S式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

S式(エスしき、: S-expression)とは、LISPで導入され、主にLISPで用いられる論理記述方式。「S」は「Symbol」のイニシャルである。

形式的にS式は次のように定義される。

  1. シンボルはS式である
  2. S式同士のペアはS式である

ペアとは、シンボルまたは他のペアを2つ組み合わせた構造のことで、通常はドット対(A . B)として表記される。これに加えて、便宜上(A . (B . (C . ())))のような連結リスト型のペアを(A B C)と略記する。

S式は、LISPにおけるリスト構造の表現としてジョン・マッカーシー(John McCarthy)によって考案された。S式は表記に大量の括弧を使用するため、非常に好き嫌いが分かれる[要出典]が、コードとデータを均質に記述でき、また構造の解析が容易でマクロが書きやすいことなどから、高い記述力を誇る。LISPとS式は密接に結びついており、両者を分離しようとする試みもいくつかあったが、いずれも成功していない。

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語