Re:
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Re:は、電子メールやネットニュースの「返信」を意味する記号。文字上の表現手段であり、読み方が定義されていないため正確な発音は存在しないが、あえて発音されるときはリーもしくはレーと発音される。マルチバイトの文字使用環境においても、必ず1バイトのいわゆる半角英字で記述される。
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[編集] 発祥
元々は、英語圏において文通の返信の表現として用いられていた[要出典]という記録が1707年のオックスフォード英語辞典[要出典]に残っているから、それよりも古い時代から用いられていたのではないかと考えられる。英語圏のビジネスレターなどでは、現在も「…について」の意味で表題に用いられることがある。
一方で、現在用いられている「Re:」はコンピュータ用語からの転用であることが多い[要出典]。1972年、アメリカのAT&Tベル研究所において電子メールの策定が行われた際に、返信時のタイトルを標準で「Re:」とするITU勧告が出された[要出典]。Request for Commentsとしては2001年4月にRFC 2822として返信のメールで元のメッセージのSubjectフィールドの内容の前に「Re: 」(コロンの後に空白が入る) と書いてもよいと定義された。RFC 2822には、ラテン語の「res」という語が語源で「…について」という意味であると記述されており、responseやreply、refer to、returnの略とはされていない。
[編集] 使用
Re:は返信を行うと、自動的に電子メールの件名の先頭に付加される。これは返信する度にひとつずつ増えていく仕組みであるが、メーラーによっては「Re>」や、返信の回数に応じて「Re9:」などと数字を付加する例も見られる。。
NetNewsでもメッセージはRFC 2822にしたがって記述されることとなっており、記事にフォローアップをするとニュースリーダーによって「Re:」を付加するものが多い。
同様の文字列はインターネット上において、電子メール以外にも電子掲示板でも使われることがある。これは電子メールの影響が強いものと見られる。
[編集] 言語固有の Re:
インターネットの電子メールにおける Re: は、すでに述べたとおり英語圏での使用が起源と考えられる。他の言語の電子メールでも、Re: と同じ用法で件名の先頭に付加するための接頭辞が見られる。
- AW:[1]
- ドイツ語。
- НА:[要出典]
- ロシア語および一部のスラブ系言語。ロシア語の前置詞 на と同形 (ラテン文字の HA ではない)。
- Re:[1]
- 英語圏をはじめとして、もっとも広く使われる。言語に関わらず、返信を表す標準的な接頭辞とされることがある(上の解説を参照)。
- Rif:[要出典]
- イタリア語。
- SV:[1]
- スウェーデン語、デンマーク語。
- VS:[1]
- フィン語。
いずれの接頭辞も、2文字目以降は大文字になることも小文字になることもある。まれに、すべての文字が小文字になることがある。ごくまれに、最後の : が省かれる。
特定の言語への対応を主眼としたメールユーザーエージェント (メールソフト) には、返信時に件名に付加する接頭辞として、Re: のかわりにこれらを実装しているものがある。国際化されたメールソフトでは、ユーザインタフェースの使用言語を切り替えることによって接頭辞を切り替えられるものもある。ただし、上記の言語に対応したメールソフトであればかならずこれらの接頭辞を実装している、というわけではない。対応している言語に関わらず Re: のみを実装するメールソフトも多い。
[編集] Re: の重複と縮約
[編集] Re:の使用傾向
日本の調査会社による、携帯電話を用いた電子メールの件名に関して行われた調査[2]では、返信時に件名を書き換えずに「Re:」のままとする電子メール利用者が多くいることが示された。この結果では、新規送信の際に件名を入力しない利用者が26.3%、返信時に件名を変更しない利用者が65.5%、受信箱に多い件名として「Re:」が55.3%に上るとされた。このことから携帯電話による電子メールの件名欄の使用傾向がうかがえる。しかしこれは日本の携帯電話事情に限定した話であり、パソコンからの電子メールが考慮されていない点において注意が必要である。なお、日本国外の携帯電話ではショートメッセージサービスしか行っていない場合が多い。ショートメールサービスは電子メールと違い件名という概念が元々存在しないため「Re:」は存在しない。
[編集] 転用
Re:は元々インターネット用語であり、電子メールという特に限られた技術において用いられてきた[要出典]。しかし電子メールが一般化すると、容易に目にすることができるRe:という文字列は、様々な意味を持ちながら転用されていった。そのひとつの例として、電子掲示板における「レス」という単語が挙げられる。これはRe:をResponse(レスポンス、英:反応の意)と捉えた利用者が、電子掲示板の記事への返信を電子メールの返信と見立てて「レスポンス」と呼ぶようになってから、次第に略されていき「レス」と呼ばれるようになった[要出典]。
また、文化作品やイベントにおいても「Re:」と先頭に付加する例も存在する。こちらは特に意味を持たない場合が多く、修飾的な存在であることが大部分である。
[編集] 脚注
- ^ a b c d メーリングリストサーバのGNU Mailmanでは、この接頭辞に対応した実装が見られる。GNU Mailman 2.1.9 の CookHeaders モジュールのコミット履歴 (2007年8月31日閲覧) による。
- ^ 株式会社アイシェア意識調査『携帯メールの受信件名「Re:」率 55.3%』2007年8月29日
[編集] 関連項目
- Fw: - 電子メールの「転送」を意味する記号。

