭部にある、ガンダムシリーズではお馴染みの火器。
ビームサーベル
キャプテン・ガンイーグル・マドナッグが接近戦の時に使用する剣状の武器。水中では出力が減衰する(一瞬しかビーム刃を発生できない)ため水中戦には向いていない。ビームサーベルは使われているモビルディフェンダーによって収納されている部分は異なっていてキャプテンガンダムはバックパックの左側、ガンイーグルはフィングライドユニット、マドナッグはバックパックのサーベルラックに収納されている。
グレネードランチャー
キャプテン・ガンイーグル・ガンダイバーズ(ガンチョッパーズ)・ガンパンツァーの腕に装備されている火器。実際に使用したモビルディフェンダーは少なからずともキャプテンとガンダイバーのみ。なお、ガンダイバーは魚雷として使用している。

ラクロア世界の武具[編集]

全ての騎士ガンダムもしくはMS族と人間が所有する武器と防具。天宮の武具と違う点は、これらは個人それぞれが契約する精霊によって貸し与えられる一種の契約書のような物で各自の契約精霊の力を武器の形で具現化している。通常時は異次元=精霊世界にて安置されているが、契約者の意思により通常世界へと具現化する。

オーソドックスな形の物で剣・盾・マントの形をとり、基本的にそれぞれが攻撃魔法・防御魔法・飛行魔法の魔術発動に必要となる。ただし、魔術師自身の魔力が著しく低下した場合、もしくはダークホール内部にいた場合、契約精霊との魔術干渉が途切れるために使用不可能となり魔法も使えなくなる。

精霊から貸し与えられるのは剣と盾のみで、マントについては精霊ではなく特定の相手(劇中ではリリ姫)によって「授与」される事で飛行魔法を唱えられる形となる(魔力がないととても小さく堅い)。劇中にマントを貸し与えた精霊は確認されていない。

契約者の技量にもよるが、一人の人物に対して複数の精霊を同時契約することが可能。その場合は具現化した精霊以外の契約武具は仕様できなくなる。

上位精霊の場合、己自身が武具と化して武器・鎧となる事が可能。

人間の場合の契約武具は不明だが、精霊の石化は不可能である為石化しない装飾類と思われる。

翼の騎士ゼロ[編集]

ヴァトラスソード・ブリティスシールド・ツインバスターソード
騎士ゼロの契約武具。初期契約の精霊から貸し与えられたヴァトラスソードは『SDガンダム外伝 円卓の騎士編』の主人公キングガンダム二世こと皇騎士ガンダムの愛剣が原型。同じく盾の名の由来は同キングガンダム二世の治める国・ブリティス王国から。
ツインバスターソードはフェザードラゴンの尾部が武具化した物で、ゼロがフェン(フェザードラゴン)と融合した時のみ使用する事が出来る(正式契約を結んでいない為普段は使えない)。武器そのものが対であり合体させることが可能。
名前の由来は『新機動戦記ガンダムW』のウイングガンダムゼロ及び『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』のウイングガンダムゼロ(EW版)の武器であるツインバスターライフルからで、原型は『SDガンダム英雄伝』の流麗騎士ウイングガンダムゼロの武器「ツインキャリバー」から。
ウイングソード
武者修行していた頃のゼロが使用していた剣。キャンサーとの戦闘で刀身が折れてしまったが、必殺魔法は使用できる。
ヴァイオレットトルネード
すみれ色の薔薇の花びらと共に竜巻を巻き起こす。
ラクロアンクレセント
三日月状の風の刃を発生させ、相手を切り裂く所謂「飛ぶ斬撃」。
ゼロディスペルソード
無数の光の剣を発射させ敵を串刺しにする。
インフィニティウィンズ
ゼロカスタムの必殺技。魔力をツインバスターソードに集中させ、光の刃を発射させ、相手を真っ二つにする(または貫く)超魔法。

嵐の騎士トールギス[編集]

