SANABAGUN.
| SANABAGUN. | |
|---|---|
| 出身地 |
 日本、東京都 |
| ジャンル | ヒップホップ、ジャズ、ファンク、ソウル、パンク[1][2] |
| 活動期間 | 2013年 - 現在 |
| レーベル |
P-VINE RECORDS （2014年） CONNECTONE （2015年 - 現在） |
| 共同作業者 | THE THROTTLE、Suchmos[3] |
| 公式サイト |
sanabagun |
| メンバー |
高岩遼（ボーカル） 岩間俊樹（MC） 大林亮三（ベース） 隅垣元佐（ギター） 澤村一平（ドラム） 谷本大河（サックス） 髙橋紘一（トランペット） 大樋祐大（キーボード） |
| 旧メンバー |
小杉隼太（ベース、2013年 - 2017年） 櫻打泰平（キーボード。2013年 - 2018年） |
SANABAGUN.（サナバガン）は、日本の8人組ジャズ／ヒップホップグループ[2][4]。グループ名は「ならず者」を意味する英語のスラング「Son of a gun」から[5]。
概要
管楽器2名を含む6人の楽器隊とボーカル、MCから構成される8人組[1][6][7]。メンバーは全員平成生まれで[注 1]、「レペゼンゆとり教育、平成生まれのHIPHOPチーム」を掲げて活動する[8]。音大出身のメンバーを多く擁し、確かなスキルと知識に裏打ちされた生演奏によるジャズやヒップホップをベースとしたクロスオーバーな音楽性を特徴とする[6][7][9][10]。
母体結成は2012年11月。ソウル歌手・椎名純平のオープニングアクトを務めることになった高岩が、普通にジャズのスタンダードを歌っても面白くないと思ってソロ名義の「高岩遼ヒップホップサイド」でヒップホップを生音でジャズっぽく演奏したのが始まり。そこに現在のドラムとトランペットとサックスが参加。その後、メンバーの入れ替えとベース、ギター、ラッパー（MC）の加入を経て、2013年3月に正式にSANABAGUN.としてスタート。同時期に渋谷での路上ライブを開始し、2013年夏に現在のメンバー構成となった[9][5]。
2017、2018年にはライブアクト（客演）としてニューハーフモデル、タレントのエミリーチャン(すみたえみり)を起用するなどし多数のLGBTからも支持を集めた。
メンバー
結成当初は全員ステージネームを用いていたが、2015年1月1日から本名で活動している[2][11]。
- ボーカル。
- 尚美学園大学ジャズ&ポップスコース卒。在学中から都内を中心にジャズボーカリストとして活動[8]。
- 影響を受けたミュージシャンはスティーヴィー・ワンダー、レイ・チャールズ、フランク・シナトラ[12]。
- THE THROTTLE、SWINGERZのメンバーやソロとしても活動[13][14]。
- MC。
- 航海士、機関士という職歴を持つ[15]。
- J-HIP HOPばかり聴いていた[5]。
- 2009年から都内で「リベラル」名義でラッパーとして活動。2016年12月2日、初のソロアルバム「I.MY.ME」を発表[16]
- 隅垣 元佐（すみがき つかさ[17]、）
- ギター。
- 澤村 一平（さわむら いっぺい、）
- ドラマー兼バンド・マスター[18]。
- サックス兼フルート。
- ジャズやフュージョンなどを聴いていた[5]。
- 旧橋壮（ふるはしつよし、サックス、フルート奏者）に師事。SWINGERZ、岩間俊樹ソロや橋詰大智jazzプロジェクトに参加[15]。
- 髙橋 紘一（たかはし ひろかず、）
- ベース。2017年9月25日加入。SOUL,FUNK,JAZZ FUNK,HIPHOPなどのブラックミュージックに影響を受けたベースプレイ。
- 自身がリーダーを務めるRYOZO BANDでは2枚の7inchシングルレコードをリリースしており、2015年の1stシングルではDJ MUROがプロデューサーを務めている。
- 大樋 祐大（おおひ ゆうだい）
- キーボード。SANABAGUN.最年少
過去のメンバー
- キーボード。ロックバンドSuchmosのメンバーとしても活動[13]。2018年9月1、2日に福岡・芥屋海水浴場で開催されるフェス「Sunset Live 2018」への出演をもってバンドを脱退[22]。
来歴
2013年に結成。渋谷のストリートを中心としたライヴで話題を集める[2]。2014年8月、インディーズで1stアルバム「Son of a Gun」を発表、タワーレコードのバイヤーが選ぶタワレコメンに選出された。
2015年、ビクターエンタテインメント内のレーベルCONNECTONEとメジャー契約を締結[23]。同年10月21日、メジャー・デビュー・アルバム「メジャー」を発表。これに伴い、バンド名を広げる目的で毎週東京都・渋谷駅周辺で行ってきた路上ライブ活動を終了した[24]。
2016年7月、2ndアルバム『デンジャー』をリリース[1]。
