RTEMS
| 開発元企業 / 開発者 | OAR Corporation |
|---|---|
| OSの系統 | リアルタイムオペレーティングシステム |
| 開発状況 | 開発中 |
| ソースモデル | オープンソース |
| 最新安定版リリース | 4.9.1 / 2008年12月 |
| 最新開発版リリース | CVS head |
| 対応プラットフォーム | ARM, Blackfin, ColdFire, TI C3x/C4x, H8/300, x86, 68k, MIPS, Nios II, PowerPC, SuperH, SPARC, ERC32, LEON, Mongoose-V |
| ライセンス | 修正GPL |
| ウェブサイト | www.rtems.com |
RTEMS (Real-Time Executive for Multiprocessor Systems) はフリーでオープンソースのリアルタイムオペレーティングシステム (RTOS) であり、組み込みシステム向けの設計となっている。
元々は Real-Time Executive for Missile Systems の略とされていたが、後に Real-Time Executive for Military Systems の略とされ、さらに現在の頭字語となった。RTEMSの開発は1980年代末ごろに始まり、1993年ごろにはFTPでダウンロード可能になっていた。OAR Corporationはユーザーの代表者などを含む運営委員会と協力してRTEMSプロジェクトを運営している。
RTEMSはリアルタイムの組み込みシステム向けに設計されており、以下のような各種プロセッサアーキテクチャに移植されている。
- ARM
- Atmel AVR
- Blackfin
- Freescale ColdFire
- TI C3x/C4x DSPs
- H8/300
- Intel 80386、Pentium、およびそれ以降のx86アーキテクチャ
- Lattice Mico32
- 68k
- ルネサス エレクトロニクス M32C
- ルネサス エレクトロニクス M32R
- MIPS
- Nios II
- PowerPC
- ルネサス エレクトロニクス SuperH
- SPARC
RTEMS はPOSIXやμITRONといった各種オープンAPI標準をサポートするよう設計されている。もともとのAPIは Classic RTEMS API と呼ばれており、Real-Time Executive Interface Definition (RTEID) 仕様に基づいている。またFreeBSDのTCP/IPスタックや、NFSやFATといった各種ファイルシステムをサポートしている。
RTEMSではメモリ管理やプロセス管理を行わない。POSIXの用語で言えば、シングルプロセス・マルチスレッド環境を実装している。そのため、POSIXサービスのうち、メモリマッピング、プロセス生成、共有メモリといった関連の部分は提供していない。RTEMS は POSIX Profile 52 すなわち "single process, threads, filesystem" にほぼ相当する[1]。
RTEMSは様々な分野で利用されている。EPICSコミュニティでもRTEMSサブミッタとして活動している人が複数存在する。宇宙開発においても、SPARC、ERC32、LEON、MIPS Mongoose-V、Coldfire、PowerPCといったマイクロプロセッサが使われているため、RTEMSが活躍している。マーズ・リコネッサンス・オービターでは Electra ソフトウェアラジオにRTEMSが使われている[2]。
RTEMSは修正版GPLライセンスで配布されており、RTEMSオブジェクトと他のファイルをリンクしたとき、実行ファイル全体をGPLとすることを要求しない。これは GNAT Modified General Public License に準じているがAda言語に限定されない。
脚注 [編集]
- ^ Open Group pilots embedded real-time POSIX conformance testing LinuxDevices.com、2005年9月7日
- ^ “Real Time Mars Approach Navigation aided by the Mars Network (PDF)”. NASA. 2008年1月25日閲覧。
外部リンク [編集]
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