ドーバーソード・アレストシールド・グリフォンランサー・グリフォンクロー
トールギスの契約武具。初期契約の精霊から貸し与えられたのはドーバーソードのみで、普段は手慰みの羽根として形を変えている。名前の由来は『新機動戦記ガンダムW』のトールギスの武器ドーバーガンからで、原型は『SDガンダム英雄伝』の迅風騎士トールギスの武器「ドーバーソード」から。
グリフォンランサーはトールギスが契約した後にその証としてと共に貸し与えた大型の槍。グリフォンクローはグリフォンの後ろ足の爪が武具化した手甲鉤。ただしこの契約は正規の手続きを行っていないため、グリフォンランサーは合体しないと使用する事が出来ない。アレストシールドは強制契約を行ったグリフォンを拘束させるためのマジックアイテムでもある。原型は同トールギスが装備しているシールド。
ダークネス・ドーバー
ドーバーソードを振り下ろした際に発生した飛ぶ斬撃で相手を切り裂く。
ドーバーソード十字斬り
ドーバーソードを十字に振るい敵を斬りつける。
トールギスモンスーン
暴風を発生させ、相手を吹き飛ばす他、動きを鈍くする。
トールギスサンダー
ドーバーソードに電流を帯びさせ、溜めた電流を放電する。また、破壊光弾のように飛ばす事もできる。
ダークネス・グリフォンスレイヤー
グリフォントールギスの必殺技。グリフォンクローにダークマナを注ぎ込んで形成された巨大なエネルギーの刃を伸ばし相手を切り裂く(又は串刺しにする)。

暴風の騎士ヴァイエイト[編集]

ストーム・マジックチャージャー
ヴァイエイトの背部に2基装備されている契約武具。原型はヴァイエイトが装備しているジェネレーター。
ターボワンド
ヴァイエイトの契約武具。原型はヴァイエイトが装備しているビームキャノン。
デュアル・ストームペイン
ストーム・マジックチャージャーに蓄えられた風のエネルギーをターボワンドより放ち、相手を吹き飛ばす。

轟雷の騎士メリクリウス[編集]

サンダー・マジックチャージャー
メリクリウスの背部に10基装備されている契約武具。原型はメリクリウスが装備しているプラネイトディフェンサー。
エレクトロバクラー
メリクリウスのバックラー型の契約武具。原型はメリクリウスが装備しているクラッシュシールド。
プラネイト・サンダーレイジ
サンダー・マジックチャージャーに蓄えられた雷のエネルギーをエレクトロバクラーより発射する。

ラクロア親衛隊[編集]

彼らの武器は、バトールが4連装ボーガン(意匠:ガトリングガン)、ロックがショーテル(意匠:ヒートショーテル)、ナタクが多節三叉槍(意匠:ドラゴンハング+ビームトライデント)と薙刀(意匠:ビームグレイブ)。

氷刃の騎士ディード/騎士デスサイズ[編集]

デスシザーズ・シールド・スティールデスシザーズ
騎士ディードの契約武具。初期契約の精霊から貸し与えられたデスシザーズは「新機動戦記ガンダムW」のガンダムデスサイズの武器であるビームサイズが原型だが、劇中ではのような形状をしている[4][5]。柄の長さを自在に変える事が可能である。シールドは、クローがついた攻防に優れた盾。正式名称は不明。原型は同ガンダムデスサイズの武器バスターシールドから。
スティールデスシザーズは、ディードがスティールドラゴンを契約した後にその証として貸し与えられた闇の鎌でスティールドラゴンの尾部が具現化したもの。『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』のガンダムデスサイズヘル(EW版)の武器であるビームシザーズが原型だが、形状は『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』のガンダムグリープのビームランサーに近い。
スティールデスクローク
騎士デスサイズが纏っているスティールドラゴンの翼が具現化したマント。普段は体を包み込むように閉じているが、戦闘時には展開することができる。
元デザインは『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』のガンダムデスサイズヘル(ED版)が纏っているアクティブクロークから。
魔法弾(正式名称不明)
騎士デスサイズがスティールデスシザーズから放つ魔法の弾丸。キャプテンガンダムを一時的に機能停止状態に陥れるほどの破壊力を誇る。漫画版のみ使用。

