REXX
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REXX、Rexx (レックス) はIBM社が開発した汎用プログラミング言語である。Restructured Extended Executor Languageの略。"Programming Language - REXX"(プログラミング言語 - REXX)の名でANSI Standardもある(X3.274-1996)。
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[編集] 概要
バッチ言語やマクロ言語と汎用のプログラミング言語とを巧妙に結合させた言語で、IBMの各種OS上で広く用いられている。REXXはメインフレームのVM(CMS)で生まれたが、IBM SAAで標準のプロシージャ言語として採用され、MVSやミッドレンジのAS/400だけでなく、OS/2やPC DOS 7にも搭載され、家庭用/個人用としてもユーザの間で愛用された。MS-DOSやAmigaでも用いられた。マッキントッシュ用の処理系もあった。後にオブジェクト指向を取り入れたObject REXXが開発され、今はオープンソースとなっている。あまり知られていないがRexx/gciを使用することにより各種APIを制御することも可能である。現在ではUNIX/Linux用の処理系もある。代表的な処理系としてはReginaやOpen Object REXXなどがある。 なお、REXはラテン語で王という意味がある。
[編集] 特徴
Classic REXXの特徴を幾つか挙げてみる。
- 習得が容易である。初心者でも、おおよそ3日~1週間程度あれば簡単なテキストフィルタを組めるようになる。
- 構造化された制御文(DOループ、サブルーチンのCALL、IF文、SELECT文(多重分岐))と変数のスコープ。
- 名前を宣言無しに用いると、大文字化された名前の変数として扱われる。
- 数値型と文字列型は自動変換される。
- 変数は動的に生成/消滅される。
- 文字列型を添字とした配列(ステム変数)が可能。
- テンプレートマッチングによるパージングを標準でサポート。
- シェルコマンドをシームレスに実行することができる。
- 用意されているデータ構造はスタックとキューのみ。リスト構造のサポートはない。
[編集] 主な解説書
現在、REXX関連書籍の和書は4冊程度しかなくすべて絶版であり2000年以降新刊がない。 また、1990年代に刊行されたものは入手性の問題から主にIBMのサイトから入手できる資料(製本版は現在でもInfoCreateから購入可能)を用いるか洋書を取り寄せるのが適切である。なお、以下は過去に刊行された書籍のリストの一部である。
- REXXによるOS/2入門 山下 直彦・CQ出版
- やさしいRexx入門 山田文人・ダイワアート
また、IBMから入手可能な和訳資料の一例は下記のとおりである。
- Japanese:Object REXX(Win) リファレンス V.2.1(SH88-5503-00)
- Japanese:Object REXX(Win) プログラミング・ガイド バージョン2.1(SH88-5504-00)
[編集] 誕生日
REXXの誕生日は1979年3月20日である(英国IBMに所属する開発者のMichael Cowlishawが言語の根幹部分を思い付き、初期のスペックを固めようとコメントを求め始めた日)。
[編集] 外部リンク
- LinuxにRexxが必要な理由 Howard-Fosdick氏によるREXXの簡単な解説
- IBM Research | Mike Cowlishaw 原作者プロフィール
- IBM REXX Family
- The REXX Language Association
- Regina - Cross-platform Rexx Interpreter Regina メインサイト