作品
スタジオ・アルバム
| # | 発売日 | 作品名 | 最高順位 | 認定 | |
|---|---|---|---|---|---|
| オリコン[25] | Billboard JAPAN Top Albums Sales | ||||
| # | 2014年8月20日 | Son of a Gun | － | － | |
| 1st | 2015年10月21日 | メジャー | 98 | 89[26] | |
| 2nd | 2016年7月8日 | デンジャー | 74 | － | |
| 3rd | 2018年4月25日 | OCTAVE | |||
| 4th | 2019年10月23日 | BALLADS | 84 | － | |
| "—"はチャート圏外、チャート対象外のいずれかを意味する。 | |||||
ミュージック・ビデオ
| 年 | 作品 | 監督 | 出典 |
| 2014年 | M・S | ||
| 2015年 | もう実家帰りなよ | 大原魁生 | [27] |
| 人間 | 勝見拓矢 | [28] | |
| 居酒屋JAZZ | BUDDHA108 | [29] | |
| 2016年 | Mammy Mammy | tatsuaki | [30] |
| 2017年 | We in the street | [31] | |
| 2018年 | FLASH | スタジオ石 | [32] |
| シャタファカみなさん | [33] |
脚注
注釈
出典
- ^ a b c “プレスリリース トライバルメディアハウス、サマーソニックの「オーディオテクニカ」ブースにて 360°全方位をアーティストに囲まれるVRライブをプロデュース”. トライバルメディアハウス. (2016年8月17日) 2017年6月23日閲覧。
- ^ a b c d “【SANABAGUNのSANABA談】Vol.1 小杉隼太（ベース）が選ぶSANABA盤3枚!”. MiKiKi. (2015年1月13日)
- ^ “The Throttle、Suchmos、SANABAGUN.“兄弟”たちが「革命」起こした一夜”. 音楽ナタリー. (2015年10月27日) 2017年6月24日閲覧。
- ^ “SANABAGUN、ビクター新レーベルと契約しメジャー進出! 調印式ドキュメンタリー&当日夜の路上ライヴの映像公開”. MiKiKi. (2015年8月13日) 2017年6月24日閲覧。
- ^ a b c d 猪又孝のvoice and beats (4 November 2015). "SANABAGUN. Special Interview＆Playlist（ページ：1/6）" (Interview). Interviewed by 猪又孝（DO THE MONKEY）. 2017年6月24日閲覧。
{{cite interview}}: 不明な引数|program=は無視されます。 (説明) - ^ a b SANABAGUN. (20 October 2015). "日本の音楽に中指立てて成り上がる SANABAGUN.インタビュー" (Interview). Interviewed by 金子厚武. 2017年6月24日閲覧。
{{cite interview}}: 不明な引数|program=が空白で指定されています。 (説明) - ^ a b SANABAGUN.『デンジャー』 (5 July 2016). "メジャーは危ない？ 意気揚々とデビューしたSANABAGUN.の葛藤" (Interview). Interviewed by 金子厚武. 2017年6月24日閲覧。
{{cite interview}}: 不明な引数|program=が空白で指定されています。 (説明) - ^ a b c 高岩遼、澤村一平. "レペゼンゆとり教育「SANABAGUN.」にインタビュー！「大衆的な存在になりたいし金持ちになりたい」" (Interview). Interviewed by 石井リナ. 2015年12月28日閲覧。
{{cite interview}}: 不明な引数|program=は無視されます。 (説明) - ^ a b SANABAGUN.「メジャー」特集 (21 October 2015). "高岩遼×尾崎世界観（クリープハイプ）×社長（SOIL & "PIMP" SESSIONS）鼎談" (Interview). Interviewed by 鳴田麻未. 2017年6月24日閲覧。
{{cite interview}}: 不明な引数|program=が空白で指定されています。 (説明) - ^ “ペトロールズやSANABAGUN、平戸祐介ら、ジャズにも軸足を置きながらカテゴリを越境する都市音楽鳴らすアクトたち”. MiKiKi. (2015年6月8日) 2017年6月24日閲覧。
- ^ 改名宣言 - YouTube