狂戦士エピオン/ワイバーンエピオン[編集]

魔剣エピオン
狂戦士エピオンの封印されている剣。状況から闇の精霊の一体が魔剣の形で封印されている模様。ラクロア城最下層で封じられ、その存在と所在は王家の者と親衛隊のみ知らされていた。傷つけた者を食らう=吸収する事で後々宿主となる騎士に力を与え、最終的にその肉体を支配する。『新機動戦記ガンダムW』のガンダムエピオンのヒートロッドが原型。
ダークネス・グリフォンスレイヤー
狂戦士エピオンがグリフォントールギスの必殺技を魔剣エピオンから放つ。
デュアル・ストームペイン/プラネイト・サンダーレイジ
ワイバーンエピオンの口からヴァイエイトとメリクリウスの必殺技を光線状に放射する。

天宮[編集]

武者頑駄無とMS族が所有。武器に関しては名刀など一般等の鍛冶が作り出したもので、扱いを間違えれば普通に折れる。ただし、鎧に関してはナノスキンシステムという謎の自己回復システムによって、斬られても飯を食えば早く直り、放っておいても時間が経てばくっつき、再生する(それぞれ爆熱丸、阿修羅丸、騎馬王丸を参照)。装着する事で神経が一体化する模様。虚武羅の鎧など自我意思の持つ物もある。

爆熱丸[編集]

五聖剣(ごせいけん)
その昔、神天地武道刀(しんてんちぶどうとう)と呼ばれた名刀が分裂したと言われる五本の刀。それらは五聖剣之神、五聖剣之天、五聖剣之地、五聖剣之武、五聖剣之道として今も存在する。爆熱丸の師匠である覇王丸はそのうちの「武」と「道」を所持しており、後に爆熱丸へと託した。爆熱丸は右に武、左に道を携えている。武は阿修羅丸戦で阿修羅丸の棍棒によって叩き折られたが、完全善大将軍によって修復される。また、剣を失った銀翼の騎士ゼロカスタムに貸し与えられたこともある。残りの剣の所在は不明。初期の構想では、師である覇王丸の所に爆熱丸が戻った際に彼を慕う女の子と共によって残りの刀も登場する予定だった。そのため、残りも覇王丸が所持している可能性がある。
爆心の鎧
心清らかなものしか着ることの出来ないと伝えられる鎧で、それ以外のものが着ようとすると燃やされる。ゼロも着ようとしたことがある。着用時には多大な精神力を要するが、かつて武里天丸はこれを必殺技である「爆界天昇」を使いつつ(特に精神が消費される)、一ヶ月の間も着続けていた。また、着用すると傷が急速に癒える特殊な効果がある。経歴は不明。虚武羅丸が鎧の発動を見ただけで撤退するほどの代物。ラクロア風でいうなら魔法の鎧。原型は『新SD戦国伝 超機動大将軍』の武者號斗丸の爆熱の陣形態から。武者烈伝・零にも名前の字が一部違うものの、酷似した装備が登場する。
天驚剣(てんきょうけん)
五聖剣で円を描き、交差に斬りつけると同時に炎の刃を飛ばして相手を斬る。爆心丸でも似たような技を使える[6]が、その状態で技名を言ったことはない[7]
名前の由来はゴッドガンダムの必殺技「石破天驚拳」から。
大回転天驚剣(だいかいてんてんきょうけん)
体を一回転させてから相手を斬る天驚剣のバリエーション。トールギス戦やブルードーガ戦などで使用。
漫画版では阿修羅丸戦でデカボーチョッパーのローターの回転を利用して使用。
爆界天昇(ばっかいてんしょう)
爆心丸での必殺技。エネルギーを体中に取り込み、周囲に大爆発を起こす奥義。

武里天丸[編集]

