Run support

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Run support (Run Support per Nine Innings)は、野球において投手がどれだけ打線の援護に恵まれていないのかを示す指標(非公式記録)である。得点援護率(とくてんえんごりつ)とも言う。

目次

概要 [編集]

ある投手の登板中に味方打線が挙げた得点を、1試合相当(9イニング当たり)で表したもの。RSとも略される。

備考 [編集]

防御率自責点をイニング数で割るのに対し、援護率は得点をそのままイニング数で割るため、全体的には援護率の方が大きくなる。

好投してもなかなか勝てない投手や、逆に味方の大量援護のお蔭で勝ち星に恵まれる投手がいる。前者の場合は他球団のエース級投手と投げ合う機会が多い投手などが該当するが、それだけでは説明できない部分が大きいのが実情である。

援護率は、投手の直接的な実力とは関係ないため年によって大きく変動したりするが、毎年援護率がとても少ない投手も目立つ。打撃好調なチームでもシーズン通して援護に恵まれる投手がいる一方、援護率に苦しむ投手がみられる。

なお、援護率はあくまで平均値であるため、普段は援護に恵まれていないのに、数試合において二桁得点をもらうことにより、結果援護率が平均値かそれ以上の値になることがある。

米国ではセイバーメトリクスが普及しているため、勝利数が少ない投手でも評価されている。しかし、日本では先発投手に対する評価は投球内容よりも勝利数で決まる部分が大きいと言われる。

日本プロ野球 [編集]

セ・リーグ最下位 [編集]

各年度規定投球回到達投手

年度 名前 所属 援護率 防御率 勝利 敗戦
2004 福原忍 阪神タイガース 3.56 3.87 10 15
2005 三浦大輔 横浜ベイスターズ 3.15 2.52 12 9
2006 黒田博樹 広島東洋カープ 2.82 1.85 13 6
2007 大竹寛 広島東洋カープ 3.32 3.77 9 10
2008 大竹寛 広島東洋カープ 3.25 3.84 9 13
2009 前田健太 広島東洋カープ 3.28 3.36 8 14
2010 加賀繁 横浜ベイスターズ 2.47 3.66 3 12
2011 高崎健太郎 横浜ベイスターズ 2.20 3.45 5 15
2012 ジェイソン・スタンリッジ 阪神タイガース 1.98 2.69 7 12

勝ち越しをしている2005年の三浦、2006年の黒田はそれぞれその年の最優秀防御率である。また2009年の前田は翌2010年に最優秀防御率など投手部門三冠を達成しているが、援護率がリーグワースト2位の3.38でありながら15勝(8敗)を記録した。

パ・リーグ最下位 [編集]

各年度規定投球回到達投手

年度 名前 所属 援護率 勝利 敗戦
2006 久保康友 千葉ロッテマリーンズ 2.80 7 13
2007 朝井秀樹 東北楽天ゴールデンイーグルス 2.60 8 8
2008 ライアン・グリン 北海道日本ハムファイターズ 2.75 7 14
2009 渡辺俊介 千葉ロッテマリーンズ 2.55 3 13
2010 岩隈久志 東北楽天ゴールデンイーグルス 3.46 10 9
2011 武田勝 北海道日本ハムファイターズ 2.43 11 12
2012 木佐貫洋 オリックス・バファローズ 2.49 5 9

セ・リーグ最上位 [編集]

各年度規定投球回到達投手

年度 名前 所属 援護率 勝利 敗戦
2007 中田賢一 中日ドラゴンズ 5.76 14 8
2008 安藤優也 阪神タイガース 5.79 13 9
2009 セス・グライシンガー 読売ジャイアンツ 5.91 13 6
2010 内海哲也 読売ジャイアンツ 5.69 11 8
2011 吉見一起 中日ドラゴンズ 4.16 18 3
2012 D.J.ホールトン 読売ジャイアンツ 4.88 12 8

パ・リーグ最上位 [編集]

各年度規定投球回到達投手

年度 名前 所属 援護率 勝利 敗戦
2007 成瀬善久 千葉ロッテマリーンズ 5.19 16 1
2008 岩隈久志 東北楽天ゴールデンイーグルス 5.66 21 4
2009 清水直行 千葉ロッテマリーンズ 5.64 6 7
2010 ビル・マーフィー 千葉ロッテマリーンズ 7.12 12 6
2011 ボビー・ケッペル 北海道日本ハムファイターズ 5.69 14 6
2012 牧田和久 埼玉西武ライオンズ 4.03 13 9