- ^ a b 高岩遼 (18 January 2017). "【連載：平成生まれの音と服】サナバガン高岩遼と原宿「ドゥービーズ」" (Interview). 2017年6月24日閲覧。
{{cite interview}}: 不明な引数|program=は無視されます。 (説明) - ^ a b SANABAGUN.『デンジャー』 (5 July 2016). "メジャーは危ない？ 意気揚々とデビューしたSANABAGUN.の葛藤" (Interview). Interviewed by 金子厚武. 2017年6月24日閲覧。
{{cite interview}}: 不明な引数|program=が空白で指定されています。 (説明) - ^ SANABAGUN. (20 October 2015). "日本の音楽に中指立てて成り上がる SANABAGUN.インタビュー" (Interview). Interviewed by 金子厚武. 2017年6月24日閲覧。
{{cite interview}}: 不明な引数|program=が空白で指定されています。 (説明) - ^ a b c d e “大河とリベラルの酔いどレディオ”. WFPR. (2016年12月9日)
- ^ “SANABAGUN.岩間俊樹の別名義・リベラル、私小説的1stアルバムよりリード曲「夢の最中」MV公開”. MUSIC-MAN.NET. (2015年11月29日)
- ^ “【SANABAGUNのSANABA談】Vol.3 隅垣元佐（ギター）が選ぶSANABA盤!―ジャズ・ギタリストの井上銘、メロウ・レゲエの詩人・ミシカ”. MiKiKi. (2015年4月22日)
- ^ “【SANABAGUNのSANABA談】Vol.2 澤村一平（ドラムス）が選ぶSANABA盤!―ブライアン・ブレイド、ウォルター・スミス3世”. MiKiKi. (2015年3月5日) 2017年6月24日閲覧。
- ^ a b 三宅玲子「表紙の人」『AERA』第30巻第30号、朝日新聞出版、2017年7月3日、9頁。
- ^ “SANABAGUN.のベーシスト小杉隼太が脱退、新メンバーは大林亮三”. 音楽ナタリー. (2017年9月1日)
- ^ “TAIHEI（氷見出身・キーボード）が所属 バンド「Suchmos」人気上昇中”. 北日本新聞. (2016年2月20日)
- ^ “SANABAGUN.キーボード櫻打泰平が9月に脱退”. 音楽ナタリー. (2018年6月12日)
- ^ “平成生まれのヒップホップグループ・SANABAGUNがビクターとメジャー契約”. 音楽ナタリー. (2015年8月13日)
- ^ “SANABAGUN.ラスト路上ライブ、総勢500人以上の喝采浴びる”. 音楽ナタリー. (2015年10月21日)
- ^ “SANABAGUN.のアルバム売上ランキング”. オリコン芸能人事典. オリコン. 2017年3月27日閲覧。
- ^ “Top Album sales”. Billboard Japan (2015年11月2日). 2017年3月28日閲覧。
- ^ 【MV】もう実家帰りなよ - SANABAGUN - YouTube
- ^ “人間”. スペースシャワーTV. (2015年10月21日)
- ^ “今晩地上波初登場のSANABAGUN.、新MVはゴールデン街で撮影”. 音楽ナタリー. (2015年11月7日)
- ^ “Mammy Mammy”. スペースシャワーTV. (2016年7月6日)
- ^ “SANABAGUN.ハーレーダビッドソンとのコラボ楽曲“We in the street”MV公開”. EYESCREAM (2017年10月10日). 2020年6月20日閲覧。
- ^ “SANABAGUN.、新作よりリード曲「FLASH」のMVが公開 全国ツアー前に公開リハーサルの開催も | Spincoaster (スピンコースター)”. Spincoaster (2018年5月25日). 2020年6月20日閲覧。
- ^ “SANABAGUN. / シャタファカみなさん”. Spincoaster (2018年3月19日). 2020年6月20日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- SANABAGUN. (@sanabagun) - X（旧Twitter）
| 代表取締役 | |||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| グループ会社 |
| ||||||||||||||||
| 在籍アーティスト |
| ||||||||||||||||
| 過去のレーベル |
| ||||||||||||||||
| 関連項目 | |||||||||||||||||
| 関連カテゴリ | |||||||||||||||||
 Category:ビクターエンタテインメント | |||||||||||||||||