太音ヶ志磨大丹頂(たねがしまだいたんちょう)
武里天丸が装備している大砲(おおづつ)。騎馬王丸の棋翔扇を砕いたり、天地城を炎上させるほどの破壊力を持つ。大丹頂弾は武里天丸の烏帽子の中に格納されている。今では3人がかりで撃たねばならぬほど巨大だが、かつての武里天丸はこれを片手で抱えて使用している。騎馬王丸が脅威の一つとして恐れ、失ったものの一つとしてあげるほど天宮における有名な武器の一つ。『機動武闘伝Gガンダム』のジョンブルガンダムの武器であるビームライフルが原型。大丹頂太音ヶ士磨と表記していたこともある。

阿修羅丸[編集]

鬼神大鋸刀(きしんおおがとう)
阿修羅丸の主力とも言える大刀。名前の通り、刀身が鋸の刃の形をしているのが特徴。
刀・サスマタ・ナギナタ・ヤリ・金棒
鬼神大鋸刀を含む阿修羅丸武器各種。これらを普段は背中の籠に背負っているか腰に差している。
きつ突き
槍・薙刀・刺叉を啄木鳥のように乱れ突きする。
阿修羅電影斬(あしゅらでんえいざん)
全ての武器を装備し、兜の側面の二つの鬼面を出し、両腕を回転させ相手に突進すると同時に切り刻む。

虚武羅忍群[編集]

虚武羅の鎧
虚武羅忍者達が普段背負っている鎧。大蛇の鎧という記述もある。いわゆる共生関係。自分の意思をもっており、空蝉や武器の展開、通信などの技が使える他、所有者の防御など単独での行動が可能。ある程度の大きさを変えることが可能。また、尻尾部分が本体であるので、他の部分がなくなっても尻尾さえあれば最低限の機能が使える。原型はコブラガンダムのサポートメカから。
短刀
虚武羅忍群接近戦武器。『機動武闘伝Gガンダム』のガンダムシュピーゲルの接近戦の武器「シュピーゲルブレード」がモチーフ。
舞滅乱(ブーメラン)・翔天流(ショーテル)・尻尾蛇・コントロール吹き矢・手裏剣
虚武羅忍群武器各種。虚武羅の鎧の両端に搭載されているのが舞滅乱、角飾りに見立てているのが翔天流。コントロール吹き矢は、矢先にコンピュータウイルスが仕込まれており、相手に矢を飛ばし洗脳させる他、虚武羅丸ノ黒がブランベース攻略の際は監視カメラの索敵を困惑させ、隊員ジムたちのに眉間に当て何事も無かったかのように事態を忘却させる能力を発揮している。意匠はコブラガンダムの武器ビームバイパーから。

虚武羅丸[編集]

虚武羅神速(こぶらしんそく)
高速で移動する。勢いが強いため、体当たりのようになることも。
鏡転同血(きょうてんどうち)
他者に変身し技も真似る虚武羅忍群最終奥義。真似した技の頭には全て「鏡」がつく。忍びならではの追加効果も混ぜることが出来るが、キャプテンのソウルドライブのような内蔵装置を真似ることはできない。

完全善大将軍[編集]

大鳳統刀(だいおうとうとう)
完全善大将軍の刀。
大両国技剣(だいりょうこくぎけん)
機動武者大神将の剣。巨大な刀で荒縄に封印を施し風雨に晒されていた。武里天丸は騎馬王丸戦におき、自城を奪われてからは、刀が安置されている場所に本陣を移した。これが変化して大鳳統刀になる。なお刀身は50mほどあり、これは大神将の背丈の約4倍はあると言われている。
金色の大鎧
完全善大将軍の纏う鎧。武者大神将が変化した物。
白金の宝船
完全善大将軍が使用する空飛ぶ船。頭部に馬の首をした装飾があるが、意思を持つらしく、ある程度自在に動く。ポーンリーオーの姿隠しの魔法を見破るなど多彩な機能を持つ。

騎馬王丸[編集]

紫電凱(しでんがい)・斬馬王刀(ざんばおうとう)
騎馬王丸の武器。斬馬王刀は騎乗用で普段は紫電凱を使用。
騎馬旋(きばせん)
騎馬王丸の鎧。背中の翼状の装飾・棋翔扇(きしょうせん)は、普段が閉じているが戦闘時には展開する。
勢騎兜馬(せきとば)
騎馬王丸の兜。名の由来は『三国志』に登場する呂布の愛馬「赤兎馬」。
猛雷天破斬(もうらいてんぱざん)
紫電凱から雷状の衝撃波を放ち、相手を一掃する。
斬馬王刀雷撃波(ざんばおうとうらいげきは)
斬馬王刀から雷鳴を放つ。

騎馬王衆[編集]

東方不敗 爆覇丸[編集]

大木槌
酔舞・爆覇槌撃(すいぶ・ばくはついげき)
技の文字が描かれた六つのエネルギー弾を木槌で打ち出す技。キャプテンガンダムのライトライフルを破壊するほどの威力を誇る[2]
技名の由来はマスターガンダムの技の一つ「酔舞・再現江湖デッドリー・ウェイブ」から。

天剣絶刀 猛禽丸[編集]

青龍刀
天の矢(てん-や)
猛禽丸が猛禽絶刀破を繰り出す際に使用する羽根手裏剣。
猛禽絶刀破(もうきんぜっとうは)
無数の天の矢を宙に舞い上がらせた後、「唸れ!天の矢!」の合図と共に敵に目掛けて打ち出す。
モチーフは、猛禽丸の出典であるガンダムヘブンズソード(鳥形飛行形態)の射撃技「ヘブンズダート」から。

獅王争覇 機獣丸[編集]

機獣大乱射(きじゅうだいらんしゃ)
両肩、両腕に搭載されている大砲から弾丸を四方八方に乱射する。

笑倣江湖 破餓音丸[編集]

破餓音鎧突進(はがねがいとっしん)
鎧を閉じて相手に向かって突進し、粉砕する。

ザコブッシ[編集]

雑魚短筒・雑魚刀・雑魚楯
ザコブッシの武器。

ダークアクシズ[編集]

ザッパーザク[編集]

FZマシンガン
ザッパーザクが装備している2丁のマシンガン。また、外伝作品では速射後に薬莢を排出するという演出がされている。
『G-ARMS』でブラッディザクが装備しているゲーゼルM140マシンガンが元デザイン。
ガトリングガン
ザッパーザクの背中にマウントされているガトリングガン。FZマシンガンと併用する際はザクキャノンのように肩に乗せて発射する。
『G-ARMS』でブラッディザクが背中にマウントしているメガスマートガトリングガンが原型だが、電磁スピアは装備していない。
ヒートトマホーク[8]
ザッパーザクの左肩(スパイクアーマー)に収納されているあらゆる物体を溶断する斧。
『G-ARMS』でブラッディザクが左肩に収納しているジャングルナイフ・キルマスターが原型。
アーマーミサイルランチャー
ザッパーザクの右肩(シールド)に内蔵されている。
ファイナルメガキャノン
ザッパーザクの頭部に内蔵されているメガ粒子砲。

グラップラーグフ[編集]

ヒートサーベル
グラップラーグフのシールドに収納されている剣。
ヒートロッド
グラップラーグフの右腕に仕込まれているグフ系MSではすっかりお馴染みの鞭。長距離の敵に向かって巻きつけ、電撃を喰らわすが、劇中では使用せず設定のみである。
シールド
グラップラーグフが装備している楯で、ヒートサーベルが収納されている他、ハサミ型のクローが仕込まれている。『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』のグフカスタムが装備しているガトリングシールドが原型。
鉤爪アーム / ミサイルアーム
グラップラーグフの左腕のオプションパーツ。鉤爪アームは先端のGHクロー[2]による近距離からの攻撃がメインで、ワイヤーも内蔵されており遠距離からの斬撃も可能。
ミサイルアームは遠距離からの攻撃がメインで、腕を展開させて相手にミサイル(通称:GHミサイル[9])を発射する。なお、親指はスコープとなる。また、こちらの場合はシールドをマウントできる。
これらのアームの取り外しはザコソルジャーが行っている。

デストロイヤードム[編集]

DTバズーカ[9]
デストロイヤードムが常に愛用している武器。キャプテンによると標準が外れていてよく違うところに弾丸が飛んでくる。ドムが装備しているジャイアントバズが原型。
ダッシュローラー
デストロイヤードムの足裏に施されているデバイス。これによってホバー移動を可能としているほか、縦にすることで速く移動ができる。
ツインメガキャノン[2]
デストロイヤードムの胸部に内蔵されているメガ粒子砲。
オペレーションジェノサイド
ギャロップのビーム砲と機関銃を起動させ、敵味方関係なく範囲を乱射する。
ファイナルオペレーション
ギャロップに内蔵されている全武具を展開し一斉射撃する。
オペレーションアタック
ギャロップからドリルを出し、相手に向かって突進する。

ドーガ四天王/ドーガボマー[編集]

ミサイル
グレードーガ、パープルドーガ、イエロードーガが翼部分に装備しているミサイル。それぞれ仕様が微妙に異なる。ブルードーガ、ドーガボマーは持っていない。
ガトリングシールド
イエロードーガが専用装備する三門ガトリングのついた楯。原型はヤクト・ドーガのメガ粒子砲付きのシールド。
ビームサーベル
ドーガ四天王の手甲部分に装備されているビームサーベル。
ビームライフル
ブルードーガ、ドーガボマーが装備するビームライフル。原型はヤクト・ドーガのビームアサルトライフル。
バルカン砲
全てのドーガが頭部に標準装備しているバルカン砲。

コマンダーサザビー[編集]

ファンネル
コマンダーサザビーの主力武器。普段は背部のファンネルコンテナに収納されている。コマンダーはザッパーザクたちにお仕置きする時に使うことが多かった。爆熱丸の天驚剣を相殺するなど、防御用として使用できる他、コンテナに搭載したまま可動光線砲としても使用可能。
小型メガ粒子砲
首元に二門、両肩部のバインダーに四門ずつ装備している小口径ビーム砲。さらに上記のファンネルコンテナからのビームも併用する事でより多くの光線を放つことができる。非常に広い射角を持ち、乱射して広範囲を攻撃する。
メガキャノン
コマンダーサザビーの腹部、両肩に各1門施されているメガ粒子砲。普段は外装に覆われており、使用時にはカバーが開いて強力なビーム砲を撃つ。おそらくコマンダーサザビーの武器としては最大の出力を持つと思われ、グレードーガはこれにより跡形もなく破壊された。
ビームサーベル
コマンダーサザビーの両方の手甲に内蔵されている武器。取り外して手持ち剣としても使用可能。
ファイナルメガキャノン
腹部、両肩のメガキャノンを最大出力かつ同時に放つ。
飛行突撃
高速移動形態に切り替わり、周りにフィールドを発生させ相手に体当たりする。

プロフェッサーガーベラ[編集]

高速万能器具
プロフェッサーガーベラの両腕に取り付けられている器具。通称:ギミックアーム。これを展開させ、電動鋸やペンチ、ドライバーなどの工具を取り出し、相手を解体する。また、射出することも可能。原型はガーベラ・テトラの両腕に装備されている機関銃。
ステーブラ
プロフェッサーガーベラの胸部に内蔵されている拘束道具。相手の身動きを封じ込め、電流を流して気を失わせる。
他にもビームマシンガン、ロングビームライフル、ビームサーベルを使う。
ダークネスVアタック
ハイパーキャプテン同様、ハイパーモードに切り換え、エネルギーをチャージし、Vアンテナから発射する。漫画版のみ使用。

ザコソルジャー[編集]

ヒートホーク・ザコマシンガン・ザコランチャー
ザコソルジャーの武器。どちらもザクのヒートホークとザクマシンガンが原型。一方でザコランチャーはザク・マリンタイプのサブロックガンが原型。

ジェネラルジオング[編集]

デスレイン
口腔から放つ大口径ビーム砲。最大出力で放てばあらゆる時空を一撃で破壊してしまうとされるが、そのチャージにはきわめて長い時間が掛かる。最初に放った一射は不完全で僅か0.01%の出力しかなかったが、それでも天宮の山を吹き飛ばし、さらにネオトピア、ラクロア、ミノフス境界の時空にも大きな亀裂を発生させた。原型はジオングの頭部メガ粒子砲。
5連メガ粒子砲
それぞれの腕の指先に一門ずつ、両腕を合わせて十門装備されたビーム砲。腕は宙空を自在に飛び回り、近づく敵をこのビーム砲で攻撃する。原型はジオングの有線制御式5連装メガ粒子砲。ただし、こちらは完全に無線制御となっている。
宣戦の角(ファンネル)
ジェネラルの下部から生えるタケノコ状のトゲ。ジェネラル本体の周りを浮遊し、空から地上に向けて雨のように放たれる。地中に埋め込まれたものは巨大化して大地を侵食してしまう。これは公式サイトではファンネルとされているが、ビーム砲は搭載しておらず、ミサイルのような実体兵器として使われる。

合体技[編集]

トリプルアタック
キャプテンのキャプテンパンチ、ゼロのヴァイオレットトルネード、爆熱丸の天驚剣を同時に放つ。
ダークストリーム・ファイナルヘルカタストロフ
ザッパーザクのファイナルメガキャノン、グラップラーグフのGHミサイル、デストロイヤードムのツインメガキャノンを同時に発射する三位一体技。
ストームサンダー・タイラント[2]
ヴァイエイトのデュアル・ストームペイン、メリクリウスのプラネイト・サンダーレイジが合わさったことによって発生した大規模な台風で相手を捕らえ、電撃で追撃をかける。
突風の陣(とっぷ-じん)
虚武羅丸ノ青・虚武羅丸ノ黄・虚武羅丸ノ緑の連携忍法の一つで、遁甲の術で姿を消した後、相手の周囲を囲むように高速で疾走しながら剣戟を加える。
雷鳴の陣(らいめい-じん)
虚武羅丸ノ青・虚武羅丸ノ黄・虚武羅丸ノ緑の連携忍法の一つで、四方から放たれた鎖で対象の動きを封じ、電流を流す。
技のモチーフは、ヤザン・ゲーブル率いるヤザン隊が駆るハンブラビによる連携戦法「クモの巣」から。
ガンダムフォースがんばれアタック
ソウルドライブの力を最大限に発揮したハイパーキャプテン、フェザードラゴンと融合したゼロ、爆心の鎧を纏った爆熱丸が光に包まれて敵に特攻、一斉に攻撃をかける。最終話で使用した。

漫画版のみ登場[編集]

トルネードキャプテンパンチ
ゼロのヴァイオレットトルネードを利用してキャプテンパンチを放つゼロとの連携技。
ハイパートルネードキャプテンパンチ
トルネードキャプテンパンチの強化版。さらに百烈ハイパーキャプテンパンチを放つ。
大回転V天驚剣(だいかいてんVてんきょうけん)
五聖剣ノ武と道をキャプテンのVロッドに装着させ、刀身に炎を帯びさせ敵を薙ぎ払う応用技。
百烈ハイパーキャプテンパンチ
漫画版に登場。ハイパーキャプテンパンチを連発する応用技。

脚注[編集]

  1. ^ SDフレクション「ヘビーウェポン・キャプテンガンダム」より
  2. ^ a b c d e f g SDガンダム アニメーションメモリアルブックより
  3. ^ ダルタニアン岡崎が語るSDガンダムフォースキャラクター裏解説 キャプテンガンダム
  4. ^ 38話のリリジマーナ・ミヤ・ド・ラクロアの回想より
  5. ^ 公式イラストや外伝作品では原型と同じ大鎌状の形をしている
  6. ^ 52話より
  7. ^ 漫画版では「爆心天驚剣(ばくしんてんきょうけん)」と呼称されている
  8. ^ 9話では「ヒートホーク」と呼称
  9. ^ a b ガンダム画報2より

関連項目[編集]